アカウントなし、ログインしてなくても閲覧可! 検索にもヒットする「mixiページ」の活用で情報発信

従来のmixi(ミクシィ)は招待制を採用し、利用・閲覧には友人・知人のつながりを重視することで、発信する情報の範囲を制限できるのが特徴。同時に、アカウントがない、ログインしていないユーザーは閲覧できず、閉鎖的という見方もある。しかし、こういったユーザーも閲覧することができる「mixiページ」というサービスがスタートした。これを活用しない手はない。

まず、mixi(ミクシィ)とは?

すでに多くの方がご存知だとは思うが、mixi(ミクシィ)の概要を簡単に説明する。日本国内最大規模のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるミクシィは、当初、友人・知人からメールで招待状を受け取らなければ登録・利用ができないというシステムとなっており、ここに現実の友人・知人関係をネット内の「つながり」とした安心感があったことが最大の特徴とも言える。ショップのユーザーから招待されたり、逆にユーザーを招待し、ミクシィ内でコミュニケーションを図ったり、販促に活用しているショップもあるだろう。ただ、この「招待制」ゆえに、ミクシィを使いたくても使えないネットユーザーがいたのも事実で、昨年には招待されなくても利用できる「登録制」を導入(利用制限あり)。さらに、今年8月にはオープン化された「mixiページ」が登場。閉鎖された空間だったmixiが「開かれた」サービスを始めたのだ。

検索にもヒットするmixiページ

 前段で「閉鎖された」とマイナスイメージの表現をしたのは、ログインしないとミクシィ内を閲覧できない点や、ログインするには招待を受けないといけない点、さらに、検索にヒットしない点など、普通のウェブサービスとは少々異なるからで、裏を返せば、限られた友人・知人にのみ日記を公開できる点などは、コミュニケーションの手段としてはメリットにもある。対して、掲示板やブログ、ツイッターは不特定多数の誰でも閲覧でき、もちろん検索にもヒットし、ミクシィとはある意味対極にある。こういった要素も盛り込んだオープンなSNSが「フェイスブック」であり、また、8月末からスタートした「mixiページ」もオープンになったところが見逃せない。ショップのホームページと併用してミクシィを活用してきた方はもちろん、まだ、ミクシィを使ったことがないという方も、mixiページからスタートし、ショップのPRツールとして活用していけば良いだろう。

mixiページはブログ感覚で作成可能

 では、実際にmixiページを使ってみよう。既にミクシィを利用している方は不要だが、まず、ミクシィの登録を済ませておこう。メールアドレスはPC用と携帯アドレスの両方必要だ。「mixiページnavi(http://page.mixi.co.jp/)」の「ページ作成へ」をクリックすると、ページ名の入力とカテゴリの選択を要求される。ショップ用を作成すると仮定し、ショップ名を入力し、「サービス・地域店舗・スポット」と「自動車・バイク」を選択したら、「同意の上、ページを作成する」をクリック。これで初期の登録は終了となる。あとは、基本情報、デザイン設定、公開設定などのシンプルな項目で構成されているのでページ作成に迷うことはない。ミクシィにログインしていないユーザーも閲覧できるのは基本情報とmixiページでの「つぶやき」で、この2つを充実させていくことが同時に検索エンジンへのヒットへもつながっていくことになる。

mixiページとフェイスブックの併用

以前ここで紹介したフェイスブックも同様のサービスになるが、これら2大SNSを併用することで、自店ホームページやブログへの誘導も効果的に狙えるし、スマートフォンや携帯用の情報発信はmixiページやフェイスブックに振り分け、HPやブログと分離してしまうという使い方もできる。また、両者ともにツイッターとの連携が可能になっているので、ツイッターでの「つぶやき」をmixiページとフェイスブックに表示、つぶやく内容はメインとなるHPやブログへのアクセスを促すものとしておけば、イベントの告知なども容易に行えるはずだ。主軸はHP・ブログ、それを補佐するmixiページ・フェイスブック・ツイッターといったイメージだ。主軸のHP・ブログがなくても、補佐役の3サービスだけでもネット上の販促活動はできるし、すべてがモバイルにも対応しているため取りこぼしも少ないはず。ただ「HPあります」だけではアクセスは望めない。話題のネットサービスを積極的に取り込んでいこう。

mixiページ
mixiページ

mixiページのスタート地点である「mixiページnavi」(http://page.mixi.co.jp/)。分かりやすい説明もあるので、一読してから始めるといいだろう。

ホンダのmixiページ
ホンダのmixiページ

一例としてホンダの公式mixiページ。新着の投稿一覧と基本情報はアカウントなし、ログインなしでも閲覧できる。

mixiページとツイッターの連携
mixiページとツイッターの連携

mixiページはツイッターとの連携が可能。mixiページからツイッターへ、逆に、ツイッターからmixiページへとそれぞれの投稿を相互に表示することも可能だ。

ツイッター
ツイッター

mixiページとフェイスブックを併用し、かつ、ツイッターも連携させれば多方向から情報発信が可能となる。ツイッターとフェイスブックの接続は、ツイッター側のプロフィール設定画面で可能だ。

「アカウントなし、ログインしてなくても閲覧可! 検索にもヒットする「mixiページ」の活用で情報発信」への1件のフィードバック

  1. mixiでアダルトmixiさがしたい直接メール下さい

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