ビジネスを成功させるための新たなツール これからはショップのホームページが不可欠?!

今や生活の中で当たり前の存在となったインターネット。パソコンや携帯電話など、何らかの形で利用している。その利用のほとんどが情報を得るためだが、ここでショップのPRをしない手はない。従来の方法とは違った、新たな形でショップイメージをユーザーに伝え定着させることができる。今回は、今後欠かすことができないホームページについて触れてみよう。

インターネットが本当に「普通」のものとなった。日本のインターネット人口は03年2月末の時点で約5700万人、12月には6000万人を超えると見込まれている。総人口の約半数がインターネットを利用している計算になる。
インターネットの利用のほとんどがホームページの閲覧だろう。知りたい情報を検索し、趣味や仕事に生かしていくことが日常的になっている。以前であれば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌が情報収集の場であったが、これらメディアもホームページを通じ双方向から情報提供している。インターネットもメディアのひとつと言っても過言ではないのだ。
 さらに、インターネットは情報収集をするだけでなく、買い物ができる場でもある。インターネットユーザーの多くが電子商取引であるオンラインショッピングを経験しており、今後もインターネットで商品を注文するという方法は、ネット利用者数に比例して間違いなく増加していく。
 こうしたことを踏まえると、今後、ショップのホームページは不可欠のものとなってくる。ショップを多くの人に知ってもらい、イメージを定着させ、売上アップにつなげていく手段のひとつとして重要なウェイトを占めていくだろう。
実際にショップのホームページを作るにあたって、活気があり、魅力のあるものを作成し、ショップの活躍の幅を広げていくことが重要なポイントとなってくる。ただ単に「作りました」というだけで、その後の更新を怠っては、リピーターを確保し続けることは難しい。そういった意味で、ホームページは育てていかなければいけない生き物なのだ。
 ここで、ホームページを活用することで、どういったメリットがあるのか、簡単に見てみよう。
 まずはPR手段としてのホームページ。雑誌広告でもPR効果は十分にあるが、問題となってくるのは高い広告料と、その雑誌の購読者に限られたターゲット。その点、ホームページであれば、自分で作ってしまえば制作料はタダ。雑誌広告のようにスペースに制限がないため、自由に表現ができる。オンラインショップの開設も可能だ。そして、検索サイトやBBBをはじめとしたバイク情報サイトを有効活用すれば、ユーザーを導くことは容易である。また、訪問者数もデータとして蓄積できるため、ホームページの効果を数字で見ることができるのも魅力だ。
 さらに、今までDMや折り込みチラシを使って知らせていた内容を、そのままホームページで公開してしまえば、印刷費や送料などの経費を大幅に削減できる。アドレスを持っているユーザーには、メールでも告知も効果的だ。パソコンに限らず、携帯電話も含めれば、かなりの数のユーザーがアドレスを所有しているはず。ユーザーリストに是非ともメールアドレスの項目を追加していただきたい。
 まだパソコンを持っていない、または持っているがホームページはこれからというショップオーナーの方、今年こそはホームページ開設し、上手に活用してみよう。ショップを運営する上で、あらゆる面でプラス効果が表れるのは間違いない。

ショップをPR

お金はかかるけど広告を出す

予算が気になるけど、他に方法が思いつかないので雑誌に広告を出す。料金のわりに小さなスペースしか確保できず、ユーザーに与えるインパクトが弱い。当然PR効果も期待できない。

PR効果を調べるのもひと苦労

雑誌が発売されて数ヶ月。どの程度PR効果があったのか確かめようにも、昨年の売上高と比較するなど、漠然とした集計方法になってしまう。また集計に手間と時間がかかってしまう。

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ホームページを開設
スタッフやユーザーからホームページを作ってみたら?と提案が。作り方がよく分からないし、外注に頼む予算もないためカッコイイ内容にはできないが、スペースの制限がないから多くの情報が発信可能に。また、グーグルやヤフーなどの検索サイトに掲載することで、PR効果も狙った。

PR効果を素早く集計
検索サイトで注目のホームページとして紹介されれば、PR効果は大。日々の訪問者数といった情報はデータとして残り、エクセルなどのソフトを使えば集計も素早くできる。集計データは以降のPR戦略に活用できる。

売上をアップ!

地道に来店するユーザーを待つ
今までと変わらず、来店するユーザーを待ち続ける日々。人手が少ないのでスタッフを補充したいところだが、そんな予算もない。毎日夜遅くまで仕事が続き、体力もモチベーションも低下気味に。

売上はアップするものの、アフターサービスに大忙し
努力の甲斐あって、新規ユーザーを獲得。売上もアップして一見うまくいったかに思えたが、問い合わせや修理依頼などが今まで以上に多くなり、スタッフを補充することに。結局、利益はほとんどなし。

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オンラインショップをスタート
インターネットでよく見かけるオンラインショップのスタートを決定。サーバーを利用し、簡単に開設することができた。少人数のショップでも対応可能で、中間マージンを削除できるなど、メリットは多い。

アフターサービスも万全で売上アップ!
PR効果が幸いし、売上は急上昇。ホームページ内に「よくあるQ&Aコーナー」を設けたりと、サービス体制にも余念がない。問い合わせはメールが中心なので、少数のスタッフでもスムーズに対応できる。

定期的にお知らせ

DM送付や折り込みチラシ。コストが・・・
既存のユーザーにDMを送付したり、折り込みチラシの作成など、印刷費や送料などコストがかかってしまう。

DMもチラシも反応がいまいち
時間と費用をかけたわりには、DMもチラシもその効果がいまいち。費用対効果を考えると無駄に終わった結果となった。

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メールや掲示板を活用
ホームページの訪問者にメールでお知らせを一括送付。さらにホームページ内に「お知らせコーナー」を設置した。掲示板にもお知らせ内容を書き込み、反応を待つ。

反応がないときは相互リンク
メールは多少戻ってきたが、掲示板への書き込みが少ない。そこで、関連のあるホームページと相互リンクを行ったり、有名なポータルサイトへ掲載登録(依頼)をするなど、コストをかけずに訪問者数の向上を狙う。

テレビに次ぐ第二のメディア インターネットに広告を出す効果的な方法

現在、インターネットユーザーは3000万世帯を突破し、その中でも、ADSL、ケーブルテレビ(CATV)、光ファイバー(FTTH)のブロードバンド加入世帯は、2003年5月末現在で1000万世帯を超える数となった。2000年12月末では、ADSL加入者数がわずか1万件だったことに比べると、まさに、驚異的な勢いでブロードバンド化が進んでいることになる。

 最もインターネット利用率の高い20代~30代の男性で、ブロードバンドユーザーでは、時間帯により、ネット利用率が50%近くにのぼる統計も出ており、これはテレビの利用率を上回っている数字である。すなわち、今やインターネットは、新聞、雑誌を抜いて、テレビに次ぐ第2のメディアとなったと言っても過言ではないのだ。

こうしたインターネットの現状をふまえ、ホームページを持っている、または、これから開設しようとするショップオーナーにとって、この「第2のメディア」インターネットを活用し、バイクユーザー、インターネットユーザーに対し、いかにホームページを周知させ、来訪させるかが、大きなポイントとなってくるだろう。そこで、今回注目したいのが、インターネット上での広告だ。

キーワードターゲット型広告サービス「アドワーズ広告」なら効果的かつ合理的

インターネットは、少ないコストで広告を出すことができる手段としても注目されているが、最近、その効果が疑問視されていることも事実だ。例えば、皆さんもよくご存知の「バナー広告」。当初の珍しさが薄れてしまい「普通のもの」となってしまった現在、実際にクリックされる確率は1%未満と言われているほど、広告としての効果が期待できないものとなってしまった。つまり、現状では、バナー広告は得策ではないということだ。

 バナー広告以外に、状況によりかなり効果が見込めるのが、メールによる広告だろう。利用したことがあるショップから、キャンペーンやイベントなどの告知の入ったメールを受け取った場合、何の関係もないショップからのメールよりは読まれる確率が高く、広告としても効果的だ。また、葉書とは違い、メールなので送付にコストがかからないのも魅力の一つである。もっとも、あまりに送信する回数が多すぎると、スパムメール(※)化し敬遠されてしまうので、注意が必要だ。

さて、インターネットは年齢も性別も様々な不特定多数のユーザーが利用している。その中でも、ショップの商品やサービスに興味を持ってくれそうなユーザーだけを対象に広告を出すことができれば、より高い効果が期待できる。テレビのコマーシャルや新聞の折り込みチラシなどとは異なり、インターネットは広告を出す対象の相手を絞り込むことが可能だ。その例として、いくつかの検索エンジンが採用し始めたのが「ペイドリスティング広告」である。これはGoogle(グーグル)が最初に採用し、「アドワーズ広告」と呼ばれ、他の検索エンジンでも採用が増えている広告手法である。

このアドワーズ広告は、検索エンジンのユーザーが何らかのキーワードで検索を行った際、検索結果を表示する画面に、そのキーワードに関連のある製品やサービスの広告が表示されるというものだ。ユーザーは興味があるキーワードで検索を行うわけだから、関連する内容の広告を見たり、実際にクリックする確率は、バナー広告に比べかなり高いと考えられる。

しかも広告料は、最初に初期登録費用として500円を支払う他は、その広告が実際にクリックされた回数に応じて決まる。また、1日当たりの広告の予算や、クリックされたときの最小の広告料なども決めることができる。雑誌広告のように、多額の広告料を支払ったが効果がなかった、という心配はないわけだ。

同じキーワードに対する広告の掲載順位は、最初はオークション形式で決定される。より高い金額を提示した企業やショップの広告が、上位に表示されるというわけだ。しかし、掲載をスタートしてからは、それぞれの広告が実際にクリックされた回数に応じて順位が入れ替わる。検索エンジンを利用したユーザーのうち大勢が興味を持った広告ほど、より上位に表示されるようになるわけだ。

 効果的な広告を、しかもその効果に応じたコストで出したいと考えているショップにとって、アドワーズ広告はまさにうってつけのシステム。一度利用してみてはいかがだろうか。

※スパムメール
無差別に送信される大量のメールのこと。不特定多数に送信され、ダイレクトメールや怪しい勧誘など、詐欺まがいの情報、「不幸の手紙」や善意を装ったチェーンメールなど、頼んでもいないのに勝手に届く迷惑メールの総称。

グーグルのアドワーズ広告って?

グーグルのアドワーズ広告は、ターゲット(対象者)に合ったキーワードを選択し、広告を自由に作成することが可能。希望の掲載位置に合わせた予算の設定ができるほか、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて請求される、クリック単価による課金モデルを採用している。つまり、料金は広告がクリックされた分のみの支払いとなる。支払い金額は、1日あたりの予算の上限とクリック単価の上限を自由に設定することが可能で、設定金額よりも多くの支払いが発生しないよう、自動的に適正な広告配信が行われる。

手順は、まずターゲットとなる言語と国を選択。次に、見出し、広告文章、URL、そして一番のポイントとなるキーワードを入力。さらに予算を設定し、手続きの完了すれば、ほぼ同時に広告が掲載される。よって、投資効果をすぐに確認することも可能というわけである。キーワードはショップの商品やサービスに最適なものを選択できるため、よりターゲットを絞ったユーザーに広告を表示することが可能となる。

アドワーズ広告は、検索結果の右側、人目を引くスペースに、着色された囲みで掲載される。また、設定したキーワードに最も関連性の高い語句を検索しているユーザーに対して広告が表示される。さらに、グーグルだけでなく、グーグルのパートナーサイト(ヤフー、ビッグローブ、エキサイト、ニフティ、AOL、アラジン)の検索サイトおよびコンテンツサイトにも自動的に掲載される。パートナーサイトに広告を掲載することで、シップが選択したキーワードを検索しているユーザーや、ショップの商品やサービスに関連のあるコンテンツサイトを閲覧しているユーザーに対して、幅広く広告を表示することができるということだ。

最低契約期間や固定料金はなし。広告配信の停止・再開がいつでも可能という柔軟な利用条件も大きなポイントだ。

アナタはどれくらい知ってる? 意外と意味が分からないインターネット用語

日常会話の中でバイクの話題になれば、もちろんバイクの専門用語が飛び交い、別な話題に移れば、そのジャンル特有の言葉が出てくる。特に意識しなくても、会話では当たり前の現象だ。今や一般的となったパソコン、そしてインターネット。来店したユーザーとこの話題で盛り上がるショップオーナーも多いことと思うが、その中に登場するカタカナやアルファベットの用語、一体どのくらい理解しているだろうか。想像するに、ほとんどの人が「表面上のことは分かってるけど、しっかりとした意味はよく分からない」といったところだろう。バイクに当てはめれば、CDIの意味は分かるけど、一体どういう働きをして、どういう仕組みなの?ということだ。

そこで今回は、インターネットに絡んだ基本用語をピックアップ。誌面の都合上、数多くある中の一部しか取り上げられないが、少しは参考にして頂けるだろう。これで、曖昧なまま使っていた用語、雑誌の記事に登場するがよく分からないまま読み流した言葉なども、「?」マークが付くことがなくなる?

ISP(アイエスピー)

 Internet Service Provider(インターネット・サービス・プロバイダー)の略。インターネット接続業者のこと。電話回線や光ファイバー等を利用し、パソコンをインターネットへ接続可能にするサービスを提供している。単にプロバイダーと呼ばれることもある。接続サービスだけでなく、メールアドレスやホームページスペースなど、付随したサービスも提供している。

IPアドレス(アイピーアドレス)

 Internet Protocol Address(インターネット・プロトコル・アドレス)の略。ネットワークに接続されたコンピューターを識別するための番号。「210.131.77.160」のように、4つに区切られた16の数字が個々に割り当てられる。

ASP(エーエスピー)

Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダー)の略。インターネットを通じてアプリケーションを提供する業者のこと。パッケージソフトを購入するよりも、初期コストが低く抑えられることが多い。提供されるものは、財務会計やオンラインショップ、グループウェアなど、ビジネス向けのものが多いが、最近では携帯電話から利用可能なサービスも増えている。インターネット回線を利用するため、インフラを持つ企業と提携して提供する場合が多い。

HTML(エイチティーエムエル)

 Hyper Text Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ラングゲージ)の略。インターネット上のホームページを表示するための言語のこと。ブラウザがHTMLを読み込むことで、ホームページが閲覧できるようになる。「タグ」と呼ばれる文字列でホームページの構造を管理し、画像、音声、動画などを埋め込むことも可能。HTMLファイル自体はテキストファイルなので、作成や修正は「メモ帳」等のテキストエディタで行える。

サーバー

 他のコンピューターからネットワークで接続され、それぞれに各種サービスを提供するコンピューターのこと。サーバーに接続されているコンピューターをクライアントと呼ぶ。種類として、インターネットへの接続を行うインターネットサーバーやプリンター作業を統括するプリンターサーバー、メールの送受信を管理するメールサーバー、ファイル共有の場となるFTPサーバーなどがある。

CGI(シージーアイ)

 Common Gateway Interface(コモン・ゲートウェイ・インターフェイス)の略。ブラウザから命令を送り、サーバーにある外部プログラムを利用して処理を行い、結果を反映させるための仕組み。ホームページのアクセスカウンターや、掲示板などユーザーが入力したデータを表示・反映させる所に使われることが多い。ブラウザ上で対話的な処理が行えるため、企業のホームページでも多く使われている。

ストリーミング

 インターネットなどで動画や音声データを受信しつつ再生を行う技術。動画のダウンロードが完了するのを待つことなく再生できるほか、撮影中の動画をリアルタイムで視聴することも可能。Windows Media(マイクロソフト)、Real Media(リアルネットワークス)、Quick Time(アップル)などが有名。

ドメイン

 数字の羅列で覚えにくいIPアドレスを、アルファベットや数字、記号を使って分かりやすくした、インターネット上の住所のようなもの。「.(ピリオド)」で区切られ、末尾ほど大きな区分を示す。「bbb-net.ne.jp」の場合、jpは日本、neはネットワークプロバイダーを表す。ちなみに、comやcoは一般企業のこと。

ネチケット

「ネットワーク」と「エチケット」を組み合わせた造語。インターネットをはじめとしたネットワーク上での礼儀作法のこと。特定人物への誹謗中傷の禁止といったことはもとより、「チェーンメールを無闇に送信しない」「メールの件名は簡素で分かりやすく」など、メールのやり取りにもネチケットは存在する。

ヒット/ページビュー

 両方ともホームページへのアクセス数を表す単位。「ヒット」はユーザーのコンピューターにダウンロードされたファイル数を表す。「ページビュー」はホームページがダウンロードされた回数を示している。例えば、画像が9つ表示されたホームページを閲覧するとヒット数は10、ページビューは1となる。

ブラウザ

インターネットのホームページを見るためのソフトのこと。代表的なものとして「Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)」と「Netscape Navigator(ネットスケープナビゲーター)」があり、どちらも無料で入手可能。最近のパソコンは、たいていこの2つのどちらかが最初から入った状態で販売されている。

ホスティングサービス

 インターネット上で情報を発信するためのサーバーを貸し出すサービス。レンタルサーバーとも呼ぶ。1台のサーバーを複数の顧客が借りる共有ホスティングサービスと、1台丸ごと借りる専用ホスティングサービスがある。ホスティングサービス業者によってはCGIが利用可能なサーバーを提供したり、無料ウイルスチェック機能が付加される場合もある。

URL(ユーアールエル)

 Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケーター)の略。ホームページなど、インターネット上にある情報の場所をしめす住所のようなもの。ホームページのURLまたはアドレスとも呼ぶ。ホームページの場所を表す場合、「http://」で始まり、次にサーバー名が続く。

ADSLを導入したら、IP電話も! お得な通話料で経費削減!!

同じサービス同士の通話なら無料、さらに、長距離電話も国際電話も3分7.5円からと、格安で通話できることで注目されている「IP電話」。普及のきっかけは、昨年、ヤフーBBのBBフォンがスタートしたことだが、各プロバイダーも次々にサービスの提供を開始している。そこで今回は、簡単にIP電話の仕組みと、内容をご紹介しよう。

IP電話って何? 簡単に言うと、インターネットを電話回線に使うというのが、IP電話。インターネットは、データの送り先が近所でも海外でも、距離による通信コストは変わらない。さらに、定額料金での通信が一般的なADSLの普及により、通信時間による課金もない。IP電話は、こうしたインターネットの特徴を持つ、まさに「話し放題電話」なのだ。

IP電話が無料になるのは、一般回線にデータを通さず、ネット回線の中だけで通話ができるから。通信コストが低く抑えられるインターネットの利点を利用したものだ。

しかし、今のところ、インターネットを経由し、異なるIP電話サービス同士を接続する仕組みが整備されていない。よって無料通話が可能なのは、同じプロバイダーか相互乗り入れしているプロバイダーで、同じ技術のIP電話サービスを利用している者同士に限られる。

IP電話サービスは、プロバイダーを通じて「IP電話事業者」から提供されているもの。そのため、複数のプロバイダーが同じIP電話サービスを採用し、それらのプロバイダーでは、プロバイダーが違っても、無料通話ができる。

逆に、ビッグローブや@ニフティ、ハイホーのように、複数のIP電話サービスが選べるプロバイダーでは、同じプロバイダーでも、IP電話サービスが違えば無料通話はできない。

無料通話ができないIP電話同士では、一般電話に掛けた時と同じ通話料金になってしまう。結局、無料通話を増やし、電話代を安く上げるためには、利用者が多いIP電話サービスを選ぶのがよいということだ。

IP電話の料金の仕組みはシンプル

距離によって料金が変わり、多様な割引サービスがある一般電話と違い、IP電話の料金は簡単。月額利用料金に、3分7~8円の決められた通話料だけ。時間や距離による割引はなく、単純に、通話時間×料金だ。前述したが、同じIP電話サービス同士の場合は、通話料金は無料となる。支払先は、IP電話サービスを提供するプロバイダーで、通常はプロバイダー利用料金と合算して支払う。

ただしIP電話サービスにより、国際電話や携帯への通話は、一般電話へ振り替える場合がある。振り替えられた場合は一般電話を使うことになるので、その分の料金の請求は、NTT等からとなる

昼間の長距離電話が多い人ほどお徳な料金設定

IP電話の3分7~8円(一律)に対し、一般電話の市内通話は3分8.5円(NTT東日本)。市外通話では最大80円にもなる。通話料に関しては、IP電話に軍配が挙がる。しかし、モデムレンタル料と、サービス利用料金が必要になる。よって、市内通話が多いと、かなり長い時間通話しても、割高になる可能性がある。

とはいえ、IP電話同士で無料通話ができれば問題なし。よく通話する相手、例えば自宅と店舗も同じIP電話に加入すれば、一般電話の割引サービスより、通話料を節約できる。

IP電話として携帯電話へ通話可能なヤフーBB

一般回線から携帯への通話料は、ドコモを例に取ると、3分70円(6月より値下げ)と長距離電話並み。IP電話で節約したいところだ。

携帯に「IP電話として」通話可能な代表格はヤフーBB(BBフォン)。他の事業者の場合、一般電話へ振り替える。よって、割引はなく、通話料金の請求はNTT等からとなる。

ヤフーBB利用者の場合、携帯電話事業者に関わらず、一律3分60円~。最近は、携帯中心の人が多い。携帯から携帯への通話料に比べても安いため、お勧めできる。ただし現在は、IP電話から携帯へ掛けると、電話番号が「非通知」になってしまうので、ご注意を。

IP電話を導入しても、一般回線は解約できない

IP電話は、基本的に発信のみ。着信、及び、IP電話で発信できない相手との通話には、一般回線を使っている。今のIP電話は一般回線があることを前提としているため、NTTとの回線契約は解約できない。

この夏以降、一般電話からIP電話への「着信」もできるようになる予定だが、それでも緊急通話等では一般回線を使う。解約できれば、NTT東日本の回線基本料金1750円(住宅用)を節約できるのだが、事情はしばらく変化しそうにない。

IP電話は現在使用してる電話機がそのまま使える

IP電話は、電話機は今までのもので問題ない。ナンバーディスプレー等、一部の機能は使えないものの、「通話」に関しては心配なし。ビジネスホン等の場合は交換が必要なこともあるが、それでも、自宅や店舗では問題ない、と思っておけばいい。

ADSLモデムは若干異なる。IP電話には、電話機をつなぐアダプターが必要。加入すると、モデムの後ろに繋ぐタイプか、モデムにアダプターが内蔵されたものをレンタルすることになる。そのため、モデムのレンタル料が数百円高くなる。外付けアダプタータイプなら、今のモデムがそのまま使える。

なお、IP電話には、通信速度が速いほうが有利。1.5Mのサービスを利用している場合、より高速なのサービスヘ乗り換えたほうがベストだ。

仕事に不可欠なFAXもほぼ問題なし

IP電話を店舗に導入しようと考えているショップオーナーにとって、FAXが使えるかどうかは大きなポイント。

結論から言えば、ほぼ問題なく使える。ただ、ネットが混み合うと音質が劣化するというIP電話の特質上、まれに通信が行えない可能性もある。ADSLを利用していて、回線の実効速度が極端に遅く、音声劣化が激しい場合、やはり通信が上手くいかない。そのため多くのIP電話事業者は、「可能だがサポートはしない」という姿勢だ。もし送信に失敗したら、IP電話は特定の番号を付加してダイヤルすると一般回線に切り替わるので、これで送り直せばいい。

なお着信に関しては、これまでと同じ。現在のIP竜話では、着信に関しては一般回線を使うため、IP電話の影響を受けないのだ。ただ、今後、IP電話を経由して着信できるようになると、送信の時と同じような問題が起こることが予想される。

ISDNのように2回線着信は不可能だが、発信はOK

ADSL全盛となっているが、現在もISDNという方も多いはず。1回線分の値段で電話回線を2回線使えるため、通話用とFAX用等の形で、ショップで利用するには便利である。

残念ながらIP電話は、ISDNのように2回線分として使うことはできない。正確には、こちらから2回線同時に掛けることはできるが着信はできない。

IP電話は着信に一般回線を使う。ISDNからADSLに切り替えた方は1回線になったはずなので、着信も1番号分しかできないということだ。ADSLを使っていて同時着信を実現したいなら、もう1回線契約を増やすしかない。

しかし発信は別。IP電話での発信時は、一般回線は発信していない状態なので、一方をIP電話、もう一方を一般電話として同時発信が可能だ。

また、ヤフーBBでは、IP電話側で2回線同時発信を可能にする「BBフォンステーション」を使うことで、2回線ともに安価なIP電話での通話を実現している。

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以上、IP電話の仕組みと、メリット・ディメリットを挙げてみたが、いかがだろうか。筆者もIP電話を使っているが、何ら不満もなく、ISDNを使っていた頃に比べれば、トータルの通信料も抑えられている。既にADSLを導入している方も、今後、ISDNからADSLに切り替えようと考えている方にも、IP電話は一考の価値があると言えるだろう。

超簡単! フォルダの活用と名前の付け方を工夫するだけ。ソフトを使わず、分かりやすく画像を整理する方法

デジカメで撮影した画像を何も考えずに保存してしまい、いざ使おうというときに、「あれっ? どこに入れたっけ」と、自分の欲しい画像を見つけられない、または見つけるのに苦労した経験はないだろうか。ネットサービス登録用等に撮影した画像は、一目で分かる名前を付けたフォルダに分類し、ウィンドウズの「縮小版」表示機能を使ってサムネイルを見れるようにすれば、使いたい画像がすぐに探せる。画像管理ソフトを使わずとも、整理・分類ができる小技を、今回は紹介しよう。

デジカメからパソコンに取り込んだ画像は、通常はアイコン状態になっているため、そのファイルを開くまで撮影内容が分からない。保存した大量の画像の中から、使いたいものをすぐに選べるようにするには、前もって探しやすい状態に整理しておくことが重要になってくる。

実際に扱う枚数や内容の種類に応じて、画像の整理方法は様々だが、いずれにしても基本となるのは「フォルダを上手く使って分類する」ということになる。フォルダの名前には、「バイク」や「パーツ」、「ツーリング」や「レース」といったジャンルが分かるのものや、2003年6月を「200306」とするような日付にちなんだものを付けると、一目で分かりやすい。そこに画像を分類して保存すれば、少ない枚数の中から欲しい画像を探せるので、見つける手間や時間が省ける。最初のひと手間で、後々ラクしようというわけだ。また、それほど画像が多くなければ、画像ファイル名にジャンルや日付を入れてしまうという手もある。面倒ではあるが、こうすることで、より一層分類、整理しやすくなる。

さらに、画像を整理する際には、1枚いち枚画像を見るのではなく、画像ファイルを縮小表示する「サムネイル機能」を使えば、もっとラクになるのだ。(画像「縮小版」)

フォルダ名、ファイル名のつけ方を工夫して整理する

スムーズな保管方法は、フォルダ単位で画像を分けておくことがポイントとなってくるが、そのフォルダ名の付け方にも気を付ける必要がある。色々なジャンルの画像があるならそのジャンル毎に、また、決まったジャンルのものが多いなら、取り込んだ日付毎で画像を分けよう。画像の数が多いなら、これらを組み合わせてフォルダ名を付けるのも有効だ。またファイル名をジャンルや日付にちなんだものにすると、より効率的に整理できる。ただ、画像の数が多い場合は、ファイル名までは無理に変える必要はないだろう。

フォルダの名前で整理方法は変わる

日付を中心にする場合
特にジャンルで分けられない、また反対に、決まったジャンルの画像しかないなら、画像を取り込んだ日付でフォルダを分けよう。ジャンルで分ける方法と違い、取り込むときに画像を振り分けなくて済むので、一度に色々なジャンルの画像を取り込むことが多ければ、こちらの方法が簡単。(画像「日付中心」)

ジャンルを中心にする場合
画像の内容に決まったものが多いなら、そのジャンルによってフォルダを分けておく方法が便利。それでもまだジャンル毎の画像数が多ければ、さらに日付で分けたフォルダを作成するのもいいだろう。例えば、「BBB用」というフォルダを用意し、その中に「20030601」という日付毎のフォルダを作成するとった具合だ。(画像「ジャンル中心」)

ファイル名の付け方で、画像処理もラクになる!

画像の数が少ないなら、取り込み時にファイル名を変えておいたほうが便利。先頭に日付を入れておけば、ファイル名で並べ替えた時に、日付の順番でファイルが表示される。(画像「ファイル名の付け方」)

(キャプション)
ファイル名の先頭には、日付を入れておく。長すぎるなら月まででも構わない。これならファイル名で並べ替えた時に、日付の順でキレイに並べ替えられる。桁数を揃えるのもポイントだ。日付に続いてジャンル名で区別。ここに付けるのは、「在庫」や「パーツ」のように漢字・数字程度の簡潔なものに。同じ日や同じジャンルで何枚も画像がある場合、重複してしまうので、最後に通し番号を付けるのも手だ。画像の数が増えた時のことを考え2~3桁の数字を付けておこう。

キーワードは「クレーム」。 ネット販売のクレーム対応と「ノークレーム」表示の意味

店頭販売でも、インターネットを利用した通信販売でも「クレーム」はつきものである。ただ、販売した商品に対しクレームを言ってくるユーザーもいれば、言ってこないユーザーもいる。クレームを言ってきたユーザーへの対応次第で、そのユーザーが次回も買い物をしてくれるリピーターとなるか、それとも二度と買い物をしてもらえない今回限りのユーザーとなるか、このどちらかに二分化されてしまうのは明白だ。

ショップの対応に不満を感じる理由として「対応が遅い」「その場しのぎな感じ」など、「誠意が感じられない」というものが挙げられる。ショップの対応に満足してもらえれば、今回はトラブルになってしまったものの、リピーターとなってくれる可能性は高まる。クレームを言ってこなかったユーザーはどうだろう。残念なことに、そのほとんどが「もう二度と買わない」と思ってしまっている可能性が高い。

トラブルはないにこしたことはないが、未然に防ぐよう最大限の努力をするのが当然である。しかし、人間は間違いを起こしてしまうもの。その際に、ユーザーが何らかのアクションを起こす、つまり「クレームを言ってきてくれるかどうか」を重視しよう。

で、クレームを言ってこないユーザーには、どう誠意を示せばいいのだろうか。ここで大切なのが、自店のホームページがクレームを言いやすい作りになっているかどうかということ。売りっぱなしではなく、何かあったときのために、問い合わせやクレームの窓口を設け、商品発送の際には、「商品に関するお問い合わせ先」を明記したお礼状を同封するといった気遣いが必要だ。クレームに対する風通しを良くしておくこと自体がショップの責任であり、ユーザーに対する誠意なのである。

クレームは「やっかいなもの」と考えがちだが、トラブルを起こしてもなお、ユーザーが「満足」と感じる誠意ある対応ができれば、実はマイナスどころか絶好のチャンスとなる。そして、トラブル後はユーザーの意見を積極的に取り入れて、サービスに反映させていく。結局、それがトラブルを未然に防ぐ結果にもつながっていくのだ。

トラブル対処の基本はコレ

とにかく速やかに
トラブルが発生したら「とにかく速やかに対応する」ことが大切。ユーザーにショップの誠意を伝えるには、些細なことでも後回しにせず、迅速な対応が一番。

電話で誠意を伝える
インターネットでの通信販売だからといって、メールだけでのお詫びは厳禁。必ず電話で直接お詫びするべき。ショップ側の誠意も伝えやすくなり、同時にユーザーの感情も和らぎやすくなる。

対応方法を明確に
お詫びをする際、トラブルに対するショップ側の対応方法を明確に伝えよう。ユーザーが一番気になるのは、謝罪の言葉より「どうなるのか?」だからだ。

今後の方針も伝える
せっかく購入してもらった大切なユーザーなのだから、今後の具体的なショップの方針や対策まで話し、同じトラブルは起こさない旨を伝え、リピートしてもらう努力が必要。

「ノークレーム・ノーリターン」ってどうなの?

ここまでは、クレーム対応の基本を述べた。あくまでもトラブル発生後の話が中心になったが、これからは、取り引き前にクレームをシャットアウトしてしまう意味で使われる「ノークレーム・ノーリターン」について触れよう。

ネット通販やオークションサイトで、ユーザーが中古商品、仮にタンクを購入または落札したと想定しよう。その取り引きで発生するクレームとして「“新品同様”と商品の情報欄に紹介されていたが、実際に送られてきた商品は傷だらけだった」というものが考えられる。

画像と実物のタンクとの間に、多少の見え方の違いがあるのは、ウェブ上であれば十分可能性はある。ディスプレイをはじめとしたパソコン環境によって、商品の見え方はまちまちになってしまうからだ。

今回のケースの場合、もし、実際にユーザーに届いたタンクが、一般の人から見て明らかに違うものであれば、民法上の詐欺に該当し、ユーザーは契約を取り消すことができる。あるいは、そのような傷がなければそのタンクを落札しないのが通常であると考えられるような場合には、錯誤に基づく契約であるとして契約そのものが無効になる。そして、ショップ側は、詐欺・錯誤による契約の取消・無効を主張され、返品・代金の返還を内容証明郵便等で請求されることになる。

ここで、よく商品の情報欄に見受けられる「ノークレーム・ノーリターン」(クレームは受け付けない)という記述。この表記をすることで、返品・返金の請求を受けずに済むことができるのだろうか。
「ノークレーム・ノーリターン」は、オークションサイトや、まれに中古品を販売するサイトの商品説明欄に表記する、ある意味「決まり文句」的なものになっている。確かに、中古品である以上、新品とは異なり、常識的に考え得る範囲の傷については、ユーザーも承諾しなくてはならない場合もあるだろうが、どのような傷でも甘受しなければならないという意味ではないのだ。したがって、「新品同様」という説明が明らかな虚偽であるような場合には、「ノークレーム・ノーリターン」という言い分は認められないわけである。

また、個人売買ではなく、二輪販売を営む「業者」である以上、消費者契約法が適用され、ユーザーにウソや事実と異なることを言う「不実告知」や、利益になることだけ言って、不利益になることを故意に言わない「不利益事実の不告知」に基づき、契約の取消を主張される場合もある。

自店のHPやオークションサイトでの「ノークレーム・ノーリターン」表記には注意が必要だ。仮にトラブルが発生しても、前段で述べた対処法を念頭に置き、マイナスをプラスに変えてイいくことが、ネット販売の成功の秘訣だ。

消費者契約法

不実告知
商品やサービスの内容、価格について事実と異なることを告げ、ユーザーはそれを事実と信じて契約した場合
(例)走行距離1万kmと説明され中古バイクを契約したが、他の整備工場でみてもらったところメーターが取り替えられており、実際の走行距離は3万kmだった など

不利益事実の不告知
ユーザーに利益な事実のみを告げ、不利益な事実は故意に告げなかったために、不利益な事実はないものと信じて契約した場合
(例)「今契約をすれば、半年間エンジンオイル無料」との広告を見て購入したが、走行1000kmを超えると適用されないことや、莫大な交換工賃がかかるのがわかった など

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