スパイウェア対策

パソコンの動きが悪くなる原因は様々で、例えば、周辺機器の変更を重ねて古いドライバが残っている、常駐ソフトが増えてメモリの容量に余裕がない、大量のデータが保存されてハードディスクの空き容量が少ないなどなど、この他にも考えられる要因はたくさんある。ウイルスなどの悪意のあるプログラムがいたずらして不調になっていることも考えられ、この場合、最悪のケースではパソコンが使用不可能に陥ることもある。今回は、そういったプログラムの一種「スパイウェア」を見てみる。

スパイウェアには2種類の性質のものがある

スパイウェアとは、インストールされていることや動作していることに気付かない状態で、自動的にパソコンの中から情報を送信するプログラムのことを言う。スパイウェアのすべてが悪質なものというわけではなく、明らかに情報を盗み取ることを目的として、ユーザー名やパスワード、メールアドレスといった個人情報を送信する機能を持つものもあり、インターネットに接続しているパソコンにとっては怖い存在といえる。
スパイウェアは、「インストールしたソフトウェアに組み込まれているもの」、「知らないうちに自動的にインストールされてしまうもの」の2種類に分類できる。このうち、インストールするソフトウェアに組み込まれている場合には、そのソフトウェア会社に利用状況や障害情報などを送信することを目的としていることが多く、個人情報を収集することが目的ではない。この場合のほとんどは、インストール時の使用許諾に情報を送信する機能を組み込む説明が記載されている。
しかし、インターネットで公開されているものをダウンロードした際に、知らないうちにインストールされてしまうタイプや、ホームページを閲覧しただけでダウンロードされてしまうタイプ(アクティブXなど)のスパイウェアについては、自分のパソコン内のどんな情報が誰に対して送信されているかということさえ分からない。ブラウザの履歴を追跡して個人情報を勝手に収集したり、ポップアップ広告を表示する、クレジットカード番号を盗み出すなど、被害の軽いものから深刻なものまで様々な種類があり、大量のスパイウェアに侵入されることで、パソコンが不調になる可能性がある。
このようなスパイウェアから防御するために、スパイウェアを除去するためのソフトウェアが登場している。一般的な総合セキュリティソフトでは、ウイルス対策機能、パーソナルファイアウォールに加えて、スパイウェアの除去機能を搭載したものもあるため、これらのソフトウェアを導入するのは必須。加えて、スパイウェア専用の対策ソフトを導入すると、より効果的だ。

セキュリティソフトを最新版にすることが必須

最新のセキュリティソフト、例えば「ノートン インターネットセキュリティ」や「ウイルスバスター」にはスパイウェア対策機能が搭載されている。もし、今使用しているセキュリティソフト古いものなら、まずは最新のものにバージョンアップすることをおすすめする。ただし、これだけでスパイウェア対策が「100%大丈夫」とは言い切れない。そこで、スパイウェアに特化したソフトを併用すると、より効果が高まる。ここでは、悪質なプログラムが侵入するのを予防するフリーソフト「スパイウェアブラスター」を見てみる。
前述のセキュリティソフトの「リアルタイム監視」に似ていて、このソフトは感染したスパイウェアを除去するのではなく、悪質なホームページからのアクティブXの侵入を防ぎ、クッキー(Cookie)の追跡によるパスワードの漏えいを遮断する効果がある。定義ファイルを更新する以外にはソフトを起動する必要がなく、パソコンの動作速度が低下しないというメリットがある。ただ、英語表記なので、苦手な方には少々抵抗があるかもしれない。

スパイウェアを駆除するソフトを併用し効果的に対策

上記の対策をとったにもかかわらず、スパイウェアに侵入されると、パソコンの動作が遅くなるなど、何らかの不調が引き起こされる可能性がある。もし、気になる症状がある場合には、原因となっているプログラムを駆除するしかない。前述の通り、最新のセキュリティフトの中には、スパイウェア予防・駆除の機能が含まれているものもあるが、1本のソフトですべてのスパイウェアを駆除できるとは限らない。
そこで、日々増え続ける新種のスパイウェアに対抗するには、スパイウェア駆除ソフトを併用するとよい。前述の「スパイウェアブラスター」はパソコンの動作をリアルタイムで監視し、スパイウェアの侵入を防ぐ「常駐型」。既にハードディスクに潜んでいるスパイウェアをスキャン(検知)して駆除する「非常駐型」として「スパイボット サーチ&デストロイ(pybot Search & Destroy)がある。
この「スパイボット サーチ&デストロイ」は非常駐型のソフトでは、フリーソフトながら高い駆除率を誇る。日本語表示に対応しているので操作しやすく、総合セキュリティソフトのリアルタイム監視機能とも併用できるのでオススメだ。この他にも様々なスパイウェア対策ソフトが存在するので、好みのものを見つけてみるといいだろう。

メールの基本7つのポイント

パソコンや携帯電話でメールを送受信するのが当たり前の時代。ほとんどの方がコミュニケーションツールや連絡手段のひとつとして使用していることだろう。手紙と同じでメールにも守っておきたい基本事項があり、それができていないために、知らないうちにメールの受信者に不快感を与えている場合がある。今回は、最低限おさえておきたいポイントをまとめてみたので、すぐにでも実践してみよう!

みなさんは1日にどれくらいメールのやりとりをするだろうか? 何百通ものメールに目を通す人、せいぜい1通という人、または2~3日に1回しか受信をしないという人と様々だろう。その相手は仕事上の関係者、ネット通販を介したユーザー、すでによく顔を知った常連客など、こちらもまた様々。
「メール」と一言で言っても、パソコンと携帯ではやり方が少々違うし、やりとりする相手が取引先、ユーザー、友人によって書く内容も変わってくるが、最低限おさえておきたいポイントはどのパターンでも共通している。
その幾つかあるポイントの中から、是非とも実践していただきたい内容を7つに絞ってみた。気をつければできること、簡単な操作でできることばかりなので、今日からでも試してみてはいかがだろうか。ちょっとした工夫で気持ちの良いメールの送受信ができるようになるぞ。操作方法等の説明は、一般的に多く使用されているメールソフト「Outlook Express6(アウトルックエクスプレス)」をもとにしている。

ポイント1
相手の名前と自分の名前は必ず
まず、メールの一行目には「●●様」と相手の名前を書こう。メールは複数の人に送信する場合もあるし、受信した相手が複数の人とパソコンを共有している場合もある。誰宛に送信したのか分かるように、相手の名前を記す必要があるというわけだ。また、「送信者」欄だけでは送り手が誰なのか分かりにくい場合がある。そこで文頭に「お世話になっております。サテラビューの■■です。」というように、自分の名前を明記することも大切。

ポイント2
件名は具体的に
よく見受けられるのが「画像です」といったシンプルな件名。これでは何の画像のメールだかわからない。そこで、ちょっと具体的にすることで、一覧表示されている状態でも、メールの内容がわかるようにしたい。例えば、「アッパーカウルの割れの状態を撮った画像です」とか「ツーリングは7時にPA集合になりました」といった感じ。はじめに本文を書き、その中からキーワードとなる言葉を見つければ、件名がつけやすいだろう。

ポイント3
著名も忘れずに
署名は基本的につけること。その場合、仕事用、プライベート用と何種類か用意して、使い分けると良いだろう。設定の方法は、「ツール」→「オプション」→「著名」で「作成」をクリック。「署名の編集」欄に名前、住所、電話番号などを入力し、「すべての送信メッセージに著名を追加する」をチェックし「OK」をクリックすれば準備完了。「メールの作成」で著名がきちんと表示されていることを確認しよう。

ポイント4
CCとBCCをうまく使う
通常は「宛先」欄にアドレスを入れるが、他にもCC(カーボンコピー)、BCC(ブラインドカーボンコピー)という欄がある。どちらも「あなた宛ではないが、コピーを送ります」というときに使う。特に、BCCに入れたアドレスは他の受信者に表示されないので、例えば、顧客全員に「ツーリングのお知らせ」を送りたい場合、「宛先」に自分のアドレス、BCCに全員のアドレスを入れれば、相手にアドレスを知られずに済む。

ポイント5
添付ファイルは容量に注意
問い合わせに対し、画像を送って返答することもしばしばあるだろう。添付ファイルは圧縮してサイズを小さくして送るのが一般的だったが、ブロードバンドが普及した今は、ほとんどそのまま送ってもOK。圧縮・解凍の手間や、データが壊れる可能性も回避できる。しかし、ダイヤルアップ

最近パソコンの動きが悪いなと感じたら

不要なごみファイルをきれいにしよう

パソコンには挙げればきりがないほど、あらゆるゴミがたまる。アプリケーションが一時的に利用する一時ファイル、ウェブ表示の高速化に使われるインターネット一時ファイル、サイトの訪問日時や回数などが保存されているクッキー、リンク切れのショートカット、ごみ箱の中に入ったままのファイルなどなど。これらを放置しておくと、パソコンの動作が鈍くなるのはもちろん、不安定になったり、ファイルの断片化を招く。

これを避けるためには、まめに不要ファイルを削除するしかない。ウインドウズには、不要ファイルを削除するツールとして「ディスククリーンナップ」がある。不要な項目にチェックを入れ、「OK」をクリックするだけなので簡単だが、削除したいファイルと、削除する際に注意が必要なものがあるので、別枠を参考にしていただきたい。また、ウインドウズ関連ファイルしか処理の対象にならないので、他メーカーの各種ソフトから出たゴミファイルまでまとめてキレイにしてくれるフリーソフト「CCleaner」などを使うと、より強力にクリーンアップしてくれる。

断片化したファイルを整理しよう

ファイルの作成や削除を繰り返すと、1つのファイルが分割されてハードディスクの複数の場所に保存される。これを断片化と言うが、断片化が進むと、ファイルへのアクセス速度が大幅に低下する。これを整理し、連続した領域に保存することを最適化という。前述のクリーンアップで「ゴミ」をすっきりさせたら、次は「デフラグ」で断片化したファイルを最適化しよう。

デフラグを実行することで、ハードディスクに保存されたデータが整理されるわけだが、ウインドウズ標準のデフラグでは、途中でスクリーンセーバーなどが働くと、処理が中断されてしまう。

また、デフラグは、ハードディスクの容量と保存されたデータの量、断片化の状況によって完了するまでの時間が変わり、場合によっては数時間かかることもある。他の作業が一切できなくなってしまうため、時間に余裕があるときに実行するか、後の述べるフリーソフト「すっきり!!デフラグ」を利用するとよい。

エラーをチェックして修復しよう

ハードディスクの中にはデータが書き込まれる「プラッター」という円盤状の板があり、パソコンが起動している間、常に高速回転している。何らかの原因でプラッターに傷がつくと、データの一部が読み出せなくなったり、最悪の場合はハードディスクを認識できなくなる。

また、プラッターの表面は「セクタ」と呼ばれる小さな領域に区切られ、データはここに分割保存される。データの読み書きを繰り返していると、セクタが壊れやすくなるのだが、これはある意味仕方のないこと。しかし、予防策としてハードディスクが正常なときに「チェックディスク」を実行しておくと、エラーの検出や壊れた不良セクタを修復し、寿命を延ばすことができる。

ウインドウズ標準のチェックディスクでも問題ないが、前述のデフラグとセットで実行できる「すっきり!!デフラグ」が手軽だ。画面と対話形式で実行設定ができるので、パソコン初心者でも安心して使える。終了後に自動的に電源を切る設定もできるので、寝る前に実行という使い方ができて便利だ。

個人事業主も法人もe-TAX(イータックス)を活用しインターネットで申告・納税

とうとう今年も確定申告の時期がやってきた。自分で帳簿管理から申告手続きまでやっている方はもちろんのこと、税理士に全てを任せている方でも、個人事業主にとっては本業以外にバタバタとしてしまう季節だ。法人の方の確定申告はそれぞれの決算後となるが、源泉所得税の納付が毎月あるなど、とにかく「税」にまつわることは何かと面倒なもの。そこで今回は、少しでも申告・納税の手間を軽減できるe-TAX(イータックス)と、国税庁のホームページのコンテンツを紹介。パソコンとインターネットを利用したことがある方なら簡単に導入できるものなので、便利なものを上手く利用し、時間と手間を省いてみてはいかがだろうか。

インターネットを利用すれば、確定申告が意外に簡単にできるのはご存知だろうか? 国税に関する申告、納税などの各種手続きがオンラインできる国税電子申告・納税システム「e-TAX(イータックス)」が、2004年6月から全国で導入されたからだ。
e-TAXは、個人・法人を問わず、様々な申告・納税の手続きがネット上でできるシステム。IT化に対応した業務改革のひとつとして、全ての税務手続きを電子化しようと、政府がサービスを始めたのだ。消費税の納付や申告、源泉所得税の毎月納付、法人税の申告など利用機会の多い手続きなどは特に利便性が高く、法人を中心に少しずつ普及している。
主な手続きの流れは別表の通り。最初は事前準備の手間や、各種手数料、カードリーダーの購入費用もかかるが、毎年必ず申告するものなので、利用するメリットは大きい。税務署や金融機関に行く必要がなくなる、計算ミスなどがなくなる、ネットバンキングを活用できるなど、パソコンを使って時間を有効活用したい人にピッタリだ。
e-TAXでは、国税関係の納税・申告書の書類全てが作成できるが、申告に不慣れな人が確定申告書を作成する場合は、国税庁のサイトにある「確定申告書作成コーナー」がお手軽。ここで作成し印刷すれば、正規の申告書として通用するので、e-TAXを利用しない人でも、作成だけはここで済ませるのがベストだ。
ここで作成するメリットは、面倒な計算が不要になること。初心者でも、指示通りにチェック、データを入力していくだけで、自動的に計算され、必要な欄が埋まっていく。数字を間違えて入力しても、エラー表示によって間違いを指摘してくれるので安心だ。
また、トップ画面では作成における基本事項が解説され、例えば入力や添付に必要なのはどの書類か、ということも調べられる。作成しながら確定申告の基礎知識も得ることができるというわけだ。
一通り入力を済ませると、最終的にPDF形式の確定申告書となり、そのまま税務署に提出できる。申告書作成の煩雑な作業が省力化されているので、一度試してみる価値は十分ある。
ここでは申告書の作成までだが、入力したデータを保存し、e-TAXソフトで送信することも可能。また、試しに作成してみて、確定申告の要領をつかんだところで、e-TAXの手続きをしてもよいだろう。
e-TAXなら、添付書類の別送を除けば、自宅やショップにいながら、全ての作業がパソコンですんでしまう。現在使用している会計ソフトがe-TAX対応なら、さらに簡単に申告、納税ができる。今年は是非とも活用してみよう。

開始届出書の提出
本人確認書類を添えて電子申告・納税等開始届出書を税務署に提出。届出書の書式は国税庁HPからプリントアウトできる。

電子証明書の取得
法人等の登記を管轄する登記所(個人の場合は市区町村)で電子証明書を取得。ICカード式の場合はカードリーダーが必要になる。

利用者識別番号等の受領
税務署から利用者識別番号、暗証番号等が記載された通知書とe-TAXソフト(CD-ROM)等が送付されてくる。

e-TAXソフトのインストール
CD-ROMをパソコンに挿入し、最初にルート(電子)証明書、その後e-TAXソフトをインストールする。

初期登録作業
利用者識別番号、暗証番号を入力して受付システムにログイン。そこで必ず暗証番号の変更手続き、電子証明書の登録などを行う。

書類データ作成
申告、納税のための書類データを作成する。確定申告だけの場合、国税庁HPの「確定申告書作成コーナー」で作成したほうが便利。

データ送信
作成データに電子著名及び電子証明書を添付し、送信すればOK。データ形式、ファイルサイズ等を表示画面で確認し、問題がなければ送信される。

受信通知・完了
送信後、受信通知が送られてくるので必ず確認。エラーが表示された場合、訂正して再送信するか、書面で提出する必要がある。

添付書類の別送
e-TAXソフトで作成できない類の書類は別途、税務署宛に送付。e-TAXソフトで添付書類送付書を作成・印刷し同封する。

e-TAXの利用可能時間
通常は9:00~21:00(月~金・祝日除く)。確定申告期の2月16日からの1ヶ月間は日曜日も対応し、9:00~23:00(月~金)、9:00~21:00(日)となる。

(写真01)
国税電子申告・納税システム(e-Tax)ホームページ
http://www.e-tax.nta.go.jp/
e-Taxに関することはこちらのホームページで確認するとよい。導入から申告・納税までの流れが詳しく紹介されている。デモ版のダウンロードもできる

(写真02)
確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h16/ta_top.htm
所得税の確定申告書、青色申告決算書・収支内訳書の作成が可能。e-Taxを導入していなくても、面倒な計算を自動で行い、帳票類を作成してくるので便利

(写真03)
確定申告書様式コーナー
http://www.nta.go.jp/category/kakutei/youshiki/01.htm
確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等、帳票類のダウンロード・印刷が可能。ただし、カラー印刷ができるプリンターが必要となるので注意

パソコンが壊れてからでは手遅れ・・・。いざと言う時のためのデータバックアップのすすめ!

かなりの猛暑だった今年の夏。暑さで参ってしまうのは人間だけでなく、パソコンも一緒。突然ダウンしたり、徐々に調子が悪くなったりと、いつ使えなくなってしまうか分からない。仕事でもプライベートでも、パソコンの利用頻度が高まれば高まるほど、壊れてしまった時のダメージは大きい。しかし、もし壊れてしまっても、重要なデータを別に保存しておけば安心! そこで今回はデータのバックアップについて触れてみよう。

ある日突然パソコンが不調になった、という経験はないだろうか? 長年使用したハードディスク(HDD)が原因だったり、ウイルスに侵されたとか、落雷にあったとか・・・。いずれにしても、本来の状態を取り戻すためには修復作業が必要になってくる。しかし、100%修復できるかというと、そうとは限らないのが悲しいところ。やれHDD交換だ、Windows(OS)の再インストールだと、今まで保存したデータが消えてしまう運命にもなりかねない。こうした最悪の場合を想定して、日頃から「バックアップ」をしておくと安心だ。

さて、バックアップとは一体何だろうか? 簡単に言えば、必要なものをコピーしておくこと。例えば、エクセルで作った顧客名簿があるとすると、これは大変「重要なもの」のはず。通常ならマイドキュメントに保存してあるだろうが、これを「別の場所」にコピーしておくというわけだ。ここで「重要なもの」というと、

  • ワードやエクセルなど自分で作成したファイル
  • デジカメで撮影した画像
  • 受信、送信したメール
  • メールアドレス
  • インターネットエクスプローラー(IE)の「お気に入り」
  • 会計ソフトや顧客管理ソフトなどの入力データ
  • ログインのIDやパスワードなどの設定情報

などなど、挙げればキリがない。パソコンでTV録画をしている方なら、その動画ファイルもバックアップの対象となるだろう。どのようにパソコンを利用しているかによって、バックアップしておくべきものは多少変わってくるので、それぞれ自分にとって何が重要なのか確認しておこう。次に、これら「重要なもの」をどのようにバックアップするか、具体的に見てみよう。

ファイルサイズの小さいもの

自分で作成したワードやエクセルのファイルなど、容量が大きくないものならフロッピーディスク(FD)でも十分可能。ただ、何枚ものFDを使うのは効率が悪いし、今時の方法とは言えない。パソコンにCD-Rドライブが装備されているなら、CD-Rにバックアップしよう。1枚当たりの容量が640MBや700MBとFD約500枚分に相当し、画像以外のファイルなら、マイドキュメントの中身が丸々収まってしまうだろう。さらに、書き込みのみのCD-Rに対し、CD-RWならFDのように書き換えが可能なので、こちらを利用すると、もっとバックアップが便利になる。ただし、これにはCD-RWに対応したドライブが必要だ。もし、手持ちのパソコンにCD-R/CD-RWドライブが装備されていない場合は、外付けタイプの購入をオススメする。

ファイルサイズの大きいもの

最近のデジカメは高画質になり、画像1枚のファイルサイズが1MBを超えるのは当たり前。そうなると、必然的に前述のCD-R/CD-RWへバックアップすることになる。もし、最新のDVD-Rドライブ搭載のパソコンを持っているなら、DVDに保存するほうがさらによい。1枚の容量が4.7GBと、何とCD6~7枚分に相当するので、数枚でHDDの中身を全てバックアップすることも可能だ。これから新たに外付けのドライブを購入するなら、このDVDとCDの両方に書き込みができるマルチタイプがベストだろう。

マイドキュメントに保存されていないもの

受信・送信したメール、メールアドレス、ブラウザのお気に入り、会計ソフトなどへの入力データなどは、それぞれ独自の場所にデータが保存されているため、マイドキュメント内には見当たらないはず。これらはソフトによって名称は様々だが、「エクスポート」(バックアップ)という機能を使って、一度マイドキュメントに保存しよう。あとは、前述の通りCD-RなどにコピーすればOK! エクスポートの方法は、例えばIEの場合、「ファイル」→「インポートおよびエクスポート」でウィザードが開始するので、それに従って進んでいけばよい。会計ソフトなども必ずバックアップ機能は装備しているので確認してみよう。

ログインのIDやパスワードなどの設定情報

インターネット上のサービスを利用する際に、必ずと言っていいほど必要なIDとパスワード。登録した際に郵送されてくるものもあれば、メールで送られてくるものもある。この場合、メール自体をバックアップしていないと、データが消えた際にID&パスワードが分からなくなってしまう。そこで、ワードやエクセルで「ID&パスワード集」を作りプリントアウト、そしてCD-Rなどにバックアップしておくと良いだろう。さらに、メールソフトの設定情報や、ホームページのアップロードに使うFTPの情報なども一緒に保存しておけば安心だ。


以上を簡単にまとめてみると、パソコンの中の重要なファイルは、外の記録媒体に保存(コピー)しておくのがバックアップなのだ。

こうしておけば、万が一のトラブルにも慌てることなく対処でき、とにかく安心。

さらに、HDDの容量が少ないパソコンを使用している場合は、バックアップしたファイルをHDDから削除してしまうことで空き領域が増え、多少パソコンの動きも快適になる。

もし、HDDの容量に不満があるなら、いっそのことHDDを増設するのも1つの手だ。

120GBの外付けタイプが1万5000円程度で購入できる。

パソコン上級者なら内蔵タイプのものを増設してもいいだろう。

作成したファイルや画像は全て増設HDDに保存すれば、ある意味バックアップの役割も果たす。

仮にパソコン側のHDDが壊れてしまっても、増設した外付けHDDがデータを守ってくれるというわけだ。

壊れたパソコンを修復した場合、または新たにパソコンを購入した場合も、この外付けHDDをコードで接続するだけというのは、とにかく手軽。

筆者は複数のHDDを接続し、それぞれを目的別に使い分けている。持ち運びも可能なので、外出先のパソコンで作業する場合もかなり便利だ。

市販のソフトを利用すれば、HDDの中身をそのまま増設したHDDにコピーすることも可能なので、個人的には一番のオススメだ。

もっと他にもバックアップの方法はあるのだが、今回はパソコン初心者の方にも手軽にできる方法を紹介した。

最後に、バックアップは定期的に実行しないと意味がなくなってしまう。

バイクと一緒で、定期的にメンテナンスするのと、壊れるまで放っておくのとでは、最悪の事態になった時の手間の掛かり方が断然変わってくる。

毎日とは言わないので、週に一度はバックアップをするように心掛けてみよう!

インターネットでショップの情報をお手軽発信。ホームページを作れなくてもBLOGでチャレンジ!

今回はBLOG(ブログ)をピックアップ。今話題となっているページの形式で、ツールによって簡単に作成できるのが魅力のひとつとなっている。それはまるでHPの掲示板や日記に書き込むような感覚だ。ソフトの使い方や、HPの仕組みが分からず作成をためらっていた方でも、BLOGなら簡単にインターネットデビューが可能。使い方次第では、ショップ情報の発信手段としても非常に有効なので、ここで基本をおさえておこう!

BLOGって何?

今、話題となっているBLOG(ブログ)とは一体何なのだろうか? 語源はWeblog(ウェブログ)の省略形で、「Web上で見つけた情報にリンクを張り、コメントを付けたものが投稿されているサイト」と言われていた。現在は少々変化し、「個人が情報を記録するサイト」などと定義されている。BLOGの成り立ちや定義については様々な説があり、実は、現時点では誰もが納得する定義は無い状態だ。
そこで、視点を変えて簡単に説明すると、記事毎に以下のようなものが付けられているサイトがBLOGであるとも言える。
『Posted by KUMAGAI at 23:59│Comments(0)│TrackBack(0)│バイク』
これはBLOG作成ツールによって作られた証。つまり、「BLOGとはBLOG作成ツールで作られたもの」とも言い換えることができる。さらに、BLOGには以下のような
・閲覧者がコメントを投稿できる
・トラックバックを送れる
・RSSを公開している
という特徴がある。これら3つを個別に説明してみよう。

「閲覧者がコメントを投稿できる」

BLOGでは執筆者が書いた記事(エントリー)に対してコメントを付けることができる。一般的な掲示板の返信のようなものだ。ただ、掲示板と違うのは、一つの記事が一つのページに独立していて、その話題に対するコメントが付けやすいこと。これがBLOGの人気の理由ともなっている。

「トラックバックを送れる」

トラックバックとは、他のエントリーに、自分のエントリーへのリンクを張ることができる自動リンク機能といったもの。例えば、誰かが「中古バイクの利点」について記事を書いたとする。この記事に対して自分も記事を書き、トラックバックURLを指定すると、相手にエントリーに自動的にリンクが張られるのだ。つまり「逆リンク」である。これにより、他者のエントリーの中で「私もこれに関連する話題を書いてます」というアピールができ、リンクされた方も誰からリンクを張られているのかが一目でわかる。なおかつ自分でリンクを張り返す手間が要らない。これこそまさにBLOGの一番の特徴である。この機能により、効率的に自分のサイトへも集客でき、何より自動で行われるため、管理が容易になることも利点の一つだ。

「RSSを公開している」

通常のホームページでは、更新情報などを伝えるにはメールなどを利用するしかないが、BLOGの場合、RSSを公開することにより、自分のBLOGのサイト名、記事のタイトル、更新情報などを他人に提供できる。この情報は専用のツールでチェックすることができ、タイムリーに大量のBLOGを読むユーザーには不可欠なものだ。

BLOGを作ろう!

前述のBLOGの中でも重要な「コメント」「トラックバック」「RSS」という機能を持たせるには、制作ツールや、ポータルサイトなどによるBLOG作成サービスを利用する。フォームに記入するだけでエントリーを作成することができるので、ホームページ作成ソフトやFTPソフトなどを使うことなく、簡単に更新ができる。HTMLの知識がなくともサイト制作が行え、掲示板に投稿するような気軽さで更新できるというのは、今までサイト作成に取り組めなかった人にも魅力的なはずだ。
初心者の方にお勧めするのは、色々なポータルサイトで提供されている無料レンタルBLOGサービスの利用。これならば簡単な設定でBLOGを制作することができ、様々な機能が最初から付いているので手間暇がかからない。ホームページの上級者なら、ひとまずレンタルサービスを利用して、BLOGとはどういったものか確かめてから、自分で制作プログラムを用意しても良いだろう。
各社が提供しているレンタルBLOGサービスを一部紹介しよう。どのサービスもユーザー登録をすれば、誰でも簡単にBLOGを運営できるようになっている。機能の豊富さや出来上がりのデザインなど、好みで選択すればよいだろう。

ブログサービスを提供しているサイト
・ココログ
http://www.cocolog-nifty.com/
・livedoor Blog
http://blog.livedoor.com/
・goo BLOG
http://blog.goo.ne.jp/
・2ちゃんブログ
http://www.2log.net/
・Doblog
http://www.doblog.com/weblog/PortalServlet
・はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/
・エキサイト ブログ
http://www.exblog.jp/

BLOGを作ったら

BLOGを作ったら、後は更新していくだけ。掲示板に投稿するような感覚で簡単に更新ができるのは、なかなか時間が取れないショップオーナーにもピッタリ。携帯からでも利用できるサービスも多いので、ちょっとした移動時間にも更新することができる。
さて、ここからは、バイクショップとしてBLOGはどのように活用できるのかを考えてみよう。
まずは「お知らせ」としての利用。ツーリングやレースなどショップのイベント情報や、セールのお知らせなどにBLOGは有効だ。イベントが終了したら、その結果も更新していけば、さらに内容が充実していく。参加したユーザーからのコメントも書き込み可能なので、コミュニケーションの場ともなり得る。
次に、BLOGの形式となっている「日記」としての利用。題材はショップのカラーにより様々となるだろうが、例えばカスタムの進行状況を日々伝える「カスタム日記」、その日その日の来店者を紹介する日記、よくある質問に答える「Q&A日記」などなど、ショップのPRとして有効なものをテーマに展開していくと良いだろう。
最後に、何でも思いついたことを書く「独り言」的な利用。ショップからの情報発信という趣旨からは離れてしまうが、こういった利用もありだ。
BLOGはカテゴリ分けをして記事を書くことができるので、前述の内容を全て展開することもできる。とにかく、ホームページの作り方が分からなくても、手軽にインターネット上で情報発信ができるBLOG。無料のサービスなら費用もかからず、手軽に利用できるので、一度チャレンジしてみてはいかが?

素人なりに上手く撮ろう! コンパクトデジカメで撮るパーツ写真

簡単、キレイに写真が撮れるデジタルカメラ。しかし、特徴を押さえないと失敗もしやすく、BBBに掲載されているパーツ画像にもちらほら・・・。そこで今回は、コンパクトデジカメに限らず、どんなカメラにも通ずる基本中の基本をご紹介。これを踏まえつつ、自分なりに練習してみよう。写真の良し悪しは売上にもつながってくるので、今回のテーマは意外と見落としていた重要なポイントですよ!

バイクパーツや用品が欲しくて、BBBのパーツコーナーで目的のものを検索。検索結果の一覧で詳細ボタンをクリックすると詳細画面へ。この時が一番ワクワク、ドキドキするのだが、いざ開いた画面を見てみると「あれ?」っと思うことがある。掲載されている画像がイマイチなのだ。

「イマイチ」と感じるのには個人差があるだろうが、明らかに購買意欲がなくなってしまうものがいくつか見受けられる。これでは、せっかく準備をして掲載しても、意味のないものになってしまう。ユーザーが店の前まで来たのに、そのまま通り過ぎてしまったのと同じだ。

 ユーザーを立ち止まらせる第一歩として、少しでも見栄えの良い写真を用意しよう。そのためには、基本的なデジカメの使用上の注意点、ポイントを押さえるだけでOK。プロのような写真は撮れないが、BBBに掲載するからには、少しでも写りが良く撮影したいところ。BBBに限らずとも、自店のホームページに使う写真を撮るときにも十分活用できる内容なので、是非とも実践していただきたい。

●ピンボケに注意!
ほとんどのデジカメには自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス機能がある。シャッターボタンを半押しするとピントが合い、電子音やランプの点灯で知らせてくれる。だが、半押しせず「一気押し」になってしまい、ピントが合う前にシャッターを切ってしまっているケースが多い。「半押し」→「ピントが合う」のを確認してからシャッターボタンを押し込もう。
加えて、明暗差のはっきりしないところでは、ピントが上手く合わないことがある。例えば単色のカウルやタンクなどだ。この場合、凹凸のある部分でピントを合わせてから、パーツが中央にくるようにフレーミングすればOK。ピンボケしたままの画像を掲載してしまっては、せっかくの商材も台無し。フィルム代を気にしないで撮れるのもデジカメの利点なので、数枚同じものを撮って、しっかりピントが合った写真を使用しよう。

手ブレに注意!
ブレの原因はシャッター速度の遅さと、固定しにくいデジカメ特有の作りにある。シャッター速度の遅さを避けるには、明るい場所での撮影が基本。昼間の屋外がベストとなるが、店内や倉庫などの室内で撮影しなければならないこともある。そのときは、卓上ライトや作業灯などで照らすことで十分な明るさを確保しよう。
さらに、ファインダーを覗いて撮影する一眼レフタイプでは、カメラ本体が顔に触れることで、両手を合わせた3点で固定されるが、デジカメは液晶モニターを見ながら撮影するため、両手だけの2点固定となる。これがデジカメ特有の作りによる手ブレの原因だ。三脚を使用するのが望ましいが、いちいちセッティングするのは面倒だろう。両脇をしっかり締め、壁やイスなどを使って上半身を固定することで、ある程度手ブレは防げる。

●撮影する角度と大きさに注意!
「ピンボケ」と「手ブレ」という基本中の基本を押さえたところで、商品の見栄えを考えた撮影に注目してみよう。マフラーをはじめとしたバイクパーツは、比較的大きなものが多い。すると、床の上に置いて撮影することになるが、そのまま真上または真正面から撮ってしまうと、平面的で変化のない写真になってしまう。本誌「今月の商品」コーナーを参考にしていただければ分かるが、商品の正面から撮影しているものはほとんどない。どうすればよいかというと、商品自体に角度をつけて置くか、または、自分自身が上下左右に移動することで、斜めから撮ってみよう。すると立体感が生まれ、一味違った写真になる。商品の下に台座を入れることで角度をつける方法もある。実際にバイクに装着される向きにも注意して、色々試してみよう。
さらに、液晶モニターいっぱいにズームするか、商品に近寄って大きく撮影しよう。小さく写っている写真よりも、大きく写っている方が、購入するユーザーに与える印象も違ってくる。

●撮影する背景に注意!
商品を撮影する際には、その背景にも気を配ろう。例えば、黒っぽい床の上で黒いタンクを撮れば、商品が引き立たないのは明白。さらに、商品棚に陳列したまま撮影すると、棚枠やその他の商品も写り込んでしまい、何となくうるさい印象になってしまう。できることなら無地の紙を用意して、その上で撮影するのが望ましいが、なかなかそうもいかないのが実情だろう。店内の床ならば、なるべく明るい色の所で、またはコンクリートやアスファルトを背景とするのがベストだ。

●撮影する明るさに注意!
手ブレのところでも述べたが、明るい屋外で撮影すればシャッター速度が速くなり、ブレ防止になる。加えて、自然光のもとで撮影するほうが、商品も自然に写る。しかし、どうしても暗い室内で撮影しなければならないときもあるだろう。その場合、内蔵ストロボが活躍するわけだが、これがちょっと問題になるときがある。パーツに直接ストロボの光が当たってしまうと、部分的に光ってしまうことがある。それを避けるには、左右から卓上ライトなどで光を当てるとよい。できることなら、暗い屋内は避けて、ストロボを使用しなくとも撮影できる明るい場所と時間を考えよう。

●最後に画像加工
BBBに掲載される画像の大きさは320×240ピクセル。どんなに大きなサイズの画像でも、この大きさでしか表示されない。言い換えれば、BBBに掲載する写真は大きなサイズで撮影する必要がないということだ。今時のデジカメは高画質になっているので、記録サイズがラージモードでは1600×1200以上、スモールモードでも640×480の大きさがある。BBB掲載用に準備する場合は、デジカメの本体のモードを切り替えて小さいサイズで撮影するようにしよう。その後、できることなら320×240にリサイズして、BBBに掲載することをお勧めする。画像の加工にはフォトショップなどのソフトを使うのがベストだが、リサイズだけならフリーソフトでも十分。ひとつだけご紹介すると、「縮小専用。」(http://www.a-groove.com/software/)というフリーソフトがあるので、興味のある方は試していただきたい。

効果的に使うことで、仕事の能率やパソコンの快適度がアップ! 上手に探して、上手に選択。フリーソフトの実力を体験しよう!!

ショップを運営するにあたって、何かとパソコンを活用する機会は多いはず。売上管理や顧客管理、ワープロソフトを使ったチラシ作り、ホームページ作成やメールのやり取りなど、その用途は多岐に渡る。色々な作業をする中で「こういった機能があったら便利なのに」と思うことはないだろうか。そういった時に使えるのが「フリーソフト」。その名の通り無料で利用できるソフトだ。
ここで、フリーソフトは一体どこで手に入れることができるのだろうか? まず一般的なのはソフトの図書館とも言える代表的な2つのサイト「窓の杜(まどのもり)」(http://www.forest.impress.co.jp/)と「Vector(ベクター)」(http://www.vector.co.jp/)だ。フリーに限らずシェアウェア(一定の使用料を支払うもの)も豊富に収録されている。両方ともカテゴリごとに分類され、ベクターでは「文書作成」「インターネット&通信」「ユーティリティ」「画像&サウンド」「ビジネス」「パーソナル」「家庭&趣味」「学習&教育」「ゲーム」「アミューズメント」「プログラミング」「ハードウェア」となっていて、探しやすい構成となっている。
次に、フリーソフトを探す方法として挙げられるのが「検索エンジン」の利用。「Yahoo!(ヤフー)」や「Google(グーグル)」などの検索エンジンに、例えば「フリーソフト 顧客管理」と入力し検索させれば、かなりの数がヒットする。キーワードを増やし、絞り込んだ検索をするなど、検索エンジンを使い慣れている方であれば、こちらの方法のほうが目的のフリーソフトを見つけやすいかもしれない。
 最後にパソコン雑誌も非常に有効だ。付録のCD-ROMには、記事の内容に連動したデータの他、体験版ソフトやフリーソフトを収録しているものが多い。月刊誌ならば一冊数百円程度で購入できるので、仮に好みのフリーソフトが見つからなかったとしても、それほど損はない。今時のパソコンの情報収集にもなるので、一度手にしてみるのもいいだろう。
 ポイントは、同じようなフリーソフトをいくつか試してみるということ。例えば、ファイルの圧縮・解凍ソフトも数種類あるが、それぞれに特徴がある。機能が充実しているか、使い勝手が良いかを判断基準に絞り込み、ダメなものは削除してしまえばよい。これもフリーソフトならではの利点だ。
 さて、具体的に「使える」フリーソフトをいくつかご紹介しよう。実際に筆者も愛用しているものや、試してみて納得のいくものばかりである。もちろん、これ以外にも「使える」フリーソフトはたくさんあるので、前述の方法で自分なりに探してみるとよい。きっと、便利なソフトに出会えるはずだ。

LHAZ 1.11
LHAPLUS(ラプラス)

どちらもファイルの圧縮・解凍ソフト。サイズの大きいファイルをメールに添付するときなどに不可欠。逆に、圧縮されたファイルを解凍する際にも使用。今回紹介しているフリーソフトも圧縮ファイルでダウンロードされるので、まずはこれから!

朝刊太郎
本格的な新聞を簡単な操作で作成できるソフト。ショップのお知らせを新聞風にして配布すれば、ユーザーをアッと驚かせることができ、インパクトは大きい。ワープロソフトとはまた違った仕上がりだ。

マピオンツールバー
MapFan Web ツールバー

どちらも地図サイトで提供しているツールバー。地図検索はもちろんのこと、天気やグルメ情報などボタンひとつで表示できる便利なもの。ユーザーへの納車時、場所をサッと確認するのに重宝しそうだ。

復元
ごみ箱から削除してしまったファイルを復元できるソフト。ハードディスクやフロッピーディスクなどのメディアから削除されたファイルの痕跡を拾い出し、可能な限り元の状態に復元するというもの。

蔵衛門10デジブック
アルバム感覚で閲覧できる高機能デジカメ画像管理ソフト。バイクの写真など、溜まったデジカメ画像を簡単にアルバムにして管理でき、閲覧もまさにアルバム感覚。写真ごとにコメントも追加できる。

JTRIM(ジェイトリム)
軽快な画像レタッチソフト。高機能な画像の処理・加工ソフトがない、または持っているが使えないという方にオススメ。BBBや自店のホームページに掲載する画像など、デジカメで撮った写真を簡単に加工できる。

商福なんでも名簿
ショップの顧客情報を管理できる多用途名簿・顧客管理ソフト。選択できる業種に「自動車整備業」があるので、バイクショップでも十分使える。今までエクセルで奮闘していた方も、これでスッキリ管理。

付箋紙95
デスクトップに貼れるデジタル付箋
http://www.roto21.net/husen/
画面に常時表示させておけば、PCでの作業時に嫌でも目に入るので、スケジュール管理に役立つ。日付ごとに付箋を分けて、お客様への連絡事項などを書き込んでおけば、その日のタスクリストが簡単に出来上がります。

メモリの掃除屋さん
バイク同様、パソコンも快適に動いてくれないと気分が悪い。最近パソコンの動きが遅くなってきた、と感じている方にオススメ。シンプルでありながら必要な機能はきっちり押さえているメモリ最適化ツール。

ビジネスを成功させるための新たなツール これからはショップのホームページが不可欠?!

今や生活の中で当たり前の存在となったインターネット。パソコンや携帯電話など、何らかの形で利用している。その利用のほとんどが情報を得るためだが、ここでショップのPRをしない手はない。従来の方法とは違った、新たな形でショップイメージをユーザーに伝え定着させることができる。今回は、今後欠かすことができないホームページについて触れてみよう。

インターネットが本当に「普通」のものとなった。日本のインターネット人口は03年2月末の時点で約5700万人、12月には6000万人を超えると見込まれている。総人口の約半数がインターネットを利用している計算になる。
インターネットの利用のほとんどがホームページの閲覧だろう。知りたい情報を検索し、趣味や仕事に生かしていくことが日常的になっている。以前であれば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌が情報収集の場であったが、これらメディアもホームページを通じ双方向から情報提供している。インターネットもメディアのひとつと言っても過言ではないのだ。
 さらに、インターネットは情報収集をするだけでなく、買い物ができる場でもある。インターネットユーザーの多くが電子商取引であるオンラインショッピングを経験しており、今後もインターネットで商品を注文するという方法は、ネット利用者数に比例して間違いなく増加していく。
 こうしたことを踏まえると、今後、ショップのホームページは不可欠のものとなってくる。ショップを多くの人に知ってもらい、イメージを定着させ、売上アップにつなげていく手段のひとつとして重要なウェイトを占めていくだろう。
実際にショップのホームページを作るにあたって、活気があり、魅力のあるものを作成し、ショップの活躍の幅を広げていくことが重要なポイントとなってくる。ただ単に「作りました」というだけで、その後の更新を怠っては、リピーターを確保し続けることは難しい。そういった意味で、ホームページは育てていかなければいけない生き物なのだ。
 ここで、ホームページを活用することで、どういったメリットがあるのか、簡単に見てみよう。
 まずはPR手段としてのホームページ。雑誌広告でもPR効果は十分にあるが、問題となってくるのは高い広告料と、その雑誌の購読者に限られたターゲット。その点、ホームページであれば、自分で作ってしまえば制作料はタダ。雑誌広告のようにスペースに制限がないため、自由に表現ができる。オンラインショップの開設も可能だ。そして、検索サイトやBBBをはじめとしたバイク情報サイトを有効活用すれば、ユーザーを導くことは容易である。また、訪問者数もデータとして蓄積できるため、ホームページの効果を数字で見ることができるのも魅力だ。
 さらに、今までDMや折り込みチラシを使って知らせていた内容を、そのままホームページで公開してしまえば、印刷費や送料などの経費を大幅に削減できる。アドレスを持っているユーザーには、メールでも告知も効果的だ。パソコンに限らず、携帯電話も含めれば、かなりの数のユーザーがアドレスを所有しているはず。ユーザーリストに是非ともメールアドレスの項目を追加していただきたい。
 まだパソコンを持っていない、または持っているがホームページはこれからというショップオーナーの方、今年こそはホームページ開設し、上手に活用してみよう。ショップを運営する上で、あらゆる面でプラス効果が表れるのは間違いない。

ショップをPR

お金はかかるけど広告を出す

予算が気になるけど、他に方法が思いつかないので雑誌に広告を出す。料金のわりに小さなスペースしか確保できず、ユーザーに与えるインパクトが弱い。当然PR効果も期待できない。

PR効果を調べるのもひと苦労

雑誌が発売されて数ヶ月。どの程度PR効果があったのか確かめようにも、昨年の売上高と比較するなど、漠然とした集計方法になってしまう。また集計に手間と時間がかかってしまう。

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ホームページを開設
スタッフやユーザーからホームページを作ってみたら?と提案が。作り方がよく分からないし、外注に頼む予算もないためカッコイイ内容にはできないが、スペースの制限がないから多くの情報が発信可能に。また、グーグルやヤフーなどの検索サイトに掲載することで、PR効果も狙った。

PR効果を素早く集計
検索サイトで注目のホームページとして紹介されれば、PR効果は大。日々の訪問者数といった情報はデータとして残り、エクセルなどのソフトを使えば集計も素早くできる。集計データは以降のPR戦略に活用できる。

売上をアップ!

地道に来店するユーザーを待つ
今までと変わらず、来店するユーザーを待ち続ける日々。人手が少ないのでスタッフを補充したいところだが、そんな予算もない。毎日夜遅くまで仕事が続き、体力もモチベーションも低下気味に。

売上はアップするものの、アフターサービスに大忙し
努力の甲斐あって、新規ユーザーを獲得。売上もアップして一見うまくいったかに思えたが、問い合わせや修理依頼などが今まで以上に多くなり、スタッフを補充することに。結局、利益はほとんどなし。

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オンラインショップをスタート
インターネットでよく見かけるオンラインショップのスタートを決定。サーバーを利用し、簡単に開設することができた。少人数のショップでも対応可能で、中間マージンを削除できるなど、メリットは多い。

アフターサービスも万全で売上アップ!
PR効果が幸いし、売上は急上昇。ホームページ内に「よくあるQ&Aコーナー」を設けたりと、サービス体制にも余念がない。問い合わせはメールが中心なので、少数のスタッフでもスムーズに対応できる。

定期的にお知らせ

DM送付や折り込みチラシ。コストが・・・
既存のユーザーにDMを送付したり、折り込みチラシの作成など、印刷費や送料などコストがかかってしまう。

DMもチラシも反応がいまいち
時間と費用をかけたわりには、DMもチラシもその効果がいまいち。費用対効果を考えると無駄に終わった結果となった。

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メールや掲示板を活用
ホームページの訪問者にメールでお知らせを一括送付。さらにホームページ内に「お知らせコーナー」を設置した。掲示板にもお知らせ内容を書き込み、反応を待つ。

反応がないときは相互リンク
メールは多少戻ってきたが、掲示板への書き込みが少ない。そこで、関連のあるホームページと相互リンクを行ったり、有名なポータルサイトへ掲載登録(依頼)をするなど、コストをかけずに訪問者数の向上を狙う。

テレビに次ぐ第二のメディア インターネットに広告を出す効果的な方法

現在、インターネットユーザーは3000万世帯を突破し、その中でも、ADSL、ケーブルテレビ(CATV)、光ファイバー(FTTH)のブロードバンド加入世帯は、2003年5月末現在で1000万世帯を超える数となった。2000年12月末では、ADSL加入者数がわずか1万件だったことに比べると、まさに、驚異的な勢いでブロードバンド化が進んでいることになる。

 最もインターネット利用率の高い20代~30代の男性で、ブロードバンドユーザーでは、時間帯により、ネット利用率が50%近くにのぼる統計も出ており、これはテレビの利用率を上回っている数字である。すなわち、今やインターネットは、新聞、雑誌を抜いて、テレビに次ぐ第2のメディアとなったと言っても過言ではないのだ。

こうしたインターネットの現状をふまえ、ホームページを持っている、または、これから開設しようとするショップオーナーにとって、この「第2のメディア」インターネットを活用し、バイクユーザー、インターネットユーザーに対し、いかにホームページを周知させ、来訪させるかが、大きなポイントとなってくるだろう。そこで、今回注目したいのが、インターネット上での広告だ。

キーワードターゲット型広告サービス「アドワーズ広告」なら効果的かつ合理的

インターネットは、少ないコストで広告を出すことができる手段としても注目されているが、最近、その効果が疑問視されていることも事実だ。例えば、皆さんもよくご存知の「バナー広告」。当初の珍しさが薄れてしまい「普通のもの」となってしまった現在、実際にクリックされる確率は1%未満と言われているほど、広告としての効果が期待できないものとなってしまった。つまり、現状では、バナー広告は得策ではないということだ。

 バナー広告以外に、状況によりかなり効果が見込めるのが、メールによる広告だろう。利用したことがあるショップから、キャンペーンやイベントなどの告知の入ったメールを受け取った場合、何の関係もないショップからのメールよりは読まれる確率が高く、広告としても効果的だ。また、葉書とは違い、メールなので送付にコストがかからないのも魅力の一つである。もっとも、あまりに送信する回数が多すぎると、スパムメール(※)化し敬遠されてしまうので、注意が必要だ。

さて、インターネットは年齢も性別も様々な不特定多数のユーザーが利用している。その中でも、ショップの商品やサービスに興味を持ってくれそうなユーザーだけを対象に広告を出すことができれば、より高い効果が期待できる。テレビのコマーシャルや新聞の折り込みチラシなどとは異なり、インターネットは広告を出す対象の相手を絞り込むことが可能だ。その例として、いくつかの検索エンジンが採用し始めたのが「ペイドリスティング広告」である。これはGoogle(グーグル)が最初に採用し、「アドワーズ広告」と呼ばれ、他の検索エンジンでも採用が増えている広告手法である。

このアドワーズ広告は、検索エンジンのユーザーが何らかのキーワードで検索を行った際、検索結果を表示する画面に、そのキーワードに関連のある製品やサービスの広告が表示されるというものだ。ユーザーは興味があるキーワードで検索を行うわけだから、関連する内容の広告を見たり、実際にクリックする確率は、バナー広告に比べかなり高いと考えられる。

しかも広告料は、最初に初期登録費用として500円を支払う他は、その広告が実際にクリックされた回数に応じて決まる。また、1日当たりの広告の予算や、クリックされたときの最小の広告料なども決めることができる。雑誌広告のように、多額の広告料を支払ったが効果がなかった、という心配はないわけだ。

同じキーワードに対する広告の掲載順位は、最初はオークション形式で決定される。より高い金額を提示した企業やショップの広告が、上位に表示されるというわけだ。しかし、掲載をスタートしてからは、それぞれの広告が実際にクリックされた回数に応じて順位が入れ替わる。検索エンジンを利用したユーザーのうち大勢が興味を持った広告ほど、より上位に表示されるようになるわけだ。

 効果的な広告を、しかもその効果に応じたコストで出したいと考えているショップにとって、アドワーズ広告はまさにうってつけのシステム。一度利用してみてはいかがだろうか。

※スパムメール
無差別に送信される大量のメールのこと。不特定多数に送信され、ダイレクトメールや怪しい勧誘など、詐欺まがいの情報、「不幸の手紙」や善意を装ったチェーンメールなど、頼んでもいないのに勝手に届く迷惑メールの総称。

グーグルのアドワーズ広告って?

グーグルのアドワーズ広告は、ターゲット(対象者)に合ったキーワードを選択し、広告を自由に作成することが可能。希望の掲載位置に合わせた予算の設定ができるほか、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて請求される、クリック単価による課金モデルを採用している。つまり、料金は広告がクリックされた分のみの支払いとなる。支払い金額は、1日あたりの予算の上限とクリック単価の上限を自由に設定することが可能で、設定金額よりも多くの支払いが発生しないよう、自動的に適正な広告配信が行われる。

手順は、まずターゲットとなる言語と国を選択。次に、見出し、広告文章、URL、そして一番のポイントとなるキーワードを入力。さらに予算を設定し、手続きの完了すれば、ほぼ同時に広告が掲載される。よって、投資効果をすぐに確認することも可能というわけである。キーワードはショップの商品やサービスに最適なものを選択できるため、よりターゲットを絞ったユーザーに広告を表示することが可能となる。

アドワーズ広告は、検索結果の右側、人目を引くスペースに、着色された囲みで掲載される。また、設定したキーワードに最も関連性の高い語句を検索しているユーザーに対して広告が表示される。さらに、グーグルだけでなく、グーグルのパートナーサイト(ヤフー、ビッグローブ、エキサイト、ニフティ、AOL、アラジン)の検索サイトおよびコンテンツサイトにも自動的に掲載される。パートナーサイトに広告を掲載することで、シップが選択したキーワードを検索しているユーザーや、ショップの商品やサービスに関連のあるコンテンツサイトを閲覧しているユーザーに対して、幅広く広告を表示することができるということだ。

最低契約期間や固定料金はなし。広告配信の停止・再開がいつでも可能という柔軟な利用条件も大きなポイントだ。