エクセルでのエラーメッセージ

エクセルで「#DIV/0!」というエラーメッセージが出てしまって、これを消したいけどどうしても消せない、という問い合わせがありました。
こういった、エクセルでの「分からない」や操作方法についてもパソコンサポートで承っています。
本題の「#DIV/0!」は、「0での割り算はできませんよ」「0では割れませんよ」という算数の基本をエラーメッセージとして表示しているわけです。
なので、割る数に何らかの数字を入力する、不要な計算式(割り算)は入れておかない、IF関数などを使って対処する、といったアドバイスをしておきました。

何かと便利なオンラインストレージ活用のススメ

USBメモリ経由でウイルスが感染するなど、ファイルの持ち運びも安心できなくなった今では、オンラインストレージの活用も検討してみてはいかがだろう。ネット環境が整っていればどこでも利用できるので、外出先でエクセルの続きを、なんていうことも可能。また、自店のホームページの代わりにストレージに写真やお知らせをアップしてユーザーと共有、といった使い方もできるので、何かと便利だ。そんなオンラインストレージに触れてみる。

ストレージとはデータを保存するもののこと

パソコン用語にはカタカナや英語が多く、それが分かりにくいという方も多いはずだ。今回取り上げるオンラインストレージの「ストレージ」とは記憶装置のことを言う。パソコンの内部にあるストレージと言えばハードディスク(HDD)となる。また、CD-RやDVD-Rといった光ディスク、デジカメに使用されるSDカードやコンパクトフラッシュもストレージと言える。数年前まで主流だったフロッピーディスクなどの磁気媒体も含め「データを記憶しておける(保存できる)もの」と覚えておけばいいだろう。ネット環境が整っていれば利用できるのがオンラインストレージで、無料で利用できるものも多く、用途によっていくつかの種類がある。

オンラインストレージもいろいろある

オンラインストレージといってもいくつかの種類があり、画像専用や動画専用から、ファイルなら何でもOKというものまである。また、大容量のファイル転送サービスもオンラインストレージの一種と見ていいだろう。これは、ファイルをアップロードすると同時に、送信先のメールアドレスを登録することで、相手にダウンロード先のURLを知らせてくれるもので、ファイルは一定期間で削除される。メールでは送信エラーになってしまいそうな大容量ファイルなら、このサービスを利用するとよい。「宅ふぁいる便(http://www.filesend.to/)」や「ファイルバンク(http://www.filebank.co.jp/)」などが代表的だ。

写真に特化したピカサ(Picasa)は使いやすい

グーグルが提供する写真の管理ソフト&ウェブアルバムのピカサ(Picasa)もオンラインストレージのひとつ。ソフトをダウンロードしてインストールする点ではフリーソフトにあたるが、ウェブアルバムはオンラインストレージになる。容量は1GBで、今時のデジカメで撮影した画像なら300~400枚はアップロードできる。アップロードはパソコンにインストールしたソフトで簡単にでき、また、画像管理・画像編集ソフトとしても十分な機能を備えているので、入れておいて損はない。
ウェブアルバムは共有できるので、イベント等の多数の写真をアップロードし、参加者に「ダウンロードはご自由に!」といった使い方ができる。

超大容量のスカイドライブならバックアップ先としてもOK

写真に特化したものではなく、ほぼどんなファイルでも保存しておけるものとして、多くの人が目にしているのが「ヤフーブリーフケース(http://briefcase.yahoo.co.jp/)」だろう。容量は1GBで通常の使い方であれば十分なサイズだが、もっと大容量をという方には「スカイドライブ」もある。マイクロソフトが提供しているもので、当初の5GBから25GBへ容量アップし、数年前のノートパソコンと同等のサイズになった。CD-RやDVD-Rの永久不滅神話が崩れ、保存したデータが100%安全ではないということが分かった今では、これらに加えて「スカイドライブ」にもデータをバックアップという使い方もできるだろう。

不特定多数でのファイル共有や閲覧場所として活用

スカイドライブの初期状態では「ドキュメント」や「公開」というフォルダーが用意されている。前述のデータのバックアップとして使うのは、他人がアクセスできないようロックされている「ドキュメント」になる。不特定多数がファイルを閲覧するには「共有」フォルダーを使えばよい。また、新しくフォルダーを作成し、共有相手を「自分のみ」や「全員」、「自分のつながり」と設定することも可能なので、イベントの告知などはユーザーも含めて見てもらえるよう「全員」、業務に関わることなどスタッフ間のみの閲覧なら「自分のつながり」と設定しておけば限定できる。外出先でも使えるオンラインストレージは何かと便利なので、ひとつ利用登録しておいてもいいだろう。

紙焼き写真のデータ化

フィルムから現像した紙焼き写真をスキャン、データ化してほしいという依頼がありました。
現在の複合機なら誰でも簡単にできますが、スキャナーや複合機を持っていない方は是非ご依頼ください。
スキャナーまたは複合機を持ってはいるけど、おまかせモードではなく、最適にスキャンする方法がわからないという方もどうぞ。

CD-Rに焼いた画像が読み出せない

間違いなくCD-Rに画像を焼いた(保存した)はずなのに、どういうわけか読み出せない、ということでヘルプに。
考えられる原因は、CD-Rが粗悪品だったり、書き込み時のエラーだったり(ドライブとメディアの相性?)、保管方法の問題だったり。
結局、原因は特定できなかったものの、データは復旧しないといけないので、フリーソフトの「CD/DVD Data Recovery」を使ってみました。
今回のケースでは問題なく復元成功です。

ハードディスクの復旧・復元

ウインドウズが起動しないということで見てみたら、「オペレーティングシステムが見つかりません」といったメッセージが。
ハードディスク(HDD)を外して、作業用パソコンに接続してみると、容量0バイト、「今すぐフォーマットしますか?」のメッセージが・・・。
復旧・復元できなくてもOKという了解をもらい、今回は作業料金をいただかないので、試しに下記のフリーソフトを試してみることにしました。

ベクターより

DataRecovery
削除してしまったファイルを復元する

データ復旧R for NTFS β
データ復旧無料ソフト フォーマット、データ消去からでも復活 ファイル名や拡張子からも救出可能

ドライブの復活
アクセスできなくなったディスクを修復する

ウインドウズXP(Windows XP)のインストール

中古で入手したノートパソコンで「偽造ソフトウェアの被害に合われた可能性があります」というメッセージが出た、という問い合わせが。
見てみると、パソコンに貼られているプロダクトキーは「Windows XP Home(ウィンドウズXPホーム)」なのだが、インストールされていたのは「Windows XP Professional(プロフェッショナル)」。
おそらく動作確認用でプロフェッショナルをインストールして、そのまま譲り受けたのでしょう。
症状を聞いた段階では、プロダクトキーの変更だけでいけると思っていたので、プロダクトキー確認・変更ソフトを使うか、それともレジストリエディタでプロダクトキーを変更するか・・・などと悩んでいたのですが、結局「ホーム」のCDを使って再インストール。
ライセンス認証も問題なく終了し、アップデートも適用したところで作業完了。
所要時間:約2~3時間
作業料金:10000円程
ホームページ制作・パソコンサポート
オフィスくまがい
埼玉県加須市

アクセス(Access)で作ったデータベースの修正

以前アクセスで作ったデータベースの手直しを依頼され、黙々と進めています。現場に手配した作業員の管理システムで、今回は、作業員のレベルによって異なる日給や残業代と、日々の労働時間を掛けて、1ヶ月の集計表を出力するという内容の手直し。言葉にすると簡単ですが、実際にはとても複雑で面倒な作業となります。
エクセルで管理しようとすると少々無理があるものでも、データベースソフトのアクセスなら比較的簡単に管理システムを構築できます。顧客管理や従業員管理は業種や規模を問わず必要になりますし、小売店などのショップを経営されている方なら顧客管理は必須ですね。マイクロソフトの「アクセス」や、フリーソフト・オープンオフィスの「ベース」でも動作するデータベース作成のお手伝いも承ります。
ホームページ制作・パソコンサポート 埼玉県加須市

携帯サイトは必須になるか?! 急速な利用者増をうけ、ショップのモバイル対応を進めよう

インターネットの利用というとパソコンからのイメージが強いかもしれないが、実は携帯電話をはじめとしたモバイル端末からの利用が急速に増加している。これは、大手のインターネットサービスが携帯対応になっていることからも明らかで、パソコン環境を前提としたページに加え、これからは携帯用ページの公開も必須になってくるはずだ。

モバイルの現状

2007年11月では約9997万台だった携帯電話の契約台数は、翌12月には1億台を突破。2008年12月現在では約1億583万台となっている。これにPHSの契約数約457万台を加えると、1億1000万台の「ケータイ」が使われていることになる(参考:電気通信事業者協会)。ここで、インターネットの利用状況を見てみると、携帯電話・PHS・携帯情報端末からの利用者は7287万人で、パソコンからの利用者数7813万人とほぼ同数と言っていい程の数字となっている(総務省・平成19年通信利用動向調査)。平成19年の数字なので、平成20年の集計では逆転している可能性も十分ある。高速データ通信が可能な3G端末の普及と、パケット定額制によりケータイからのインターネットの利用は急速に高まっており、今すぐにでも、ホームページ運営者はパソコンのみならずケータイへの対応も考えなければならない。

ショップとしてのモバイル対応

おそらく、パソコンでの閲覧を前提としたホームページの他に、ケータイ専用のものを用意しているショップは少数ではないだろうか。しかし、前述のとおり、ケータイからのインターネット利用は増えており、若い年齢層ほど「ケータイがメインでパソコンは2次的利用」という傾向がある。そういったケータイ世代を逃さないためにも、また、ケータイへの依存度が高い既存ユーザーのためにも、モバイル用ページを用意しておく必要がある。身近なホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」では、PCサイトを携帯サイトに一括変換できる機能などを備え、モバイル用ページの作成に対応しているので、ショップスタッフがホームページを作成しているのならば、こういったソフトを活用してみるといいだろう。後述するが、あえてモバイル用ページを設けなくても、携帯に対応したブログやSNSのサービスを活用することで、上手く代用することも可能だ。

携帯サイトならではの制約

ムーバブルタイプ(Movable Type)やワードプレス(WordPress)に代表されるCMSを使ってホームページを運営しているなら、プラグインの導入で比較的ラクにモバイル対応が可能だろう。しかし、CMSを使っていない場合、新規でモバイル用ページを追加していくのにはそれなりの労力を必要とし、またパソコン用ページ以上に制約が多い。例えば、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)によって仕様が異なるため、それぞれの特徴を把握しながらページを作る必要がある。また、メーカー、機種、世代によっても画面サイズが異なるし、対応する画像の形式も違うので、実に複雑。そして何よりも、1ページあたりの情報量がパソコンと比べて極端に少なくなるため、これを考慮した内容とナビゲーション作りはパソコン用ページとまったく異なり、一番頭を悩ませる。これらの問題を簡単にクリアできるのがブログサービスの利用となる。

無料ブログの活用で省力化

無料ブログサービスの利点は、携帯各キャリアに対応した表示が可能なことと、ネット環境が整っていればパソコンからも携帯電話からも更新・管理ができる点だ。既存のページはあまりアクセスがない、更新にかける時間を少しでも減らしたいという方なら、いっそのことメインの運用を無料ブログに移行してしまうのもひとつの方法だ。ブログというと時系列的、日記的なイメージが強いかもしれないが、テンプレートの修正で時間的な要素は排除できるし、コメントやトラックバックを停止させる機能も備えているので、ブログっぽくないブログ、一見すると普通のホームページのようなブログを作成することもできる。有名人の利用が多く、アクティブユーザー数も他を圧倒するアメーバブログ、機能豊富なFC2ブログ、初心者にもオススメなライブドアブログなど、どれも携帯からの投稿が可能。カスタマイズ性などは実際に使って確かめてみるといいだろう。