ショップ用もプライベート用も独自ドメインでの運用が何かと安心!

現在、アナタのホームページはどうなっているだろうか。  インターネット接続の契約をした時のプロバイダーを活用している? それとも無料のサービスで運営している? いずれにしても、今後、データの引っ越しや、無料サービス側のトラブルに対応するためにも、独自ドメインを取得して、固定のURLを持っておいた方が何かと安心だ。

様々なホームページの形態

今となっては「当たり前」となったホームページ。シンプルなショップ案内から、大規模なネットショップ形態のものまでその内容は様々だ。加えて、ホームページのデータの置き場所・運営方法も色々だ。大きく分けると以下の4つに分類されるのではないだろうか。

  • 独自ドメイン+レンタルサーバー
  • 無料のホームページスペース
  • 無料のブログサービス
  • プロバイダーに付属のホームページスペース

制作・運営初心者の頃は無料のサービスを使って慣れておき、後に独自ドメイン+レンタルサーバーへステップアップといった方もいるはずだ。また、契約しているインターネットサービスプロバイダーに標準装備のホームページ用スペースを使っている方もいるだろう。どのタイプでもホームページを表示させることは同様にできるが、タイプによっては融通がきかずに少々問題となる可能性もある。

プロバイダーのHPスペース利用は注意

ここで、プロバイダーのホームページスペースを使っているタイプに注目してみる。恐らく以下のケースで困ることが多いのではないだろうか。
ADSLから「光」に変更するなどで、他のプロバイダーに切り替えた場合、それまでのホームページスペースが使えなくなる、といった事態が起こってしまう。新たなプロバイダー側へデータを移せばホームページの公開は可能だが、前の契約を解除することで、それまでのURLはもちろん無効になってしまうし、同時に、他のホームページに貼ってもらっていたリンクも無効になってしまう。新たなURLを教えて、リンクを貼り直してもらわなければならない。双方共にとても手間がかかるし、SEO(検索エンジン最適化)を考えて作ったホームページも、その効果が低減する恐れがある。私的なページならまだしも、商売がからむショップのページはプロバイダーのスペース利用はできれば避けたいところである。

独自ドメインは「看板」や「表札」の役目

そもそも独自ドメインとは、「offstyle.jp」の部分が独自ドメインと言われるもので、「●●●.jp」の●●●は自由に設定できる(ただし重複不可)。分りやすいショップ名などにしている方が多いはずだ。ドメインはあくまでも「看板」や「表札」といったイメージでとらえていただきたい。ドメインは、ホームページのデータを保存している場所を表すIPアドレスと呼ばれる番地と関連付けられることで、初めて有効となる。ちなみに、IPアドレスは「210.188.205.134 」で、この番地と看板である「offstyle.jp」が結びついていることで、今のホームページが表示されているというわけだ。万が一、データを別の場所に引っ越し、番地(IPアドレス)が変更になった場合でも、看板(ドメイン)の関連付けを変えるだけで、今まで通りホームページは表示される。

独自ドメインを使った運用が安心

このように、独自ドメインは「移動可能な看板」であるため、レンタルサーバーを変えた場合も柔軟に対応でき、また、ブログサービスでも独自ドメインに対応しているところがあるため、そちらにドメインを設定することで「ホームページのブログ化」も可能となる。現在、独自ドメインを持たずにホームページを運営している方は、なるべく早くドメインを取得したほうが良いだろう。基本的にはレンタルサーバーも借りた方がベストだが、プロバイダーのホームページスペースでも独自ドメインが使えるのであれば、そのまま継続して利用し、あえてレンタルサーバーを借りる必要はない。ただ、現在のレンタルサーバーは月額300円程で大容量・高機能のものがいくつもあるので、大きな負担にはならないはず。別枠で安価なレンタルサーバーや独自ドメイン対応のブログサービスを紹介しておくので、自分のスタイルに合った独自ドメインでの運営方法に切り替えていこう。

【独自ドメインが使える無料ブログ】

  • Seesaaブログ(http://blog.seesaa.jp/)
  • 忍者ブログ(http://blog.ninja.co.jp/)
  • Blogger(http://www.blogger.com/)
  • WEBできブログ(http://www.webdeki.com/blog/)
  • 269g(http://269g.jp/)
  • Sublime Blog(http://sublimeblog.jp/)
  • CSCブログ(http://cscblog.jp/)
  • OCN Blogzine ブログ人(http://blog.ocn.ne.jp/)
  • ホームページの作り方は分らないけど、ショップのホームページを開設したいという方にはブログ+独自ドメインがおすすめ。これらの無料ブログでスタートし、後にステップアップしていけばいいだろう。

    (写真1)
    ショップ用として無料ブログを活用するならSeesaaブログ(http://blog.seesaa.jp/)がおすすめ。もちろん、独自ドメインの利用も可能。

    【独自ドメインの取得】

    • Stardomain(http://www.star-domain.jp/)
    • ムームードメイン(http://muumuu-domain.com/)
    • Gonbei Domain(http://www.gonbei.jp/)
    • お名前.com(http://www.onamae.com/)

    レンタルサーバーには「ドメイン+サーバー」といった格安の料金プランを設定しているところがあるが、単独でドメインの管理ができない場合があるので、上記のようなサイトからドメインは別で取得する方が良い。

    (写真2)
    ドメインはこちらのムームードメインやお名前.comなど取得や管理が単独でできるところがおすすめ。レンタルサーバーを別のものに変更するときも簡単に設定変更ができる。

“つぶやき”ツール「Twitter(ツイッター)」でショップもお手軽情報発信

今、単にひと言つぶやくだけのツールが話題となっている。日本では2008年4月にスタートした「Twitter(ツイッター)」だ。投稿画面の「いまなにしてる?」からも分かる通り、今、自分がしていることをつぶやくのが前提となっているようだが、リアルタイム性を活かしてショップで使える可能性も十分ある。海外や日本国内での事例に少し触れながらツイッターを見ていく。

マイクロブログと呼ばれるツイッターとは何?

早速、ツイッターがどういったものなのか見てみる。マイクロブログやミニブログと呼ばれているが、ブログというよりはむしろ数年前に主流だった掲示板、またはチャットに近い。あえてブログというなら「限りなく機能制限されたブログ」だ。文字数は140文字に制限され、文字の装飾や絵文字は使えない。また、写真のアップロードもできない。「つぶやき」=「記事」となるが、記事に対するコメントやトラックバックの機能もない。ブログに標準装備の機能はほとんどないのだ。どうしてこんなにシンプルなサービスが人気になっているのかというと、そのシンプルさゆえの手軽さにある。チャット感覚で投稿でき、リアルタイム性が高い。そして、ツイッター独自の「フォローする」という機能で、他人の「つぶやき」を自分のログイン画面に表示させることができ、こちらもリアルタイムでチェックできるのだ。これらの特徴が活かされたのが、次に取り上げる海外での事例となる。

ハドソン川の悲劇・オバマ大統領などとツイッターが大活躍する海外

このように、何の変哲もない、実にシンプルなサービスが何故注目されているのだろうか? きっかけのひとつとして挙げられるのが今年1月の「ハドソン川の奇跡」。墜落後の様子が写真付きでアップされ、またテレビなどによる報道よりも早かったことから、アクセス過多でサーバーがダウンするほどだったようだ。前段で述べたように、まるで実況中継のようなリアルタイム性の高さが、ツイッターの魅力なのだ。
逆に、リアルタイムゆえに国が接続規制したのでは?と言われているのが中国・ウルムチの暴動のとき。ツイッターやユーチューブを通じて市民が生の情報を発信する一方、報道を統制したい中国側はツイッターなどへのアクセスを制限したというのだ。それだけ国内外に影響力のあるメディアになっているということだ。オバマ大統領が選挙期間中にツイッターで随時「つぶやいて」いたことも、影響力の高さを見越した利用だったに違いない。

日本では報道・自治体・一般企業でも使われ始めている

こうした注目度の高さをうけ、日本国内でも企業・報道・自治体での活用も広まってきている。また、選挙活動には使えないが、政治家も「つぶやき」を公開しているようだ。報道での利用例を見てみると、毎日新聞の「毎日jp」では、記事内にツイッターへのリンクボタンを設置し、記事の内容に対する「つぶやき」が簡単にできるように配慮している(写真参照)。自治体としては青森県庁がいち早くツイッターを活用し始め、最新情報やホームページの更新履歴の発信している。また、企業の活用例として、デルでは最新情報の他、ユーザーからの問い合わせに対応している。質問者にダイレクトに答える形となるので、まるで、リアルタイムのQ&Aコーナーのようでもある。数年前に一般的だった掲示板を使ったやりとりに近い。小売店では、店舗スタッフの単なる「つぶやき」はもちろんのこと、商品の入荷状況やセールの案内など、バイクショップでも活用できる使い方を見ることができる。

ショップでどう使うか?

さて、具体的にツイッターの活用方法を見ていこう。販促面としては、新たに入庫したバイクの情報になるだろう。文字情報のみとなってしまうが、その分手軽に投稿していける。ブログでは写真も一緒にアップしないと何となく物足りなさを感じてしまうが、ツイッターならそんなこともない。リンクは貼れるので、ホームページに掲載→ツイッターに掲載情報(ホームページへのリンク)を投稿といった使い方ができる。また、メインの情報発信はHPかブログに変わりないはずなので、それらの更新履歴をツイッターでという使い方もできる。また、相手のつぶやき内に投稿できる機能(@付き投稿)があり、これを使ってツーリングや走行会、レースといったイベントの打ち合わせ、意見交換もできる。冒頭で述べた「フォロー」により、イベント当日の状況を簡単に実況中継し、フォローしているユーザーに伝えることも可能だ。既存のブログでもできないことはないが、ツイッターの気軽さは一度試していただきたい。

(写真1)
至ってシンプルなツイッターのトップ画面。ログインしなくても、どんな「つぶやき」が投稿されているのか見ることができる。

(写真2)
簡単な手順でアカウントは取得できる。ログインするとこの画面になる。「いまなにしてる?」の下欄に140字以内で「つぶやき」を書くだけがツイッターのメイン機能となる。

(写真3)
毎日新聞のサイト「毎日jp」の記事にはツイッターのボタンが設置されている。クリックすると投稿画面へ移動するので、新聞記事に対する「つぶやき」ができるというわけだ。

(写真4)
自治体での中では一番最初に導入されたと言われている「青森県庁」のツイッター画面。最新情報をツイッターからも発信することで、既に活用している媒体と合わせて情報提供の幅が広がる。これはバイクショップでも同じことが言える。

人間もパソコンも猛暑対策は不可欠 ダウンさせず寿命をのばそう!

人間にとってもパソコンにとっても猛暑は辛い。24時間空調の効いた環境があればいいが、現実はそうはいかず、やはり暑い環境にさらされてしまうのがほとんどだろう。何らかの暑さ対策(熱対策)は不可欠になってくるわけで、パーツ交換といった上級者向きではなく、今回は誰でもできる簡単な方法を見ていきたい。

人間だけでなくパソコンも猛暑でダウンする

埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市で40.9度を記録したのが2年前の2007年8月。昨年は40度オーバーこそなかったものの、7月末にやはり多治見市で39度まで上昇するなど、今は1年のうちで最も気温が上昇する時期となる。人間が熱中症でダウンするのと同様に、パソコンも暑さでダウンする。仕事や日常生活で当たり前のように使っているパソコンは、実は超精密機器であることを忘れていないだろうか。現在は熱対策もある程度しっかりしており、古いパソコンのように熱暴走(エラー頻発、勝手に再起動、突然電源落ちるなど)は少ないかもしれないが、それでも高温の時期に対策なしで使用するのは寿命を短くするし、ダウンさせる可能性を高めてしまう。

ついついやってしまう事例

そこで、まずはパソコンの配置を工夫し、少しでも風通しの良い環境を作ろう。複数のパソコンを密接に並べてしまったり、狭い空間に本体を押し込んでしまうのは良くない。ファンの近くにモノを置くのもご法度だ。モニターやプリンターなどの周辺機器との接近も避けたい。ノートパソコンは膝の上や布団の上に置いて使うこともあるだろうが、放熱効果を下げる原因となるため、できることなら机やテーブルといった固い場所で使い、かつ、本体との間には空間を設けたいところだ。ノートパソコンの場合、不意に本体裏面を触ったときに熱いと感じたことがあるだろう。もちろんデスクトップでも同じように発熱しているわけで、どれくらいの高温になっているのだろうか。

フリーソフトで温度を測ってみる

発熱するのはCPUや電源、そしてハードディスクとなり、フリーソフトを使ってハードディスクの温度や使用時間などの状態を調べることができる。「HDDスマートアナライザー」や「スマートチェッカーミニ」などいくつかのソフトがあり、それらの中でも「クリスタルディスクインフォ」はUSBで接続した外付けHDDの状態も表示してくれる。左上部に各HDDの温度と「正常」といった健康状態が表示されている。適正温度は40~45度、動作が保障されているのは55度程度なので、あまりにも高温になっている場合は何らかの冷却対策をしよう。また、健康状態や項目に表示されている数値からHDDの交換時期を判断することもでき、壊れる前に対応できる。

少しの設定変更でなるべく電気を使わないようにする

HDDなどの温度は作業をしている時はもちろんのこと、何も作業をしていなくても、通電していれば上昇してしまう。そこで、一定時間パソコンを使わないときは「スタンバイ」に移行するように設定しておこう。「スタート」→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「電源オプション」で、「システムスタンバイ」を10~20分に設定しておけば、無駄な通電を抑えられる。休止状態よりも復帰が早いのでスタンバイの活用はオススメだ。一緒に「モニタの電源を切る」の時間設定をしておけば電気代の節約にもなる。スクリーンセーバーよりも「スタンバイ」と「モニタの電源を切る」の組み合わせが有効だ。

温度を下げてハードディスクの寿命を延ばそう

HDDの温度が高温になっている場合、HDD以外のパーツももちろん高温になっている可能性が高い。パソコン本体の周囲、特に冷却ファンの近くにはモノを置かず、風通しの良い環境を作るのは前述のとおりで、1000円程度で購入できるクリップ式扇風機や、USB対応のミニ扇風機で風を当ててやるだけでもだいぶ効果がある。ノートパソコンの場合は、ファン付きの冷却台を使うのもいいだろう。また、本体の冷却ファンの回転数を制御できる「スピードファン」というフリーソフトがある。これを使ってファンの回転数を100%に設定しておくのも1つの方法だ。いずれにしても、パソコン本体内の温度を下げるのは大切で、ハードディスクの寿命を延ばすことにもつながってくる。

(写真1)
このように複数のパソコンを並べて置くなど、発熱するものを近くに置く、風通しを悪くする置き方は避けたい。また、背面の冷却ファン付近をモノで塞ぐのはご法度だ

(写真2、3、4)
「クリスタルディスクインフォ」は外付けHDDの情報も表示してくれる。温度はもちろんのこと「健康状態」の表示も親切だ。「スマートチェッカーミニ」や「HDDスマートアナライザー」も同様のソフト。ベクターや窓の杜でダウンロードしよう

(写真5)
電源オプションのプロパティで「スタンバイ」に入るように時間設定をしよう。こうして不要な通電を切ることで、温度の上昇を抑え、加えて節電にもなる。

(写真6)
USB電源で動くグリーンハウスの首振り扇風機。もとは人間用のものだが、これをPCに向けて使ってみよう。

ウイルス対策はソフト+オンラインスキャンの複数チェックがオススメ!

先日、新型が登場し感染が広まったことで話題となったインフルエンザウイルス。これがパソコンの世界となると、新型のウイルスは常に発生しており、慌ててマスクを買い揃えるといった「後付け防御」ではなく、常に対策を施していないと大変なことになってしまう。今回はソフトの導入に加え、オンラインのスキャンサービスを見てみる。

ウイルス対策ソフトの導入は今や「当たり前」!

セキュリティソフトがインストールされていないパソコンで、モデム直結やファイアーウォールオフなどインターネットからの侵入をオープンにしている状態だと、ものの数分、数秒でウイルスに感染するというのはご存知だろうか。インフルエンザが大流行しているところにわざわざ飛び込んでいくようなもので、ネット接続するならウイルス対策ソフトのインストールは「当たり前」なのだ。なので、メーカー製パソコンであればシマンテック、マカフィー、トレンドマイクロなどのソフトが標準で入っている。これらの有名どころに加え、ふたつのウイルス検索エンジンを搭載した唯一のソフト「G DATA」をはじめとして、市販ソフトは種類も豊富になり、また検出率の向上やウイルス定義ファイル更新の短縮化など、年々性能が向上している。ただ、必ずこれらのソフトじゃないとダメかというとそうではなく、実はフリーソフトも侮れない存在なのだ。

無料のウイルス対策ソフトも十分な性能を誇る

有料ソフトの方が高性能で安心といった感じがするかもしれないが、最近のフリーソフトでも十分な機能を備え、高い検出率を誇るものが登場している。例えば、「アバスト!ホームエディション」や「AVGアンチウイルスフリーエディション」、スパイウェアをチェックしてくれる「スパイボットサーチアンドデストロイ」、無料のオフィスソフトでもお馴染みのキングソフト「インターネットセキュリティ」などだ。定義ファイルの更新期間が少々長いことや、未知のウイルスに対応しないなどはあるものの、常駐機能がほとんどないので、パソコンの動作が重くなりにくい。メインパソコンは有料ソフト、使用目的を限定したサブパソコンなどは無料ソフトと使い分けてもいいだろう。

未だにウイルス対策ソフトをインストールせずにパソコンを使用している方は、これらのフリーソフトで構わないので、今すぐにでもインストールすべきだ。

オンラインスキャンの併用で「漏れ」を防ぐ

有料ソフト、フリーソフトでも十分な性能を誇るが、それでも100%完璧にウイルスを検出できるかと言えばそうではない。複数のウイルス対策ソフトでフィルターをかければ検出率は高まるだろうが、同時に複数のソフトをインストールすることはほぼ不可能なため、検出率の高いソフトに乗り換えるか、または、オンラインのチェックサービスを利用して対応するといいだろう。オンラインサービスは代表的なシマンテックやトレンドマイクロをはじめとして、カペルスキーをベースとした@nifty(ニフティ)やマイクロソフトなど、いくつか存在する。ウイルス対策ソフトがインストールされていないパソコンの事前チェックに使用してもいいし、今回のように複数のフィルターを通す目的で使ってもよい。インターネット環境が整っていればどこでも使うことができるので、利用する価値は十分ある。次に、実際にオンラインスキャンを試してみる。

オンラインスキャンを実践してみた

オンラインスキャンでどういった結果になるのだろうか。シマンテックのノートン・インターネット・セキュリティーをインストールしているパソコンで、まずはトレンドマイクロのオンラインスキャンを実施。ハードディスクの全容量80GB、使用容量約30GBで、スキャンに1時間超かかった。結果は、ウイルスやスパイウェアは見つからなかったが、セキュリティホールが6件あるという診断結果が出たため、早速、マイクロソフトのアップデートで更新プログラムをインストールした。

次に「@niftyウイルスチェックサービス」を実行。検出精度の高いカペルスキーをベースとしているため、何か検出されるかと思ったが、無事何も検出されずに終了した。この他、「エフセキュア」や「マイクロソフト」のサービスも試してみたいところだ。こうして、ソフトがインストール済みでも、オンラインスキャンは可能なため、気になる方は是非併用することをおすすめする。

(写真1)
5月までの19か月連続検出率1位を誇る「G DATA」。2つのウイルス定義ファイルを併用することで、限りなく100%に近い検出率を実現している。新たに導入するなら候補に入れておきたい1本だ。

(写真2)
ウイルスバスターでお馴染み、トレンドマイクロ(http://www.trendflexsecurity.jp/)のオンラインスキャンを実行した結果、ウイルスやスパイウェアは0件だった。しかしセキュリティホールが発見されたので、すぐにアップデートした。

(写真3)
続いて、ウイルス検索エンジンの精度に定評がある「カペルスキー」をベースとした「@niftyオンラインチェックサービス」(http://www.nifty.com/security/vcheck/)を実行。幸いなことに、ここでもウイルスは検出されずに済んだ。

(写真4)
エフセキュア(http://www.f-secure.co.jp/)のオンラインスキャナ。チェック途中の画面で、スパイウェアが1件ヒットした。どのオンラインチェックでもそうだが、定義ファイルのダウンロードとスキャンには相応の時間がかかるため、長時間パソコンを離れるときや、寝る前に実行しておくといいだろう。

(写真5)
スパイウェアをチェックできるスパイボット。ウイルス対策ソフトではスルーしてしまうスパイウェアも検出可能なフリーソフトだ。常駐型ではないので、すでにインストールしてあるセキュリティソフトと併用できる。ただし、動作が不安定になったら削除しよう。

自己防衛を心がけよう! 手軽ゆえに危険性もあるUSBメモリー

安価に購入できるようになったUSBメモリー。差し込むだけで使える手軽さと、邪魔にならない大きさから、多くの方が使用していることだろう。あちこちのパソコンを行き来するUSBメモリーの特性と、自動実行機能を悪用したウイルス感染があるのはご存じだろうか? 紛失した際の情報漏洩と合わせてUSBメモリーならではの危険性がある。今回は簡単な対策方法を見てみる。

手軽で便利なUSBメモリー

メーカーやブランドを問わなければ、8GBで1500円~、16GBで3000円~と安価に購入でき、データ保存機器として身近な存在となったUSBメモリー。GB単価は少々高めだが、大容量の32GBも7000円~8000円で入手でき、ひと昔前のハードディスクと同容量を簡単に持ち運びできるというわけだ。メールで送信するにはちょっとファイル容量が大きすぎて、700MBあるCD-Rに書き込むのはもったいないという場合にも重宝するし、逆にCD-Rに入り切らない多数の画像を保存するものいいだろう。こうしてUSBメモリーを別のパソコンに挿し込み、データの移動やコピーはもちろん、そのまま作業もできるわけだが、そこには危険もある。

手軽ゆえに危険もいっぱい

その危険とはウイルスや紛失だ。ウイルスの感染経路はメールの添付ファイルやホームページの閲覧、または外部からパソコン内への不正侵入などがあるが、今ではUSBメモリーによる感染の危険もあるのだ。これは、ウイルスに感染したパソコンにUSBメモリーを差し込み、その時に表示される「実行する動作を選択」する画面で何かを選択するだけでウイルスがUSBメモリー側に保存され、そのUSBメモリーを別のパソコンに差し込み、同様の操作をすると別のパソコンも感染するというものだ。また、今さら言うまでもないが、USBメモリーを紛失した際に、第3者にデータを見られる、盗まれるという危険もある。どちらのケースも自己防衛は必須だ。

USBメモリーウイルスの対策

では、USBメモリーウイルスに感染しない、させない方法はないのだろうか。まず、USBメモリーの自動実行機能を停止してしまおう。通常、そのままUSBメモリーを差し込むと、実行する動作を選択する画面が表示されるが、この一覧から選んで作業を進めるとウイルスに感染してしまうので、「Shift」キーを押しながらUSBメモリーを差し込もう。こうすると、選択画面は表示されない。開くときは「マイコンピュータ」からUSBメモリーを右クリックし「エクスプローラ」で表示させよう。また、USBメモリーの「プロパティ」から「自動再生」タブで「混在したコンテンツ」に切り替え、「実行する動作を選択」は「何もしない」に設定を変更しておけば安心だ。

紛失に備えたデータプロテクト

どんなに気を付けていても紛失しないとは限らないため、万が一のために備えて、データを守っておく必要がある。そこで便利なのが「USBドライブ・セキュア・ツール」というフリーソフト。これを使えば、USBメモリー内にパスワードと暗号化で保護できるフォルダーを作成可能だ。細かい手順は省略し、USBメモリー内にソフトがインストールされ、「SECRET」というフォルダーが作成されたら、ソフトを起動しパスワードを設定。するとこのフォルダーが表示されるので、この中に保護したいファイルを入れておく。取り外すときにはタスクトレイのアイコンをダブルクリックすると暗号化される。再度表示させるときはソフトを起動し、パスを入力するだけだ。

紛便利なものを安心・安全に

この他にも、「USBメモリーのセキュリティ」といったソフトもあるので試してみてもいいだろう。また、ウイルスに関しては、セキュリティソフトでまめにウイルススキャンを実行しておくとか、USBメモリー内にインストールできるウイルス対策ソフトもあるので、外部のパソコンに挿した後には必ずチェックするようにしてもよい。「風邪」と同じでどこでもらってしまうか分らないため、ウイルス対策ソフトの併用は効果的だろう。少々高価になってしまうが、最新のUSBメモリーならウイルス&セキュリティ対策済みのものも発売されていて、指紋認証機能を備えたものもある。とても便利なUSBメモリーだから、安心、安全に活用したいところだ。

(写真1)USBメモリーを挿し込むとこの画面が表示される。ここで何らかの動作を選択するとウイルスに感染する可能性が。

(写真2)「マイコンピュータ」からUSBメモリーの上で右クリックし「エクスプローラ」から開くようにすれば感染を防げる。

(写真3)USBメモリーの「プロパティ」から「自動再生」タブで「混在したコンテンツ」に切り替え、「実行する動作を選択」を「何もしない」にし、USBメモリーを挿し込んだ時の自動実行を停止しておこう。

(写真4・写真5)「USBドライブ・セキュア・ツール」のインストールで、USBメモリーは「取り外し可能」と表示される。USBメモリー内にインストールされたソフトを起動し、パスワードを設定すると、専用のフォルダーが表示されるので、その中にファイルを保存する。

(写真6)外部のパソコンに差し込んだ後は、ウイルス対策ソフトでまめにスキャンするよう心掛けよう。

(写真7)バッファローの指紋認証機能付きUSBメモリー。8GBで実売価格2万7000~と高価だが紛失時の安全性は高い。

ますます増える携帯ユーザー 携帯メールのマナーが気になりませんか?

パソコンに迫る勢いで利用者数が伸びている携帯電話からのインターネットやメール送信。場所や時間を問わず使えるため、パソコンよりも携帯派という人や、パソコンメインだったが携帯の利用が増えたという人も多いはずだ。こうした中、ショップへの問い合わせ(メール)も携帯からが増えていることだろう。今回は、携帯メールのマナーの悪さについて触れてみる。

ますます高まる携帯電話でのインターネット利用

総務省が4月7日に発表した平成20年通信利用動向調査によると、インターネットの利用者数は9091万人で、平成19年末から280万人増加した。このうち、「モバイル端末のみ」「モバイル端末・パソコン併用」を合わせた「モバイル端末からの利用者数」は7506万人で、平成19年末から219万人増加。逆にパソコンからの利用者数は減少しており、ますます携帯電話にシフトしていることが伺える。
こうした状況から、ショップへの問い合わせも携帯電話のメールからが増えているのではないだろうか。すると、パソコンメール同士でのやり取りでは見られなかったいくつかの問題が出てきているはずだ。以下でそれらを取り上げていく。

マナーの悪さがいくぶん気になる携帯メール

パソコンから送信してくるメールでも同様のことが言えるので、「携帯メール」と限定してしまうと語弊があり、本来ならば送信者の問題というのが正解だ。しかし、あえて携帯メールによく見られる悪いマナーとして挙げてみると、
・名前を名乗らない
・件名がない
・口語(タメ口)
・あいさつがない
・本文なし(写真添付の場合)
などなど様々あり、「ら抜き言葉」など文章的な問題も見られる。受信するショップ側にとっては業務上困ることもあるだろうし、中には気分を害するものもあるだろう。なぜ携帯メールにこういった事例が多いのか、また、これらにどう対応したらよいのだろうか。

なぜ、携帯メールのマナーが悪いのか

マナーの悪いメールのほとんどは、「携帯世代」と呼ばれる中学生、高校生の頃から携帯電話を普通に使用している20代が送信しているケースが多いようだ。「通話による会話」よりも「メールによる会話」に抵抗がなく、なかば当たり前になっているため、その延長で、初めての問い合わせであっても口語調のおかしなメールを送ってくる。また、携帯メールは「会話の手段」であるため、いちいち件名を入力することはなく、さらに、携帯同士のメールでは名乗るほうが不自然なため、本文に名前を明記することもない。ただ、これらの行為は携帯世代にとっては自然なことで、「マナーが悪い」と感じるのはポケベル世代以前の方、手紙やメールの書き方を学んだ方のはずだ。

マナーの悪い携帯メールの対処方法

携帯から送信されたメールがパソコンのメールソフトでどのように表示されるのかが分かっていれば、前述のような件名なし、名前を名乗らないといったメールを送ることもないはずだが、携帯ユーザー全員が理解しているわけではない。そこで、困った携帯メールが届き、それに返信する際にひと言アドバイスを添えてみよう。例えば、件名がなかった場合には、「件名がないメールは迷惑メールと判断されてしまうため、車名や注文番号を入力して送信してください」といった感じだ。名無しメールの場合は、「1日に多数のメールを処理しているため、送信者がすぐに分かるよう本文の最初か最後にお名前をお願いいたします」とし、少しずつメールのマナーを広めていこう。

今後も切り離すことができない携帯ユーザーと気持ち良く

またHP(携帯サイト)に、「お問い合わせ・メール送信の際のお願い」として同様の注意書きをしておくことで、マナー向上を図ることもできるはずだ。あとは、ショップ側が送信するメールも十分に気を付けなければいけないのは言うまでもない。加えて、携帯電話は時間を問わず常に手元に置いておく性質があることから、早朝・深夜のメール送信は避けたいところだ。バイクの走行と同じで、ショップ側がマナーを守ることで、初めてユーザーにもアドバイスできる。携帯ユーザーは今後も切り離すことができないのは明らかであり、「メール処理」という業務量がもっと増えていくことだろう。マナー良く、気持ちの良いメール送受信をしていただきたい。

【マナーの悪い携帯メールの実例】

「商品が届かない」
たったひと言、これだけしかなく、名前や何の商品かは分からない。送信者は「自分が誰なのか分かってもらっている」と勘違いしているのだろう。
「ここで●●を買ったんですけど自分が乗ってるバイクにつきそうにないんですよ。■■がないんで。どこかにつくって書いてあったんですけどどうなんすか?」
ほぼ原文のまま。口語調で送信してくる悪い例。言葉使いを注意する必要はないが、ショップ側が送信するメールでは決して口語調にしないように。
「まだ在庫ありますか??どれくらい値引きできますか??前から欲しかったので値引きお願いします!!連絡待ってます!!」
「!」マークや絵文字(ここでは省いた)を多用するのも携帯メールの特徴。絵文字は化けてしまうので、アドバイスしたほうがよい。

インターネット利用端末の種類

総務省「平成20年通信利用動向調査」より。「モバイル端末からの利用者数」は平成19年末から219万人増加し7506万人に。今後ますます携帯へシフトしていくだろう。

ソーシャルブックマークで「お気に入り」の共有・公開 活用次第でアクセス数アップも!

ウェブ上でお気に入りを共有できるソーシャルブックマーク。国内最大級の「はてなブックマーク」が2005年に登場し、昨年11月にはリニューアル。同様のサービスは他のポータルサイトにもあるため、見たことはある、活用してみたいという方も多いはずだ。仕事場や自宅で同じ「お気に入り」が使え、また、検索エンジン対策とは違ったアクセス数確保の手段としても活用できる。そんなソーシャルブックマークについて見てみよう。

ウェブ上の「お気に入り」であるソーシャルブックマーク

ホームページを閲覧するソフト(ブラウザ)の代表的なものにインターネットエクスプローラー(以下IE)などが挙げられ、どのブラウザにも必ず「お気に入り」「ブックマーク」という機能がある。今さら説明の必要はないが、よく見るサイトを登録しておくことですぐにアクセスでき、その都度検索する手間を省ける。しかし、例えば仕事場のパソコンでお気に入りに登録したホームページを自宅のパソコンで見たい場合には、改めて探して登録しなければならず少々面倒だ。そんな時に便利なのが「ソーシャルブックマーク」というサービスだ。ひと言で言えば「ウェブ上のお気に入り」で、自分自身のみならず不特定多数の閲覧者が利用できるブックマークだ。

数多く存在するソーシャルブックマーク

ソーシャルブックマークは様々なところでサービスを提供しており、よく知られたものとしては「はてなブックマーク」、ポータルサイト系では「livedoorクリップ」「@niftyクリップ」「Yahoo!ブックマーク」「gooブックマーク」などがあり、様々なウェブサービスを提供するFC2の「FC2ブックマーク」がある。不特定多数に公開はされないが、ウェブ上に登録しておけるという意味では「Googleブックマーク」もある。どれもアカウントを取得すれば簡単に利用できるが、機能的に大差はないので、まずはすでに利用登録をしているサイトのブックマークサービスを使ってみるといいだろう。今回は「はてなブックマーク」を例に見てみる。

ソーシャルブックマークの使い方は簡単

使い方はとても簡単で、画面右上の「追加」をクリックし、ブックマークに登録したいURLを入力、追加ボタンを押して完了だ。コメント欄には「タグ」を入力することができ、ブックマークをタグで分類していくことも可能だ。別途インストールすることで、はてなツールバーやGoogleツールバーからも登録が可能になる。再度画面右上を見ると「設定」からブックマークのタイトルの変更や公開・非公開の切り替えができる。後述する活用方法によって、タイトルをショップ名にしてもいいだろうし、あくまでもプライベートで使うなら非公開設定にしてしまおう。はてなブックマークのトップには人気記事が表示され、登録ユーザー数もわかる。

自店HPへの誘導にソーシャルブックマークを活用

自店のホームページを運営している方なら、「リンク集」といった形で関連サイトやユーザーのホームページへのリンクを貼っているだろう。この内容をそのままソーシャルブックマークにも移行し、同じ内容の2つのリンク集を作っておくことで、誘導経路を増やすことができる。また、ショップの特色を反映したブックマーク、例えばミニバイクに力を入れているショップであれば、ミニバイクに関連したサイトのみのブックマークを作り、その中に自店へのリンクを登録しておくことで、ミニバイクに興味を持ったネット上のユーザーの目に触れる可能性が高くなる。この「自店のリンク集のコピー」、「ある分野に特化したブックマーク」という使い方を是非試していただきたい。

ソーシャルブックマークに登録してもらう

逆に、ソーシャルブックマークを使っているユーザーに自店HPへのリンクを登録してもらうという方法もある。実店舗のユーザーであれば電話やメールで直接お願いできるが、目に見えない潜在的なユーザー(閲覧者)にはどのように登録を促していけばいいだろうかというと、HPに「ブックマークボタン(登録ボタン)」を設置しておくことで、簡単に登録してもらえるようになる。それぞれのソーシャルブックマークサービスに登録ボタン設置用のソース(コード)があるので、それをコピーしてHP内に記述すればよい。また、複数のソーシャルブックマークに登録できるブックマークボタンを配布しているサービスもあるので、これを利用するのもいいだろう。

何かと便利なオンラインストレージ活用のススメ

USBメモリ経由でウイルスが感染するなど、ファイルの持ち運びも安心できなくなった今では、オンラインストレージの活用も検討してみてはいかがだろう。ネット環境が整っていればどこでも利用できるので、外出先でエクセルの続きを、なんていうことも可能。また、自店のホームページの代わりにストレージに写真やお知らせをアップしてユーザーと共有、といった使い方もできるので、何かと便利だ。そんなオンラインストレージに触れてみる。

ストレージとはデータを保存するもののこと

パソコン用語にはカタカナや英語が多く、それが分かりにくいという方も多いはずだ。今回取り上げるオンラインストレージの「ストレージ」とは記憶装置のことを言う。パソコンの内部にあるストレージと言えばハードディスク(HDD)となる。また、CD-RやDVD-Rといった光ディスク、デジカメに使用されるSDカードやコンパクトフラッシュもストレージと言える。数年前まで主流だったフロッピーディスクなどの磁気媒体も含め「データを記憶しておける(保存できる)もの」と覚えておけばいいだろう。ネット環境が整っていれば利用できるのがオンラインストレージで、無料で利用できるものも多く、用途によっていくつかの種類がある。

オンラインストレージもいろいろある

オンラインストレージといってもいくつかの種類があり、画像専用や動画専用から、ファイルなら何でもOKというものまである。また、大容量のファイル転送サービスもオンラインストレージの一種と見ていいだろう。これは、ファイルをアップロードすると同時に、送信先のメールアドレスを登録することで、相手にダウンロード先のURLを知らせてくれるもので、ファイルは一定期間で削除される。メールでは送信エラーになってしまいそうな大容量ファイルなら、このサービスを利用するとよい。「宅ふぁいる便(http://www.filesend.to/)」や「ファイルバンク(http://www.filebank.co.jp/)」などが代表的だ。

写真に特化したピカサ(Picasa)は使いやすい

グーグルが提供する写真の管理ソフト&ウェブアルバムのピカサ(Picasa)もオンラインストレージのひとつ。ソフトをダウンロードしてインストールする点ではフリーソフトにあたるが、ウェブアルバムはオンラインストレージになる。容量は1GBで、今時のデジカメで撮影した画像なら300~400枚はアップロードできる。アップロードはパソコンにインストールしたソフトで簡単にでき、また、画像管理・画像編集ソフトとしても十分な機能を備えているので、入れておいて損はない。
ウェブアルバムは共有できるので、イベント等の多数の写真をアップロードし、参加者に「ダウンロードはご自由に!」といった使い方ができる。

超大容量のスカイドライブならバックアップ先としてもOK

写真に特化したものではなく、ほぼどんなファイルでも保存しておけるものとして、多くの人が目にしているのが「ヤフーブリーフケース(http://briefcase.yahoo.co.jp/)」だろう。容量は1GBで通常の使い方であれば十分なサイズだが、もっと大容量をという方には「スカイドライブ」もある。マイクロソフトが提供しているもので、当初の5GBから25GBへ容量アップし、数年前のノートパソコンと同等のサイズになった。CD-RやDVD-Rの永久不滅神話が崩れ、保存したデータが100%安全ではないということが分かった今では、これらに加えて「スカイドライブ」にもデータをバックアップという使い方もできるだろう。

不特定多数でのファイル共有や閲覧場所として活用

スカイドライブの初期状態では「ドキュメント」や「公開」というフォルダーが用意されている。前述のデータのバックアップとして使うのは、他人がアクセスできないようロックされている「ドキュメント」になる。不特定多数がファイルを閲覧するには「共有」フォルダーを使えばよい。また、新しくフォルダーを作成し、共有相手を「自分のみ」や「全員」、「自分のつながり」と設定することも可能なので、イベントの告知などはユーザーも含めて見てもらえるよう「全員」、業務に関わることなどスタッフ間のみの閲覧なら「自分のつながり」と設定しておけば限定できる。外出先でも使えるオンラインストレージは何かと便利なので、ひとつ利用登録しておいてもいいだろう。

携帯サイトは必須になるか?! 急速な利用者増をうけ、ショップのモバイル対応を進めよう

インターネットの利用というとパソコンからのイメージが強いかもしれないが、実は携帯電話をはじめとしたモバイル端末からの利用が急速に増加している。これは、大手のインターネットサービスが携帯対応になっていることからも明らかで、パソコン環境を前提としたページに加え、これからは携帯用ページの公開も必須になってくるはずだ。

モバイルの現状

2007年11月では約9997万台だった携帯電話の契約台数は、翌12月には1億台を突破。2008年12月現在では約1億583万台となっている。これにPHSの契約数約457万台を加えると、1億1000万台の「ケータイ」が使われていることになる(参考:電気通信事業者協会)。ここで、インターネットの利用状況を見てみると、携帯電話・PHS・携帯情報端末からの利用者は7287万人で、パソコンからの利用者数7813万人とほぼ同数と言っていい程の数字となっている(総務省・平成19年通信利用動向調査)。平成19年の数字なので、平成20年の集計では逆転している可能性も十分ある。高速データ通信が可能な3G端末の普及と、パケット定額制によりケータイからのインターネットの利用は急速に高まっており、今すぐにでも、ホームページ運営者はパソコンのみならずケータイへの対応も考えなければならない。

ショップとしてのモバイル対応

おそらく、パソコンでの閲覧を前提としたホームページの他に、ケータイ専用のものを用意しているショップは少数ではないだろうか。しかし、前述のとおり、ケータイからのインターネット利用は増えており、若い年齢層ほど「ケータイがメインでパソコンは2次的利用」という傾向がある。そういったケータイ世代を逃さないためにも、また、ケータイへの依存度が高い既存ユーザーのためにも、モバイル用ページを用意しておく必要がある。身近なホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」では、PCサイトを携帯サイトに一括変換できる機能などを備え、モバイル用ページの作成に対応しているので、ショップスタッフがホームページを作成しているのならば、こういったソフトを活用してみるといいだろう。後述するが、あえてモバイル用ページを設けなくても、携帯に対応したブログやSNSのサービスを活用することで、上手く代用することも可能だ。

携帯サイトならではの制約

ムーバブルタイプ(Movable Type)やワードプレス(WordPress)に代表されるCMSを使ってホームページを運営しているなら、プラグインの導入で比較的ラクにモバイル対応が可能だろう。しかし、CMSを使っていない場合、新規でモバイル用ページを追加していくのにはそれなりの労力を必要とし、またパソコン用ページ以上に制約が多い。例えば、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)によって仕様が異なるため、それぞれの特徴を把握しながらページを作る必要がある。また、メーカー、機種、世代によっても画面サイズが異なるし、対応する画像の形式も違うので、実に複雑。そして何よりも、1ページあたりの情報量がパソコンと比べて極端に少なくなるため、これを考慮した内容とナビゲーション作りはパソコン用ページとまったく異なり、一番頭を悩ませる。これらの問題を簡単にクリアできるのがブログサービスの利用となる。

無料ブログの活用で省力化

無料ブログサービスの利点は、携帯各キャリアに対応した表示が可能なことと、ネット環境が整っていればパソコンからも携帯電話からも更新・管理ができる点だ。既存のページはあまりアクセスがない、更新にかける時間を少しでも減らしたいという方なら、いっそのことメインの運用を無料ブログに移行してしまうのもひとつの方法だ。ブログというと時系列的、日記的なイメージが強いかもしれないが、テンプレートの修正で時間的な要素は排除できるし、コメントやトラックバックを停止させる機能も備えているので、ブログっぽくないブログ、一見すると普通のホームページのようなブログを作成することもできる。有名人の利用が多く、アクティブユーザー数も他を圧倒するアメーバブログ、機能豊富なFC2ブログ、初心者にもオススメなライブドアブログなど、どれも携帯からの投稿が可能。カスタマイズ性などは実際に使って確かめてみるといいだろう。

「思い出せない・・・」とならないためのID・パスワード管理

インターネット上のサービスを利用する際、必ずと言っていいほど必要となるIDとパスワード。どんどん増えるにもかかわらず、管理が疎かになって、久しぶりに使おうとしたときには「IDとパスワード」が思い出せない・・・といったことになっていないだろうか。今回はそれらの管理と、「オープンID」について触れてみる。

「あ、パスワード忘れた」

様々なサイトで提供されるサービスを利用する際に、必ず必要となるIDとパスワード。ブログやSNS、ウェブメール、ネットショッピング、ネットバンキングなどなど、どれも「IDとパスワードを入力しログイン」というアクションが発生する。普段よく利用するサービスなら、まず忘れることはないだろうが、登録したもののほとんど使っていないサービスでは、見出しのように、どうしてもIDやパスワードが思い出せないといった経験が少なからずあるはず。登録時に送信されてきた確認メールも見当たらず、走り書きしたメモもどこへやら・・・。自分の記憶だけが頼りという状態では、いざという時に困ってしまう。

そこで、原始的かつ確実な方法は、サービスの利用登録をする度に、IDとパスワード、サイト名とURLをプリントアウト、または専用のノートを用意し書き込んでおくこと。おそらく、これに勝る方法はないだろう。ただ、不特定多数の人に見られないよう、確実に保管しておかなければいけないのは言うまでもない。

パスワードの管理の工夫

前述のアナログ的な保管方法を実践した上で、さらにひと工夫した保管方法はないだろうか? プリントアウト用に入力する際にはワードやエクセルなどを使うだろうが、それをそのままパスワード一覧としておこう。ただ、この一覧を誤って削除してしまう可能性も考えられるので、1つのID・パスワードにつき1ファイルで保存しておくとリスクが減る。

また、メールで管理する方法もある。IDやパスワードを入力したメールを「自分宛」に送信しておくことで、受信メールの一覧(アウトルックエクスプレスでは受信トレイ)から検索できるので探しやすくなる。件名に決まったキーワードを入れておき、メールソフトのフィルター機能を使えば、自動的にフォルダに振り分けることもできるので整理もラクだ。さらに、宛先を間違って送信してしまわないように、送信せずに「下書き」のままにしておくのもいいだろう。いずれにしても、探しやすいタイトル(件名)をつけておくのが肝心だ。

フリーソフトで簡単管理

ID・パスワードは、フリーソフトを使えば簡単・便利に管理できる。ここではベクターや窓の杜でダウンロードできる「ID Manager(IDマネージャー)」を紹介する。インストールしてソフトを起動すると、IDやパスワード、サイトのURLを入力・登録できるようになっている。画面上で登録したURLを開き、ワンクリックでIDとパスワードを自動入力できるのでとても便利だ。また、タスクバーに常駐させておけば、右クリックでこれらのアクションを実行することができる。

便利な機能に「パスワード自動生成」がある。IDやパスワードは自分自身が覚えやすいよう、どうしても同じような内容に偏ってしまいがちなので、自動生成機能はとても助かる。また、保存したIDやパスワードはCSV形式やXML形式で出力が可能なので、新規でサイトを追加する度にバックアップしておけば安心だ。今までのID・パスワード整理用に使ってみてはいかがだろうか?

オープンIDで統一

サイトAとサイトBという2つのサイトに会員登録している場合、通常ならば、その2つのサイトのIDとパスワードは異なるもののはずだ。それぞれIDとパスワードを覚えないといけないわけだが、「OpenID(オープンID)」に対応したサイトならば、ひとつのアカウントでそれぞれのサイトにログインできるので便利だ。まだまだオープンIDに対応したサイトは少ないものの、ライブドアやヤフー、ミクシィなどでオープンIDを発行できるので、簡単に見ておこう。

まず、発行サイトでオープンIDを発行。よく利用するサイトから発行すればいいだろう(例ではヤフー)。次に、オープンIDに対応したサイトのログイン画面を見てみると(例ではチョイックス)、通常のID・パスワードの入力欄の他に、「オープンIDでログイン」する項目があるはずだ。ここに発行されたURL形式のオープンIDを入力することで、ヤフーのID・パスワードでチョイックスを利用できる。こういったオープンIDがあることも覚えておいていいだろう。