今や標準ツールとなったツイッター アクセス数向上や販促と活用法は様々

2008年から日本でもスタートし、2009年から急増し始めたツイッター。PCはもちろん携帯やスマホでも使え、リアルタイムな情報更新が人気の要因だ。かなりの利用者数があるツイッターからHP・ブログに誘導しない手はなく、すでに多くの企業やショップが活用しているが、まだという方のために改めてツイッターを取り上げてみたい。

標準ツールとなったツイッター

携帯電話やスマートフォンでも気軽に使えることから、数あるウェブサービスの中でも今や標準ツールとなったツイッター(Twitter)。リアルタイムな情報発信・情報収集が可能なことから、東日本大震災でも有効に活用されたのは記憶に新しい。NHKのアナウンサー堀潤さんがつぶやいていた人気アカウントが閉鎖されることが話題になるなど、ツイッターの存在は想像以上に大きくなっているのだ。こうした状況をうけ、個人や一般企業はもちろんのこと、国や自治体でも公式アカウントで情報発信するのが普通になっているし、メールでの情報配信サービスと同列になってきていると言える。何かを調べたい時にはグーグルやヤフーに加えて、ツイッターで検索しても有用な情報が得られるはずだ。

更新履歴用としてHPへ誘導

ツイッターを情報発信ツールとして活用する場合、メインとなるホームページやブログに対してこちらはサブの役目となってくる。更新情報や新商品の追加のお知らせをツイッターでつぶやき、ホームページやブログへ誘導させるという使い方だ。フェイスブックやミクシィとも簡単に連携できるため、SNSを活用している方にとっても必携のツールと言える。また、以前主流であった掲示板のような使い方をする場合、ツイッターもひとつの独立したコンテンツとして考え、誘導目的の更新履歴ではなく、例えば質問コーナーやスタッフの「いま」としてもいいわけである。ブログにはツイッターの内容を表示するプラグインも用意されているし、ホームページ用にもツイッター表示スクリプトがあるので、それらを導入していけばよい。

ツイートの非公開でお得意さん限定に

 ツイッターでつぶやいた内容は基本的にすべての閲覧者に公開されるが、非公開に設定することもできる。この場合、こちらが承認したフォロアーに限定した表示となるため、パスワード認証でログインするページを設けたときのような「会員オンリー」に似た情報発信が可能となる。既存のユーザー以外には隠しておきたいお知らせを発信したり、ツイッターユーザー限定のセールを展開するなど、非公開ツイッターも活用方法はいろいろある。一般公開する通常用とは別のアカウントを用意し、後述するダイレクトメッセージともうまく併用していきたいところだ。

ダイレクトメッセージはメールの代用に

ツイッターの基本は「140字以内でつぶやく」ことだが、それ以外にも様々な機能がある。ダイレクトメッセージがその1つで、公開されることなくフォロアーにメッセージを送信することができ、また、件名を入れる必要がないため、携帯電話のCメール・ショートメールに近い使い方ができる。最近は、連絡手段が携帯電話のみという人も多く、かつ、迷惑メール対策でPCメールをフィルターにかけているケースも多いため、こちらがパソコンでメールを送りたくても相手に届かないといったことが起こり得る。そんな時のための代替手段としても使えるし、また、フォロアー限定のセール情報を送る等、ユーザーサービスの差別化も図れる。「フォローしていればお得!」と思わせる活用をしていきたい。

いかにユーザーにつぶやいてもらうか?

 ツイッターにはリツイートという機能があり、これは他のつぶやきを引用して自分のつぶやきのタイムラインに表示させるもので、例えば、イチオシの商品が発売され、それに関するメーカー公式のツイートがあった場合、それを引用することで自分のタイムラインに表示させ、自分のフォロアーの目にも止まるというわけだ。逆に、自分のつぶやきを多くの人にリツイートしてもらえれば、それだけアクセス数の向上にもつなげられる。同様に、ホームページやブログ内に「ツイッターボタン」を設置することで、簡単にページのタイトルとURLをツイートしてもらえるようになる。数も表示されるので、「1000以上になったらオイル交換無料!!」といったサービスも考えられる。
シンプルなツイッターだが、これを使った販促はいくらでもできる。大いに活用していただきたい。

ダイレクトメッセージ
ダイレクトメッセージを送る

ダイレクトメッセージ
ダイレクトメッセージも文字数制限あり

フォロワー(フォローしてくれているるユーザー)一覧から、ダイレクトメッセージを送ることができる。ツイートと同じで件名不要、文字数制限がある。

ツイートを非公開にする
ツイートを非公開にする

ツイートを非公開の設定にすることで、自分のつぶやきはフォロワーに限定した公開となる。常連客フォロワーに限定したセールを展開といった使い方ができるだろう。

ツイッターボタンの設定
ツイッターボタンの設定

ツイッターボタンの設定画面(https://twitter.com/about/resources/buttons)。ここで得られるHTMLコードをホームページやブログ内入れることでボタンを表示させることができる。多くの人にツイートしてもらうことで、アクセス数の向上にもつながる。

リツイート
リツイート

他のツイート内の「リツイート」をクリックすることで、自分のツイートのタイムライン内に引用することができる。自店のユーザーにもリツイートを促していきたいところだ。

「やらせ」で浮上してきたステルスマーケティング 悪質なステマと疑われないPRを!

「食べログ」の「やらせ」問題が話題となり、「やらせ」の口コミ投稿業者の存在が明るみに出た。口コミの集客効果の高さを狙い、口コミを装ったやらせの投稿が、宣伝には見えない宣伝行為=ステルスマーケティングではないかということで、このキーワードも同時に話題となっている。こうした問題をうけ、今後のショップのPR方法を再考しておきたいところだ。

ナガティブなイメージの「ステマ」とは

有名グルメサイトの口コミ、ランキングの「やらせ」問題が話題となり、ここで浮上してきた「ステマ」というキーワード。「ステマ」とは「ステルスマーケティング」の略で、ひと言で言い表すと「宣伝と気付かれないように宣伝すること」である。どういうことか?
インターネット内に限定して話を進めると、具体的には、バナー広告は誰が見ても明らかな宣伝であるが、個人のブログで「とある商品」の紹介をしているのは、本当に個人の感想や意見をもとに投稿したものなのか、それとも、商品の宣伝を目的に投稿したのか分かりにくい。というか、ほとんど分からない。それを狙ったのがステルスマーケティングで、口コミ、ランキング好きの日本人の気質を上手く突いた宣伝方法と言える。宣伝なのかどうか分からない宣伝方法ゆえに、ステルスマーケティングそのものがネガティブに捉えられているが、今回の「やらせ」問題と混同しないようにしておきたい。アルバイト・パートを雇い、あたかも実際に飲食したような口コミや投票をさせる「やらせ」投稿させていた業者が問題なのだ。実際、こういった業者は多数存在し、「食べログ」以外のサイトでもやらせが蔓延していると言われており、残念ながら、口コミサイトの信頼度が下がってしまったと言わざるを得ない。

線引きが難しく、どこからがタブーなのか不明瞭

ステルスマーケティングそのものに目を向けてみる。有名人や人気ブロガーのブログで何らかの商品やサービスが紹介されているとする。もちろん、ひと言書くだけで反応や影響は大きいのは明白だ。それを狙い、金品を提供した上で、いち個人の感想として商品やサービスをブログ上で紹介させるのは、宣伝と気付かれないように宣伝するステルスマーケティングに該当するだろう。
また、アフィリエイトでも同様のものがある。特定のキーワードやリンクを文章の中に入れ、ブログに投稿することで数百円の報酬が得られるシステムがあり、バナー(リンク)をクリックして課金されるタイプ、バナー(リンク)を経由して購入・契約されると課金されるタイプとは異なる。これも、一見すると宣伝・広告には見えないため、一種のステルスマーケティングと見ることができる。
さらに、ネットではないが、雑誌で見られる記事広告も、欄外に「広告ページ」ですと断りを入れていても、体裁を他の本文と似せているため、広義のステルスマーケティングとする見方もあり、線引きが難しいのが実態。なので、安易に「ステルスマーケティング=悪い」とするのは早計と言える。ただ、ショップのスタッフがユーザーのふりをしてショップの宣伝をするのは、間違いなくタブーなステルスマーケティングだろう。

バイクショップならではのPR

幸か不幸か、グルメサイトに似たバイクショップ紹介サイトはほとんどないため、口コミやランキングによる評価を受けることはない。逆に言えば、積極的にインターネットを使って誘導し、アクセスアップを狙いたい方にとっては、その誘導経路が飲食店と比較して少ないということになる。
そうは言っても、「教えて!バイク屋さん!」といったコンテンツを有効に活用することで、ショップのPRは十分可能となる。他のバイク関連のポータルサイトも同様だ。
また、代表的なQ&Aサイトとして「OKWave(オウケイウェイヴ)」や「人力検索はてな」、「Yahoo!知恵袋」が挙げられるが、こういったサイト内での回答をショップへの誘導につなげることもできるはずだ。ただ、できることなら個人ではなくショップであることを公表した上で、さりげない回答がベター。例えば、「おすすめのパーツはありますか?」という質問に対し、「ここにあります!」と直接ショップへ飛ばすような書き込みはあからさますぎて、逆に敬遠されてしまう可能性が高い。そのバランスをよく考えた回答を心がけよう!
何はともあれ、ベストなのは実際のユーザーにブログやSNS等でショップを紹介してもらうこと。相互リンクを促進するようなサービスを展開していくのも効果的だろう。

食べログ
食べログ

業者による「やらせ口コミ」の被害を受けた「食べログ(http://tabelog.com/)」。今回の発覚は氷山の一角で、口コミサイト、ランキングサイトのやらせ書き込みは相当数あると言われている。「食べログ」側は携帯電話による認証制度を導入し、やらせ対策を強化した。

回答者であるショップ名が表示され、もちろんショップページへの誘導もされるため、積極的に活用しておきたい。これ以外にもショップのPRにつながるサービスはいくつもある。

OKWave
OKWave

複数のポータルサイトが導入しているQ&Aサイトの「OKWave(http://okwave.jp/)」。回答するには登録が必要。プロフィールでショップ名やホームページを公開しておけば、さりげないPRにつながるはず。いかにも宣伝と感じられるような回答は敬遠されるので注意が必要。

携帯電話もパソコンもダメ・・・ 災害時の連絡手段・情報収集を考える

震災時、みんなが一斉に連絡を取ろうとするため、電話はつながりにくくなり、また、停電になるとテレビ、パソコン&ネットが使えなくなるため、情報収集もできなくなる。そうならないためにも、防災対策のひとつとして通信手段の確保を再考しておきたい。

地震発生直後、固定電話・携帯電話は「使えない」と考えるべき

東日本大震災に限らず、大きな地震があった直後は、震源地に近いところを中心に電話がつながりにくくなる。これは誰もが経験していることだろう。安否確認等で電話が集中するため、通話制限がかけられるからだ。これが数十分から数時間に渡るため、実質、「電話は使えない」と考えた方が良いくらいだ。携帯メールも、送信後、かなり時間が経ってから受信となるため、タイムリーな連絡はできないと考えておくべき。そこで、一番におさえておきたいのは「171」の「災害用伝言ダイヤル」だろう。高齢者でも簡単に伝言の録音・再生ができるため、何はともあれ「まずは171」だ。

もし、スマートフォンを持っているなら「Skype(スカイプ)」を是非とも入れておくべき。ネット回線を使った電話のため、電話回線が混雑していても発信可能だ。スカイプ同士なら無料通話ができるし、スカイプクレジットを購入すれば、固定電話、携帯電話にも発信できるので便利だ。実際、筆者は大震災時にスカイプで発信し、連絡が取れやすかった経験がある。

電話や携帯メールが使えないと考えると、次にタイムリーに使えるサービスはツイッターなどのネットサービスだ。携帯電話、スマートフォン、パソコンに対応していれば従来型の掲示板でも良いだろう。見に来てもらわなければいけないという「受け身の発信」になるが、自分は無事と書き込んでおけば、ひとまずは安心だ。緊急時用に家族間専用のツイッターを登録しておくのも手だろう。

停電になればネットも使えない。別の回線を確保しておこう

前述のスカイプやツイッターはインターネットが使えることを前提とした話で、もしパソコンでやろうとした場合、停電でモデムやルーターの電源が落ちてしまったら、インターネットが使えなくなるので完全にアウト。何もできなくなってしまう。非常時でもパソコンのネット環境を確保するには、モバイルルーターやテザリング対応のスマートフォンを用意しておきたい。これらは、簡単に言えば携帯電話の回線でインターネットができる無線端末で、これにノートパソコン&無線LANがあれば、停電時でもインターネットが使えるというわけだ。これから携帯電話を機種変更する予定の方は、テザリング対応のスマートフォンを頭に入れておこう。

ネットとは関係ないが、光ファイバーを利用した「ひかり電話」やデジタル回線(ISDN)にしている場合、停電すると電話が使えなくなるが、アナログ回線&ADSLの場合は停電時も固定電話が使えるので、インターネットの回線速度にこだわらなければアナログ回線&ADSLの方が安心だ。すでに「ひかり電話」を導入している場合は、基本料が別途発生してしまうが、安心を買う意味でアナログ回線を併設しておいても良いだろう。

最低限の電源は確保し、非常時に備えよう!

携帯電話、スマートフォンいずれにしても、災害時は発信回数も多くなり、通話時間も増える。前述のツイッターやスカイプも使うとなるとバッテリーの消耗度は激しい。特にスマートフォンはバッテリーがすくなくなるため、サブバッテリーは必携だ。非常時にというわけではなく日常から持ち歩きたいところだ。また、ソーラーチャージャーや手動チャージャーも必携アイテムとなってくる。

パソコンに関しては、ノートパソコンやタブレット端末が1台あると便利だ。これらはバッテリー駆動するため、デスクトップパソコンが停電で使えなくなっても代用できる。仕事では使いにくいミニノートパソコンも、カタログ値で8時間のバッテリー持続時間を誇るモデルもあり、非常時にはとても役に立つはず。携帯電話やスマートフォンと同様にサブバッテリーがあるとより安心だ。

デスクトップパソコンには無停電電源装置(UPS)を用意しておきたい。UPS経由で電源を取っていれば、突然の停電でデータが消えたり、パソコンにダメージを与えることはない。あくまでも非常用なので長時間の作業は不可能だが、大切なパソコンを守ってくれる。また、UPSはパソコンに限らずモデムやルーターにも使えるため、ひかり電話やISDNでも短時間であれば通話可能な状態に保ってくれる。

災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル

災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル

災害用伝言ダイヤルは171だ。録音は「1」、再生は「2」で進みガイドに従っていけばよい。ドコモ、au、ソフトバンクでも同様のサービスがある。

スカイプ
スカイプ

インターネットを使った通話サービス「スカイプ」の発信画面。スカイプ同士なら無料、料金別途で固定電話や携帯電話にも発信できる。ネット経由なので災害時でもつながりやすい。

ツイッター
ツイッター

首相官邸(災害情報)のツイッター画面。ツイッターはパソコンはもちろん携帯電話でも閲覧・投稿ができるため、情報収集にも使えるし、家族の連絡用アカウントをひとつ登録しておくと、いざという時に便利だ。

ミニノートパソコン(ネットブック)
ミニノートパソコン(ネットブック)

エイサーのミニノートパソコン(ネットブック)。無線LANを内蔵し、バッテリーの駆動時間が8時間と長いため、非常時にネットを使いたい時の強い味方となるはず。

UPS BE325-JP
UPS BE325-JP

APCの小型でお手頃価格の無停電電源装置(UPS)。実売価格で4000円を切る。交換用のバッテリーも用意されている。

アローズZ
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Auのスマートフォンなら高速でインターネットができるワイマックス搭載モデルがあり、ルーターとして使用できるテザリング対応だ。「全部入り」のアローズZ

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デジカメ・携帯で撮った動画をテレビで見たい それならDVDビデオ化してDVDプレーヤー対応にしよう!

デジカメや携帯電話・スマートフォンでハイビジョン動画が気軽に撮影できるようになり、ちょこちょこと撮りためている方も多いはず。ただ、このままDVD-Rに保存(書き込み)しただけではDVDプレーヤーで再生できないのはご存知だろうか? しかし、ちゃんとDVDビデオ化してあげれば問題ない!

ここ最近の動画撮影機能はスゴイ

動画を撮影するなら、機能、使い勝手など総合的に見ればビデオカメラが一番なのは当たり前だが、メモ代わりに撮影するならコンパクトデジカメや携帯電話でも満足できる動画が撮影可能だ。実際、iPhoneをはじめとしたスマートフォンでもフルハイビジョン動画(フルHD動画)を撮影できるし、大画面液晶テレビに映し出しても、モバイル端末で撮影したと言わない限り分からないくらい画質は良い。デジカメかスマートフォンの動画機能を多用している方なら、その良さが十分お分かりのはずだ。まだ、フルHD動画を撮影できる端末がないという方は、廉価版のコンパクトデジカメでもフルHD動画撮影機能を備えているので、ひとつ持っていると便利だ。ちなみに、キャノンのエントリーモデル・IXY(イクシィ)210Fなら実売価格で1万円を切っている。携帯電話の機種変更を考えている方はフルHD動画に注目して機種選択をしても良いだろう。

DVDに保存するのとDVD化は違う

撮影した動画は、基本的にはパソコンに保存していくことになる。フルHD動画はデータサイズが大きくなり、前述のIXY210Fだと、4GBで撮影可能な時間が14分53秒(フレームレート24fps)となっており、単純計算で1分当たり約270MBも使うことになるため、デジカメやスマートフォンではあっと言う間に保存領域を圧迫してしまうからだ。パソコンに保存しないでいると、SDカードやCFカードが何枚あっても足りなくなってしまう。ただ、パソコンにも限界があるため、いつかはDVD-R等の外部メディアにバックアップ(保存)していかないといけなくなるだろう。パソコンで閲覧するだけなら単なるバックアップ(保存)でOK、ユーザーにイベント時等の動画を渡したい場合も「DVD-Rに焼いたもの」を用意すれば良い。しかし、DVDプレーヤー等で再生したい場合、単に「DVD-Rに保存したもの」では再生できないのだ。

撮影した動画をDVDビデオ形式に変換

デジカメやスマートフォンで撮影した動画と、DVDプレーヤー等で再生できるDVDビデオは、同じ「動画」でも形式が異なり、再生時の互換性がない。意外と知られていないようで、「DVD-Rに動画を保存すればDVDプレーヤーで再生できる」と思っている人が多いのだが、これは間違った認識となる。もし、DVDプレーヤーで再生したい場合は、撮影した動画をDVDビデオ形式に変換し、それをDVD-Rに保存する必要があるのだ。DVDビデオを作成するには「DVD Flick(DVDフリック)」や「DVD Styler(DVDスタイラー)」といったソフトを使えばよい。USB接続の外付けスーパーマルチドライブ等に付属されているソフトでも「オーサリング機能」があれば良い。ここではDVDフリックを例に見てみる。DVDスタイラーも操作は似ているので参考にしていただきたい。ソフトは以下からダウンロードできる。あらかじめインストールしておこう。
http://www.dvdflick.net/

DVDビデオ化してDVDプレーヤーで再生

通常、DVDフリックは英語表記だが、日本語化したもので見ていく。DVDの作成はDVDフリックを起動し、画面内に動画ファイルをドラッグ&ドロップ、「DVD作成」をクリックするだけととても簡単。「プロジェクト設定」→「書込設定」で「プロジェクトをディスクに書き込む」にチェックを入れておけば、DVD-Rへの書き込みまで自動で実行してくれるのだ。細切れに撮影した複数の動画を1つにまとめることもでき、また、その順序を入れ替えることも可能で、例えば、走行シーンをゼッケン順にするといった簡易編集ができるというわけだ。一度DVD-Rに書き込んだDVDビデオはコピーも簡単にできるため、複数のユーザーに配布するのも手間ではない。こうして作成した「デジカメ・携帯動画からのDVD」は家庭用DVDプレーヤーで再生することができるというわけだ。DVDフリックの細かい設定を省いてしまったので、欄外の写真や説明を参考にしていただきたい。

キャノン IXY200F
キャノン IXY200F

キャノンのIXY210FはエントリーモデルながらフルHD動画の撮影が可能。実売価格は1万円を切っており、メモ動画撮影用に1台持っていても損はないだろう。携帯を機種変更するならスマートフォン等のフルHD動画機能に注目しても良いだろう。

DVDフリック起動画面
DVDフリック起動画面

DVDフリックの起動画面。画面内に動画をドラッグ&ドロップするか、右側の「タイトル追加」をクリックしDVD化したい動画を選択する。順番の入れ替えも可能だ。

DVDフリック書込設定
DVDフリック書込設定

画面上部の「プロジェクト設定」から「書込設定」で、「プロジェクトをディスクに書き込む」にチェックを入れておけば、DVDビデオへの変換とDVD-Rへの書き込みを自動で実行してくれる。

DVDフリックのホームページ
DVDフリックのホームページ

DVDフリックのホームページ内のダウンロードページ。ここからダウンロードしインストールすれば良いのだが、基本的には英語表記なので、日本語化するには別途日本語化ファイルが必要になる。

DVDスタイラー
DVDスタイラー

DVD Styler(DVDスタイラー)のホームページ(http://www.dvdstyler.org/ja/)。こちらもフリーソフトなので、DVDフリックと一緒にインストールしておき、使い勝手の良い方を選択すれば良いだろう。


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フェイスブックに続くSNSのGoogle+(グーグルプラス) ショップ用にグーグルプラスページを開設しよう!

グーグルがスタートさせたSNSのGoogle+(グーグルプラス)。アイドルグループのAKB48が活用し始めたことで注目されたので、知っている方も多いことだろう。そんなグーグルプラスの企業やショップ、ブランド向けサービスが「グーグルプラスページ」だ。フェイスブックやツイッターと並んで活用していきたいサービスのひとつだ。

フェイスブックと似たグーグルプラス

2011年9月に一般公開されたGoogle+(以下、グーグルプラス)。どのようなサービスかというと、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のフェイスブックや、日本国内最大のSNSであるミクシィ(mixi)と似たものと考えておけばよいだろう。フェイスブックでは「友達」、ミクシィでは「友人(以前はマイミク)」と呼ばれる「つながり」をインターネットの中で築き、相互に情報の発信・受信・共有ができるというサービスである。言葉では分かりにくいと思うので具体例を挙げると、ショップを中心とした多数のユーザー、ツーリングクラブ、特定車種のオーナーズクラブといった「つながり」をネット内でも作ろうといった感じだ。基本的には実名を公開した利用となるため、お互いに安心感があるのも利点のひとつだ。
ただ、グーグルプラスをはじめとしたSNSは「個人」が活用することを想定しており、企業やショップが使うには少々無理な点もあった。そこで登場したのが「フェイスブックページ」や「ミクシィページ」と呼ばれる「個人」以外が活用しやすいSNSのサービスで、そのグーグルプラス版が「グーグルプラスページ」となる。11月にスタートしたばかりのサービスで、フェイスブックと合わせて注目しておきたい。

グーグルプラスページでショップへ誘導

ショップ用の「グーグルプラスページ」を作成するには、まず、グーグルプラスのアカウントを取得する必要がある。この手順は省略するが、取得手順の途中で「知り合いを探す」「知り合いをサークルに追加」「有名人の一般公開の投稿をフォロー」「プロフィールの登録」があるが、これらはスキップしてよい。
グーグルプラスが無事使えるようになると、画面右側に「Google+ページの作成」があるので、ここから進んでいく。「地域のお店や場所」「商品/ブランド」などショップ用なのか、それともサークルやグループ用なのかなどによってカテゴリを選べる。「地域のお店や場所」から進んでいくと、電話番号の入力を求められる。グーグルに企業情報が登録されていればそれが表示され、登録されていない場合は自分でショップ名や住所を入力して「作成」する。
グーグルプラスページが作成できたら、「ストリーム」に移動し、早速投稿してみよう。入力欄に「最新のできごとを共有しましょう」とあるように、ストリームに投稿した内容は、「サークル」と呼ばれるグループ内のグーグルプラスユーザーにも表示される。ショップであればユーザー(顧客)のサークルを作っておくと良いだろう。ストリームへの投稿は一般公開や顧客などと公開先(共有先)を指定できる。まずはここからがスタートとなる。

どちらをメインにするかで活用方法は様々

グーグルプラスページの準備が整ったところで、実際にどう活用していったら良いだろうか? ショップのホームページが充実している場合、グーグルプラスページは最新情報の発信やホームページの更新履歴を公開し、あくまでもホームページへの誘導手段として使えば良いだろう。ホームページのサブ要素として掲示板やブログが存在していたのと同じ位置付けだ。逆に、ホームページはそれほど充実していない、あまり力を入れていない場合、グーグルプラスページをメインとしていくのも有効で、フェイスブックではすでにそういった動きもある。
 フェイスブックページは多機能で色々なことができるSNSといった印象で、対して、グーグルプラスページはシンプルで簡単に使えるSNSだ。ブログを更新してきた方も、これからはSNSの併用、またはSNSへの移行で、不特定多数への情報発信から、「つながり」を持った限定された多数への発信となり、既存ユーザーの囲い込みにもつながる。グーグルプラス、フェイスブックともにスマートフォンで簡単に管理できるのも見逃せない。
まだスタートしたばかりのグーグルプラスページをいち早く活用してみよう。ただ、ユーザー(友人・友達)をひとりでも多くサークルに追加していくことがポイントとなってくることもお忘れなく!

チロルチョコ
チロルチョコ

チロルチョコ株式会社のグーグルプラスページ。商品情報のほか、ホームページの更新情報、フェイスブックで展開している採用情報へのリンクなど、様々な内容を投稿しているのがわかるので参考にしてみると良いだろう。

グーグルプラスページ
グーグルプラスページ

グーグルプラスの登録が完了すると、ページ内の右側に「Google+ページの作成」があるので、ここをクリック。次の画面からグーグルプラスページの登録・作成を進めていく。

カテゴリを選択
カテゴリを選択

カテゴリを選択する画面で、ショップ用なら「地域のお店や場所」となる。もし、特定車種のオーナーズクラブ用や、レースや走行会等のイベント用なら「その他」でいいだろう。ひとつのアカウントで複数のグーグルプラスページが作成できる。

もうちょっと使えるウインドウズXP 延命させるなら、まずはハードディスクのチェックを!

ウインドウズ7が登場して2年経過したが、「まだ使える」からとウインドウズXPで頑張っている方も多いはず。サポートが終了する2014年までにはウインドウズ7に切り替えたいが、せめて切り替えまでの間は安心して使いたいところ。そこで、ハードディスクの健康状態をチェックし、必要であれば交換しておくと安心だ。

「7」に乗り換え? それとも「XP」を延命?

ウインドウズ7が登場して早2年。9月には次期OSの「ウインドウズ8(開発コード名)」が発表され、ウインドウズはどんどん進化しているが、まだまだ長年慣れ親しんだウインドウズXPを使い続けている方もかなり多いはず。実際、筆者自身もウインドウズ7とウインドウズXPを併用しているが、使用頻度が高いのはいまだにウインドウズXPで、仕事でも十分活躍している。
しかし、セキュリティー面を考慮すると、マイクロソフトのサポートが終了する2014年までには「ウインドウズ7」に移行しなければならない。パソコンの買い替えやOSの入れ替えが必要になってくるというわけだ。その2014年までの1~2年間は何とかウインドウズXPを使い続けたいと思っていても、長年使って入ればどこかが壊れてしまう可能性は十分ある。最も可能性が高いのがハードディスクだ。
もし、今のウインドウズXPパソコンを延命させたいなら、まずはハードディスクの健康状態をチェックしてみよう。一般的にハードディスクの寿命は5年程と言われており、ウインドウズXPが登場した頃に購入したパソコンは危険度が高いし、年数は経過していなくても、ハードディスクは回転体であるため、使用時間が長いものは要注意だ。

まずはハードディスクの状態をチェック

ハードディスクの状態をチェックする方法には、ハードディスクの自己診断機能であるSMART(スマート)の情報を読み込むソフトを使うのが簡単。よく知られたものとして「クリスタルディスクインフォ」や「HDDスマートアナライザー」などが挙げられる。
「クリスタルディスクインフォ」を例にすると、ソフトはフリーソフトのダウンロードサイトから入手できる。インストール後、ソフトを起動すると接続されているハードディスクの情報が表示される。USB接続された外付けハードディスクの情報も表示してくれるのでとても便利だ。起動しなくなったパソコンからハードディスクを取り外し、別のパソコンにUSB接続してチェックするということも可能なわけだ。
クリスタルディスクインフォの画面上部にはハードディスクの性能面やシリアルナンバー、電源投入回数や使用時間が表示される。何年で何時間使っているのかは興味深いはずだ。下部にはメインとなるスマート情報が表示される。スマート情報は項目名と現在値、最悪値、しきい値となっており、ポイントは「しきい値」に対する「現在値」「最悪値」だ。しきい値を下回る項目があると「異常」となり、すぐにでもハードディスクの交換が必要と判断できる。しきい値に近い悪い値を示している場合は「注意」となり、この段階で交換しておけば安心だろう。

ハードディスクの中身をそっくりコピーして入れ替える

クリスタルディスクインフォで「注意」または「異常」と表示されたら、早速ハードディスクを交換しよう。交換すると言っても、新品のハードディスクに新規でウインドウズをインストールし、今まで使っていたソフトやプリンターのドライバー等を入れていくのはかなり面倒で時間もかかる。そこで、現在のハードディスクをそっくりそのままコピーし、言わばクローンを作れるソフトを活用したい。安価な有料ソフトもあるが、ここでは「EaseUS」(http://www.easeus.com/)の無料ソフト「EaseUS Disk Copy」を見てみる。
まずは、CD起動用のデータ(ISOファイル)をダウンロードし、書き込みソフトでCD-Rに焼いておく。ハードディスクのクローンを作りたいパソコンにそのCD-Rをセットし、コピー先となる新品のハードディスクを接続した状態で再起動すると、「EaseUS Disk Copy」がスタートする。英語表記になっているが内容は難しくなく、コピー元のハードディスクを選択し、コピー先のハードディスクを選択するだけと至って簡単。容量にもよるが、作業は数時間かかるので、時間的に余裕のある時に行うのがベストだ。コピーが完了したら、ハードディスクを入れ替えて終了。これで、今までと全く同じ環境でパソコンを使うことができる。

(※ここで紹介する方法はクローン作成を保証するものではありませんので作業は自己責任で行ってください)

クリスタルディスクインフォ
クリスタルディスクインフォで「注意」と表示された例

クリスタルディスクインフォで「注意」と表示された例。「代替処理済のセクタ数」「代替処理保留中のセクタ数」「回復不可能セクタ数」が注意を示す黄色信号になっている。「現在値」「最悪値」が「しきい値」を下回る場合は「異常」の赤信号となる。「異常」ではすでに正常に動いていないはずだ。

EaseUsのホームページ
EaseUsのホームページ

「EaseUS」内の「Todo Backup」と「Disk Copy」のページ。画面右上で表示言語を切り替えられるので安心だ。「Disk Copy」を起動させるためのデータ(ISOファイル)のダウンロードは、画面中央の右側の「Download」から進む。

ブートメニュー
ブートメニュー

「Disk Copy」を書き込んだCD-Rをセットしてパソコンを再起動すれば自動的に「Disk Copy」がスタートするが、もし通常通りウインドウズが起動する場合は、もう一度再起動し、起動直後にF12キーを押し、ブートメニューで「CD-ROM Drive」を選択する。

スタート画面
スタート画面

正しく起動すると、この「EaseUS Disk Copy」のスタート画面が表示される。

コピーモードを選択
コピーモードを選択

コピーモードは「Disk Copy」を選択

コピー元を選択
コピー元を選択

コピー元のハードディスクを選択(select source disk)

コピー先を選択
コピー先を選択

コピー先のハードディスクを選択(select destination disk)。この後に最終確認画面となり、コピーが開始される。コピーはハードディスクの容量にもよるが数時間かかる。

スカイプ以外も“使える”電話サービスあり! グーグルボイスや050プラスも加えて通話料節約&副回線確保しよう

iPhone4Sの登場でますます加熱しているスマートフォン市場。「アンドロイド携帯」でプッシュしてきたauからもiPhone4Sが発売されたことで、スマートフォンの環境もさらに変化するに違いない。そんなスマートフォンと相性が良いネット電話、IP電話と呼ばれる無料通話可能な電話サービス。スカイプが代表的で多機能を誇るが、他にも使えるサービスがある。今回はそれに注目してみたい。

スカイプに対向する電話サービス「グーグルボイス」

インターネットを使った無料で通話ができる電話として定番の「Skype(スカイプ)」。2003年に登場したときにはウインドウズのみだったが、翌年にはマック版も登場。iPhoneが発売されると、iPhone版アプリも登場し、そして、auのスマートフォンにも正式採用され、最近ではiPad版も登場するなど、あらゆるツールでスカイプが使える環境が整っている。無料に加え、ビデオ通話ができる点も見逃せず、遠隔地同士でのテレビ会議も可能となっており、ビジネスツールとしてとても有効なのはすでに知られているところだ。ネット環境され整っていれば、こんなに便利なツールはない。そんなスカイプに対向して登場したのが「グーグルボイス」だ。さらに、NTTコミュニケーションズからも同様のサービスである「050plus(050プラス)」も登場しており、「ネット通話」も色々と選べるようになってきた。

通話料が安いグーグルボイス

グーグルボイスを使うには、まずGmail(ジーメール)を使えるよう、アカウントを作成しておこう。グーグルのトップページ左上からGmailに進み、右上の「Gmailを初めて利用する場合 アカウント作成」から、いくつかの項目に入力して作成できる。Gmailの画面左側に「受信トレイ」などのメニューが並ぶが、その中に「電話をかける」がある。これをクリックするとビデオチャットプラグインをインストールするよう指示が出る。完了すると、グーグルボイスが利用できるようになる。「電話をかける」をクリックすると、画面右下にダイヤル画面が表示される。国は「日本」を選択し、固定電話、携帯電話の番号を入力し、発信すれば通話可能。ただ、前もってクレジットを購入しておく必要がある。これはスカイプと同様に前払い制だ。通話料は固定電話へは1分0.02ドル、携帯電話へは1分0.11ドルと格安。ただ、非通知になるのが難点だ。

番号通知してくれる050プラス

非通知になってしまうのはスカイプを使った場合も同様で、非通知拒否の相手に発信してもつながらない、といったデメリットがこれらのネット電話にある。スカイプはオンライン番号を取得すれば通知も可能だが100%ではない。これを解消してくれるのが「050プラス」だ。月額315円で050から始まる番号を取得でき、通話ソフトはパソコン、アンドロイド端末、iPhone用が用意されている。インストール時には固定電話か携帯電話の番号を入力する必要がある。登録時に自動応答ガイダンスの「お申し込み確認コール」がかかってくるからだ。確認が完了すると通話ができるようになる。通話料金は固定電話へは3分8.4円、携帯電話へは1分16.8円とグーグルボイスに比べれば割高。また、スカイプのようにビデオ通話やメッセージ送信などの様々な機能は備えてなく、あくまでも通話のみ。しかし、確実に番号通知してくれるので、既存の電話と同等の役割を果たしてくれる。

意外と多いスカイプ以外の電話サービス

これらスカイプ、グーグルボイス、050プラス以外にも多数の通話サービスが登場している。例えば、「まとめ」でおなじみのNAVER(ネイバー)からは「LINE(ライン)」というアプリが登場しており、LINEを入れたスマートフォン同士なら無料通話が可能。同様のアプリで「Viber」もある。スカイプもそうだが、頻繁に連絡を取り合う相手と同じアプリを入れておくことで、かなり通信料を節約できるはずだ。また、東京の番号である「03」から始まるグローバル着信番号を取得できる「東京03」や「ViVafon」もあり、電話への発信・着信はもちろん、番号通知も可能だ。050プラスに近いサービスなので、複数を導入しておけば、ひとつの端末で複数の番号を扱うことも可能になる。それぞれ、対応端末にバラツキがあるが、新たに回線を増やしたい場合や、スマートフォンを使っている場合は、ぜひとも入れておきたいサービスだ。

Gmail
Gmail

Gmail(ジーメール)画面左側のメニュー内に「電話をかける」がある。クリックすると画面右下に発信画面が表示される。最初に使う際にはプラグインをインストールするようメッセージが表示されるので、それに従いインストールしよう。

グーグルボイス
グーグルボイス

グーグルボイスの発信画面は至ってシンプル。発信する前にクレジットを購入しておく必要がある。最低10ドルからで、残額は画面上に表示されている。

050プラス
050プラス
050プラスの発信画面
050プラスの発信画面

050プラスのiphone画面
050プラスのiphone画面

「050plus(050プラス)」のホームページからアプリをダウンロード&インストールしてから、申し込み&設定となる。iPhone、アンドロイド、ウインドウズに対応しているので幅広い。050プラスの発信画面はグーグルボイスと同様にシンプルだ。

料金一覧

料金を簡単に一覧にしたが、スカイプの料金体系は複雑なため省略。実質無制限の月額プランに加入し、オンライン番号を50%オフで入手するのが安い。また、番号通知は100%ではない。少々高めの1ドル80円と仮定し、グーグルボイスは1.6円/分、050プラスは2.8円/分とグーグルボイスに軍配があがる。しかし、番号通知を考慮すると050プラスが最も使えるサービスだろう。


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アカウントなし、ログインしてなくても閲覧可! 検索にもヒットする「mixiページ」の活用で情報発信

従来のmixi(ミクシィ)は招待制を採用し、利用・閲覧には友人・知人のつながりを重視することで、発信する情報の範囲を制限できるのが特徴。同時に、アカウントがない、ログインしていないユーザーは閲覧できず、閉鎖的という見方もある。しかし、こういったユーザーも閲覧することができる「mixiページ」というサービスがスタートした。これを活用しない手はない。

まず、mixi(ミクシィ)とは?

すでに多くの方がご存知だとは思うが、mixi(ミクシィ)の概要を簡単に説明する。日本国内最大規模のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるミクシィは、当初、友人・知人からメールで招待状を受け取らなければ登録・利用ができないというシステムとなっており、ここに現実の友人・知人関係をネット内の「つながり」とした安心感があったことが最大の特徴とも言える。ショップのユーザーから招待されたり、逆にユーザーを招待し、ミクシィ内でコミュニケーションを図ったり、販促に活用しているショップもあるだろう。ただ、この「招待制」ゆえに、ミクシィを使いたくても使えないネットユーザーがいたのも事実で、昨年には招待されなくても利用できる「登録制」を導入(利用制限あり)。さらに、今年8月にはオープン化された「mixiページ」が登場。閉鎖された空間だったmixiが「開かれた」サービスを始めたのだ。

検索にもヒットするmixiページ

 前段で「閉鎖された」とマイナスイメージの表現をしたのは、ログインしないとミクシィ内を閲覧できない点や、ログインするには招待を受けないといけない点、さらに、検索にヒットしない点など、普通のウェブサービスとは少々異なるからで、裏を返せば、限られた友人・知人にのみ日記を公開できる点などは、コミュニケーションの手段としてはメリットにもある。対して、掲示板やブログ、ツイッターは不特定多数の誰でも閲覧でき、もちろん検索にもヒットし、ミクシィとはある意味対極にある。こういった要素も盛り込んだオープンなSNSが「フェイスブック」であり、また、8月末からスタートした「mixiページ」もオープンになったところが見逃せない。ショップのホームページと併用してミクシィを活用してきた方はもちろん、まだ、ミクシィを使ったことがないという方も、mixiページからスタートし、ショップのPRツールとして活用していけば良いだろう。

mixiページはブログ感覚で作成可能

 では、実際にmixiページを使ってみよう。既にミクシィを利用している方は不要だが、まず、ミクシィの登録を済ませておこう。メールアドレスはPC用と携帯アドレスの両方必要だ。「mixiページnavi(http://page.mixi.co.jp/)」の「ページ作成へ」をクリックすると、ページ名の入力とカテゴリの選択を要求される。ショップ用を作成すると仮定し、ショップ名を入力し、「サービス・地域店舗・スポット」と「自動車・バイク」を選択したら、「同意の上、ページを作成する」をクリック。これで初期の登録は終了となる。あとは、基本情報、デザイン設定、公開設定などのシンプルな項目で構成されているのでページ作成に迷うことはない。ミクシィにログインしていないユーザーも閲覧できるのは基本情報とmixiページでの「つぶやき」で、この2つを充実させていくことが同時に検索エンジンへのヒットへもつながっていくことになる。

mixiページとフェイスブックの併用

以前ここで紹介したフェイスブックも同様のサービスになるが、これら2大SNSを併用することで、自店ホームページやブログへの誘導も効果的に狙えるし、スマートフォンや携帯用の情報発信はmixiページやフェイスブックに振り分け、HPやブログと分離してしまうという使い方もできる。また、両者ともにツイッターとの連携が可能になっているので、ツイッターでの「つぶやき」をmixiページとフェイスブックに表示、つぶやく内容はメインとなるHPやブログへのアクセスを促すものとしておけば、イベントの告知なども容易に行えるはずだ。主軸はHP・ブログ、それを補佐するmixiページ・フェイスブック・ツイッターといったイメージだ。主軸のHP・ブログがなくても、補佐役の3サービスだけでもネット上の販促活動はできるし、すべてがモバイルにも対応しているため取りこぼしも少ないはず。ただ「HPあります」だけではアクセスは望めない。話題のネットサービスを積極的に取り込んでいこう。

mixiページ
mixiページ

mixiページのスタート地点である「mixiページnavi」(http://page.mixi.co.jp/)。分かりやすい説明もあるので、一読してから始めるといいだろう。

ホンダのmixiページ
ホンダのmixiページ

一例としてホンダの公式mixiページ。新着の投稿一覧と基本情報はアカウントなし、ログインなしでも閲覧できる。

mixiページとツイッターの連携
mixiページとツイッターの連携

mixiページはツイッターとの連携が可能。mixiページからツイッターへ、逆に、ツイッターからmixiページへとそれぞれの投稿を相互に表示することも可能だ。

ツイッター
ツイッター

mixiページとフェイスブックを併用し、かつ、ツイッターも連携させれば多方向から情報発信が可能となる。ツイッターとフェイスブックの接続は、ツイッター側のプロフィール設定画面で可能だ。

今話題のSNS「フェイスブック」 これをショップのホームページのかわりに使ってみよう!

日本ではミクシィ(mixi)がその代名詞的存在となっているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。映画化もされて話題となった世界最大級のSNSである「フェイスブック」も聞いたことがあるはずだ。実はこのフェイスブックはブログと同様にショップのHPとして活用できそうだ。これからHPを考えている方は参考にしていただきたい。

ホームページがなくても無料サービスで何とかなる

今では当たり前となったホームページの存在。ショップの営業ツールとしては欠かせないものとなっているが、なかなか開設にまで至っていない方もいるはず。レンタルサーバーを借りて、ドメインを取得して、ホームページ作成ソフトでデータを作って、それをアップロードといった一連の流れは、パソコンが苦手な方やホームページそのものがよく分からない方にとってはとても面倒なもの。面倒なことに仕事の時間を割くほど余裕がないとなると、ますますホームページ開設から遠のいてしまう・・・といった悪循環になってしまっているのではないだろうか? そんな方とってブログはとても便利なツールだ。
ブログの多くの使い方は「日記」として日々の出来事を更新していくスタイルだが、日記を更新していくのではなく、ショップのホームページとしても活用することも可能。ホームページ作成の知識やソフトがなくても、ブログの更新方法さえ覚えてしまえば、自店の「公式ページ」を開設できるのだ。ここ最近では、ブログに加えて「フェイスブック」に注目が集まっている。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の1つで、日本ではミクシィ(mixi)が最大級のユーザー数を誇るが、世界的にはフェイスブックが圧倒的。個人用途のみならず、ビジネスに活用する動きも見逃せない。

ミクシィとは異なりオープンなフェイスブック

フェイスブックとはSNSの1つであることは前述のとおりで、基本的には実名で登録するようになっている。出身校や趣味などのプロフィールも細かく入力しておくことで、それをつながりとしたコミュニケーションが可能で、まさにそれがSNSの特徴とも言える。
ここで、ミクシィはログインした状態でなければ各ページを閲覧することができず、また、ミクシィ内のページは検索エンジンにヒットすることはないが、フェイスブックはこれとは逆で、ログインしていなくてもページの閲覧は可能で(制限あり)、検索エンジンにもヒットするという大きな違いがある。同じSNSでも、完全に閉ざされた空間のミクシィに対し、オープンなフェイスブックと言えばいいだろうか。これならば、ショップのホームページ代わりとして十分活用でき、また、SNSならではの利点も享受することができる。実際、企業やショップがPRの一環として活用したり、自治体がホームページをフェイスブックに移行している例もあり、プライベートで個人が楽しむだけでなく、ビジネス用としての活用も進んでいるのだ。もちろんミクシィをビジネスに活用している例も多数あるが、ログインしたユーザーしか閲覧できないという範囲の狭さは、自店のHPとして活用するにはデメリットとなる。

フェイスブックを使ってみる

実際にフェイスブックを使ってみよう。まず、フェイスブックの登録は個人用の他、ビジネス用の登録も別途用意されている。ショップ用としては「地域ビジネスまたは場所」から登録すればよいだろう。さらに、店長、スタッフがそれぞれ個人用に登録しておけば、フェイスブック経由での集客間口を広げることができる。
基本的に、文字の入力と写真のアップロードができればページの編集(設定)は可能。ショップの情報を入力し、店舗やメインで取り扱っているバイクの写真をアップしておけばよいだろう。ブログのようにテンプレート(デザイン)の変更はできないが、逆にこれがシンプルさにつながっている。その一方で、ツイッターとの連携が可能だったり、様々な「アプリ」が追加できるなど機能的に進んでいる点もある。また、一般的な無料ブログサービスもそうだが、モバイル、スマートフォンの表示にも対応しているため、パソコン用・モバイル用にそれぞれ対応ページを作成しなくても済み、携帯オンリーのユーザーにも見てもらえるのは大きなメリットだ。その点では、既にHPを持っていても、モバイル用としてこちらを併用していくのもひとつの手段だ。
今回はアウトラインのみで細かい部分にまで触れることができなかったので、一歩踏み込んだ活用についてはまた別の機会に取り上げてみたい。


無料ブログサービスのひとつであるシーサーブログ(Seasaa BLOG)のトップページ。ひとつのアカウントで複数のブログを開設できるほか、独自ドメインの設定もできるため、ホームページをここで展開していくことも十分可能だ。
http://blog.seesaa.jp/

佐賀県武雄市
市のホームページを完全にフェイスブック化した佐賀県武雄市。
http://ja-jp.facebook.com/takeocity

フェイスブック
フェイスブックのトップページ(アカウント登録)。個人用はここから登録を進めていくが、ビジネス用は右側下の「著名人、バンド、ビジネスのためにFacebookページを作成」をクリックする。

フェイスブック
「著名人、バンド、ビジネスのためにFacebookページを作成」をクリックすると、この画面に進む。大きく6つのカテゴリに分かれているため、適当なところから登録していく。ショップの場合は左上の「地域ビジネスまた場所」が最適だろう。

グーグルやヤフーだけが検索じゃない NAVERの検索や「まとめ」の活用で情報力&アクセス数アップを狙え!

グーグルとヤフーの検索にほとんど差がなくなったことで、検索する場合も、逆に検索結果からHPへアクセスを誘導したい場合も、何となく間口が狭くなってしまった感がある。そこで、別の検索サイトも活用していきたい。利用者数を伸ばしているNAVERがそれだ。

知りたい情報を得るにはグーグルやヤフー以外の検索サイトも活用すべき

グーグルとヤフーがそれぞれ独自の検索結果を表示してくれていたことで、同じことを調べるにも、両者から違うアプローチで幅広く情報収集することができたが、昨年後半からヤフーがグーグルの検索エンジンを採用したことで、検索結果がほぼ同一になってしまった。SEO的な観点からは、グーグルとヤフーに対して別々のSEO対策を施さなくてもよくなったが、日本での利用者が多いヤフーにウェイト置いてSEO対策をしていた方は、大きな順位の変動やアクセス数の大幅減などで悩んだことだろう。

SEOの話はさておき、グーグルとヤフーの検索結果にほとんど差がなくなったことで、これらとは異なった検索結果を求めたい場合は、マイクロソフトの「bing(ビング)」などベースが違うものを使うしかない。また、HPへのアクセス数アップもグーグルやヤフーの「検索結果」頼みではなく、mixi(ミクシィ)や話題のツイッター、フェイスブックへの投稿・書き込みはもちろんのこと、自分で自由に使える外部のサービスを活用して積極的に誘導しなければならない。そこで注目したいのがNAVER(ネイバー)だ。ライブドアなどにもNAVERの検索エンジンが導入されており、「探しあう検索」をコンセプトにサービス開始からわずか2年で急速に利用者数を伸ばしている。

一見すると普通の検索サイトのようなNAVER(ネイバー)の全体像

では、実際にNAVERを見てみると、一見しただけでは他の検索サービスと大きく違うところはない。画面左上で検索の種類を切り替えることができ、総合検索、画像、動画、ウェブ、ブログ、まとめ、その他(ニュース、リアルタイム、クチコミ、テーマなど)とある。いつも検索するキーワードを使って検索してみると、グーグルやヤフーとは異なった検索結果となり、なかなか面白い。また、ショップ名で検索して比較してみるのもいいだろう。さらに、トップページには話題となっている「トピックワード」や、人名検索と公式ツイッターへの直接リンクが貼られた「有名人のひとこと」もありる。

無料の会員登録は任意のユーザー名とパスワードを設定し、連絡用のメールアドレスを入力するだけで簡単に完了。メールアドレスとパスワードでログインする。ログインするとマイページの編集が可能で、自分のプロフィールや「つながりキーワード」を設定できる。ショップとして登録した場合は、プロフィールにショップ紹介、つながりキーワードにショップを象徴する言葉、例えばオフロードとかミニバイク、具体的にズーマーやスティードと車名を入れてみればいいだろう。また、ログインすると「まとめ」を新規作成したり、既存の「まとめ」を追加編集できる。さて、「まとめ」とは一体何なのだろうか?

NAVER「まとめ」を使って情報をまとめ、HPへの誘導手段にひとつに

「まとめ」とはひとつのテーマについて情報をまとめたページで、リンク集のようなものであったり、写真や動画のみだったり形態は様々だ。バイクに関する「まとめ」では「ロードバイクに乗る素敵な女性のブログまとめ」や「バイクの画像&動画集」など、かなりの数がある。ログインすれば自由に「まとめ」を作成できるのは前述のとおりで、作成そのものはブログの投稿と変わらないとても簡単なもの。ポイントは「まとめ」の編集範囲を「1人でまとめる」か「みんなでまとめる」かを選択できるところで、後者にしておけば、ログインしたユーザーが「まとめ」に追記できる。逆に、他のユーザーが作成した「まとめ」で「みんなでまとめる」設定になっているものは自分自身も追記できるというわけだ。

これらの「まとめ」はNAVER内の検索でヒットするのはもちろんだが、グーグルやヤフーの検索でも上位にヒットするページもあり、上手く活用すれば自店のHPへの誘導にもつながるはず。関連のある「まとめ」にHPへのリンクを追記していく、または、新たに作成した「まとめ」の中にさりげなくリンクを入れておき、営業目的と見られない工夫は必要になる。ショップ直接ではなく、スタッフブログなどを用意し、それを介するのもひとつの方法だ。アクセス数アップに活用してみていただきたい。

NAVERトップページ
NAVERのトップページ。画面左上で検索の種類を切り替えられるが、注目は「まとめ」。

NAVERまとめ
「まとめ」のインデックスページにはまとめのタイトル(テーマ)が並ぶ。

NAVERまとめ 編集範囲
「まとめ」の新規作成画面。編集範囲を「みんなでまとめる」にすれば、ログインしたユーザーが任意に編集可能となる。

NAVERまとめ アイテムを追加
「みんなでまとめる」に設定された「まとめ」には「アイテムを追加」するボタンが表示される。ここから任意に情報を追加できる。

NAVERのページビュー・ユニークユーザー数
NAVERのページビューとユニークユーザー数(UV数)の推移。UV数は1473万人で前年の2.5倍となっている。