「今日のパソコンサポート」復活

しばらく更新していなかった「今日のパソコンサポート」。
9月から復活させようと思います。

今月中に顧客管理&売上管理&請求管理をまとめたものをアクセス(Access)で作り上げます。
ルート配送に関連するもので、扱う商品の種類は少なめですが、同じ商品でもお得意様により単価が異なるので、少々面倒です。
また、依頼者の方はパソコン初級者から中級者になりつつあるといったところなので、いかに操作画面を分りやすくするかがポイントになってきます。

こういった作業の場合、アクセス専門の業者ではテーブル、クエリ、フォーム、レポートの数によって料金が変わる設定にしているところが多いようですが、これを説明し、理解してもらうのが大変なため、単純に作業時間による料金に変更しました。
場所&パソコンをお借りして進めるケースが多いので、実際の作業時間×3000円を目安に料金をお知らせしています。

“つぶやき”ツール「Twitter(ツイッター)」でショップもお手軽情報発信

今、単にひと言つぶやくだけのツールが話題となっている。日本では2008年4月にスタートした「Twitter(ツイッター)」だ。投稿画面の「いまなにしてる?」からも分かる通り、今、自分がしていることをつぶやくのが前提となっているようだが、リアルタイム性を活かしてショップで使える可能性も十分ある。海外や日本国内での事例に少し触れながらツイッターを見ていく。

マイクロブログと呼ばれるツイッターとは何?

早速、ツイッターがどういったものなのか見てみる。マイクロブログやミニブログと呼ばれているが、ブログというよりはむしろ数年前に主流だった掲示板、またはチャットに近い。あえてブログというなら「限りなく機能制限されたブログ」だ。文字数は140文字に制限され、文字の装飾や絵文字は使えない。また、写真のアップロードもできない。「つぶやき」=「記事」となるが、記事に対するコメントやトラックバックの機能もない。ブログに標準装備の機能はほとんどないのだ。どうしてこんなにシンプルなサービスが人気になっているのかというと、そのシンプルさゆえの手軽さにある。チャット感覚で投稿でき、リアルタイム性が高い。そして、ツイッター独自の「フォローする」という機能で、他人の「つぶやき」を自分のログイン画面に表示させることができ、こちらもリアルタイムでチェックできるのだ。これらの特徴が活かされたのが、次に取り上げる海外での事例となる。

ハドソン川の悲劇・オバマ大統領などとツイッターが大活躍する海外

このように、何の変哲もない、実にシンプルなサービスが何故注目されているのだろうか? きっかけのひとつとして挙げられるのが今年1月の「ハドソン川の奇跡」。墜落後の様子が写真付きでアップされ、またテレビなどによる報道よりも早かったことから、アクセス過多でサーバーがダウンするほどだったようだ。前段で述べたように、まるで実況中継のようなリアルタイム性の高さが、ツイッターの魅力なのだ。
逆に、リアルタイムゆえに国が接続規制したのでは?と言われているのが中国・ウルムチの暴動のとき。ツイッターやユーチューブを通じて市民が生の情報を発信する一方、報道を統制したい中国側はツイッターなどへのアクセスを制限したというのだ。それだけ国内外に影響力のあるメディアになっているということだ。オバマ大統領が選挙期間中にツイッターで随時「つぶやいて」いたことも、影響力の高さを見越した利用だったに違いない。

日本では報道・自治体・一般企業でも使われ始めている

こうした注目度の高さをうけ、日本国内でも企業・報道・自治体での活用も広まってきている。また、選挙活動には使えないが、政治家も「つぶやき」を公開しているようだ。報道での利用例を見てみると、毎日新聞の「毎日jp」では、記事内にツイッターへのリンクボタンを設置し、記事の内容に対する「つぶやき」が簡単にできるように配慮している(写真参照)。自治体としては青森県庁がいち早くツイッターを活用し始め、最新情報やホームページの更新履歴の発信している。また、企業の活用例として、デルでは最新情報の他、ユーザーからの問い合わせに対応している。質問者にダイレクトに答える形となるので、まるで、リアルタイムのQ&Aコーナーのようでもある。数年前に一般的だった掲示板を使ったやりとりに近い。小売店では、店舗スタッフの単なる「つぶやき」はもちろんのこと、商品の入荷状況やセールの案内など、バイクショップでも活用できる使い方を見ることができる。

ショップでどう使うか?

さて、具体的にツイッターの活用方法を見ていこう。販促面としては、新たに入庫したバイクの情報になるだろう。文字情報のみとなってしまうが、その分手軽に投稿していける。ブログでは写真も一緒にアップしないと何となく物足りなさを感じてしまうが、ツイッターならそんなこともない。リンクは貼れるので、ホームページに掲載→ツイッターに掲載情報(ホームページへのリンク)を投稿といった使い方ができる。また、メインの情報発信はHPかブログに変わりないはずなので、それらの更新履歴をツイッターでという使い方もできる。また、相手のつぶやき内に投稿できる機能(@付き投稿)があり、これを使ってツーリングや走行会、レースといったイベントの打ち合わせ、意見交換もできる。冒頭で述べた「フォロー」により、イベント当日の状況を簡単に実況中継し、フォローしているユーザーに伝えることも可能だ。既存のブログでもできないことはないが、ツイッターの気軽さは一度試していただきたい。

(写真1)
至ってシンプルなツイッターのトップ画面。ログインしなくても、どんな「つぶやき」が投稿されているのか見ることができる。

(写真2)
簡単な手順でアカウントは取得できる。ログインするとこの画面になる。「いまなにしてる?」の下欄に140字以内で「つぶやき」を書くだけがツイッターのメイン機能となる。

(写真3)
毎日新聞のサイト「毎日jp」の記事にはツイッターのボタンが設置されている。クリックすると投稿画面へ移動するので、新聞記事に対する「つぶやき」ができるというわけだ。

(写真4)
自治体での中では一番最初に導入されたと言われている「青森県庁」のツイッター画面。最新情報をツイッターからも発信することで、既に活用している媒体と合わせて情報提供の幅が広がる。これはバイクショップでも同じことが言える。